港北ニュータウン スィーツの美味しいカフェ5店
横浜の北側にある都筑区内の丘陵地に広がる港北ニュータウンは、大型商業施設や文化施設、緑豊かな緑道や公園があり、都市と自然が見事に調和しています。
歩道や自転車専用道路が整備され、住環境も抜群です。そんな港北ニュータウンの横浜市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインの停車駅、センター北駅と、センター南駅に焦点を当ててスィーツの美味しいカフェを5店厳選しましたので紹介します。
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ベッカライ徳多朗
横浜市営地下鉄ブルーライン「センター北」駅を降りてすぐの商業施設「Yotsubako」の1階にあるベーカリー併設カフェが、「ベッカライ徳多朗」です。
ガラス張りのお洒落な外観です。
入口付近からもお客様で賑わう様子が伺えます。
店内は天井が高く、自然光のシャワーが降り注ぎ、気持ちの良い開放感に包まれています。
カフェとして利用するお客様も多く、カウンター席が12席、テーブル席は24席あります。
週末の午後1時近くの店内は、若いご夫婦らしいカップルや、家族連れで賑わい、さすが人気店といった感じです。
入口右側付近にパンが置かれたケースが並びます。
テイクアウトや、広い店内でゆっくりいただこうとするお客様がパンを求め、列になっています。
調理パンから、ハード系のパン、クロワッサンにデザート系のパンなどが並び、バターとミルクの香りと香ばしい焼き立てパンの香りが店内にたちこめています。
「ベッカライ徳多朗」は、徳多朗でしか出会えない美味しさを感じて頂けるようにと日々配合、発酵、成形、焼き具合などそれぞれのパンにあった最適なバランスで作り上げられたこだわりのパンが並びます。
遠方からもわざわざパンを求めにくるお客様も多く、連日客足は途絶えることがありません。
デザート系のパンは、チョコレートがかかった抹茶のブラウニーやシュークリーム、メロンパンにデニュッシュ系のパンなどがあり、特に人気なのが、ミルククリームフランスパンです。
焼き立て時間近くには行列ができ、焼き立てを食べて頂きたいと言う店主のこだわりから予約も受け付けているそうです。
カフェは、1ドリンク制で、ドリンクメニューも豊富です。ブレンドからエスプレッソにカプチーノ、紅茶やハーブティー、冷たいジュース類まで揃っています。
また、ソフトクリームやアフォガードなども楽しめます。
朝は7時からモーニングも行っており、人気のバタートーストやパニーニ、スープなどが用意され、店頭のパンはドリンクとセットで100円引きになります。
選んでみたのは、りすのおやつとチョコパイです。ドリンクはホットジンジャーレモンにしてみました。
りすのおやつは、持ってみるとずっしりと重たく、しっかりしたパン生地に、クリームチーズと、大きなイチジクやキャラメリゼされたナッツやクランベリーが挟まっています。
ねっとりとした新鮮なクリームチーズにイチジクとクランベリーのドライフルーツの甘味が際立ちます。
ナッツの香ばしさと上品なはちみつの自然な甘みは、まさしくネーミング通りの絶好のおやつです。シナモンの香りもほのかに感じられ、大変満足の行く美味しい一品でした。
次に頂くのは、サクサクのチョコレートパイです。
ビターなチョコレートが薄い生地にぎっしり詰まっています。
こんがり薄焼きの生地は、意外ともっちりしていて、サクフワ感を楽しめます。
油のしつこさもなく、コーヒーブレイクにはもってこいのスィーツです。
ジンジャーレモンは、生姜の風味がよく効いていてレモンの爽快感が調和し、寒い冬の冷えた体も温まる美味しいドリンクでした。
次回はミルクフランスパンを求めて焼き立て時間に並んでみようと思います。
明るい自然光が降り注ぐガラス張りのカフェで、のんびりベーカリースィーツに癒される午後のひと時も素敵ではないでしょうか。
是非「ベッカライ徳多朗」の味を堪能してみてください。
＜カフェ情報＞
ベッカライ徳多朗
神奈川県横浜市青葉区元石川町6300-7
横浜市営地下鉄ブルーライン「センター北」駅から徒歩すぐ
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140201/14042306/
カフェサロン ソンジン
センター北駅からバスターミナルを下っていき3、4分歩いた所にある隠れ屋的カフェが、「カフェサロン ソンジン」です。
「カフェサロン ソンジン」は、極厚のホットケーキがいただける人気のカフェです。
シックで洗練された入口には、大木の梁が使われています。
程よく落とされた照明の店内は白い壁で仕切られ、プライベートな空間を楽しめるようにお洒落にデザインされています。
右側と左側に仕切られた部屋があり、テーブル席が置かれています。
奥にはまるでバーのようなお洒落なカウンターと6人掛けの大テーブルがあります。
白い壁の随所に木の梁がめぐらされ、お店の雰囲気に合った調度品が上品にさりげなく飾られています。
スイーツメニューは、ホットケーキとワッフル、手作りタルトなどがあり、ドリンクメニューは、コーヒーを中心に紅茶やフレーバーティーも用意されています。
また、カレーやオムライスのランチも人気です。
ソンジンに来たらパンケーキと決めているので、パンケーキの生クリーム添えと、アイスカフェラテを注文しました。
パンケーキは焼きあがるのに30分かかります。
待っていると、感じの良い若い女性店員さんが、入口近くのテーブル席が空いたからと、大テーブルからお席を変えてくれました。
焼きあがりに時間はかかりますが、充分に店内の雰囲気を味わい、待ちに待ったパンケーキの登場です。
パンケーキには、フルーツが入った生クリーム、溶かしバターにメイプルシロップが添えられています。
このホットケーキの厚さはなんと5ｃｍあります。テンションの上がる高さです。
温かいバターとメイプルシロップをかけて更に生クリームも注ぎます。いざ、ナイフ投入です。
隙間からフワーッとバニラの香りが湯気と共に立ち上ります。
こんがり美しく焼かれた薄い表面の中はふわっふわ、それでいてしっかりとした弾力があります。
はやりのフワトロ系ではなく、分厚いのにきめ細やかで王道のホットケーキの素朴さを残したお味です。
程よい甘さであっさり目の生クリームと優しい甘味のメイプルシロップを絡めると、しっとりとした別の美味しさが楽しめます。
アイスカフェラテの氷は、クラッシュコーヒーなので、薄まることもなく、まろやかで美味しくいただきました。
7年前位にランチとパンケーキを目当てに来店した時も開店前に並びましたが、今でも相変わらずの人気です。
継続していくのが難しいこの業界でこれだけの人気を保っているのは、変わっていないように見えて、おもてなしの日々の努力と味へのこだわり、時代の流れにそった静かな先進があるように思います。
「カフェサロンソンジン」は、子供が大好きなホットケーキが人気ですが、未就学児の入店はできません。仕切られた個室的な空間で大人がゆっくり過ごせる贅沢な時間を大切にしているからです。
そのせいか、ウエイティングができていても、満席でも店内はいたって静かで厳かな雰囲気に包まれています。
じっくり長居ができ、美味しいスィーツと共に静かに時を刻むことが出来る贅沢な空間がここにあります。是非美味しいホットケーキと共にお楽しみください。一押しのカフェです。
＜カフェ情報＞
カフェサロンソンジン
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-5-4 センター北ミレナリオビル１F
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北」駅から徒歩3分
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140203/14007774/
北のパン焼き小屋
先にベーカリー併設のカフェ「ベッカライ徳多朗」を紹介しましたが、センター北には、「北のパン焼き小屋」というこれもまた大人気のベーカリー併設カフェがあります。
地上に出た地下鉄の高架下にあり、センター北駅からセンター南方面へ6～7分程です。
広い駐車スペースもあります。
こちらは、港北区新吉田にある行列のできるパン屋さん「ゆめ酵母 ひげのパン屋」の2号店になり2016年の7月にオープンしました。
高架下を上手く利用した造りで、ログハウス風の外観の右側通路は、ウッドデッキのテラス席になっていて、奥が、カフェスペースです。
右側でパンが焼かれ、手前に焼き立てのパンが並べられ販売されています。
店内は焼き立てのパンの香りが立ちこめ、食欲をそそります。
パンの種類は豊富で、美瑛の粉を使用した食パンやバゲットはもちろんですが、クロワッサンサンドや、人気のカレーパンなどの調理パンからメイプルシロップラウンドパンのフレンチトーストなどの甘いスィーツ系のデザートパンも豊富にあります。
沢山のお客様で賑わう店内に並べられたパンは、あっという間に売れていきます。
その内にどんどん新しくパンが焼きあがり、てきぱきとスタッフの手によって並べられていきます。
どのパンを頂いても美味しいと大変評判の良いパン屋さんだけあって、トレイに食べきれないほどのパンをのせたお客様でレジには行列ができています。
若いファミリー層を考慮した見た目や、やさしい素材のメニューが人気のようです。
レジでスィーツ系のパンを購入しコーヒーを注文したところ、タイムサービスだったのか、イートインする方も、持ち帰りの方にも全員無料でコーヒーのサービスがつきました。素晴らしい心遣いですね。
パンとコーヒーをトレイにのせて、いったんウッドデッキのテラスへ出て、奥のカフェスペースへと進みます。
ベーカリー併設のカフェというにはもったいない程の広々としたスペースです。白い天井からペンダント照明が吊り下がり、白い壁にはレンガタイルが埋め込まれ、ウッドデッキの床に白木のテーブル席が並べられ、まるでスキー場のロッジのような雰囲気です。
小さな子供連れの若いご夫婦や、ママ友達のグループらが、楽しそうに焼き立てのパンとコーヒーでお話しています。通路も広いので大きなバギーカーも楽に通れます。
窓側のゆったりしたテーブル席に座り、焼き立てのデザートパンを頂きます。選んでみたのは、キューブの形をしたあんパンとカップケーキ風のコーヒーあんのパンです。
キューブのあんパンは、パン生地に白ごまとバターが練りこまれています。
中には大粒のあんがたっぷり入っていてほくほくです。
クロワッサン風の折り重なった生地がうまくキューブ状になった大人も子供も楽しめるおやつには最適の洋風のあんパンです。
こちらの見た目はカップケーキのようですが、ふわふわの生地の中にホイップクリームが入っていて底にはコーヒーあんがお目見えです。
甘みと苦みがクリームに調和された大人が喜ぶデザ－トパンです。どのパンも素材自体がとても美味しく、お値段がリーズナブルなのもありがたいです。
若いママさん達は小さいお子様用にポットにお飲物を持参されちる方も多く、週末は家に持って帰るよりも早く、ここで家族団らんのモーニングやランチを楽しまれるようです。
焼き立てのパンとコーヒーで我家のように寛げる「北のパン焼き小屋」は良心的で誰でも気軽に美味しい焼き立てパンを楽しめるカフェです。
＜カフェ情報＞
北のパン焼き小屋
神奈川県横浜市都筑区中川中央2-1-1
横浜市営地下鉄 ブルーライン・グリーンライン センター北駅 徒歩7分
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140203/14064442/
ロンカフェ ルイズダイニング
横浜市営地下鉄の「センター南」駅前にある東急港北ショッピングセンター6階 東急シネマズの横にあるカフェが「ロンカフェ ルイズダイニング」です。
こちらは、フレンチトーストが人気のカフェです。
店内は、奥行きがあり、カウンター席から奥にソファー席やテーブル席が並びます。
入口付近にある大きな鉢植えの木や、流木が飾られ、白木の家具などが並び、自然素材を生かした優しい雰囲気を醸し出しています、
さりげなく白いレースのカーテンが下がり、女子受けするような可愛らしい雰囲気もあり、ランチの時間には若いママさん達で賑わっていました。
「ロンカフェ」と言えば、2003年に江の島の天辺、サムエル・コッキング内にオープンし、日本初の「パンペルデュ」を再現したフレンチトーストが味わえる大人気のカフェです。
私も以前行きましたが、相模湾を見下ろす絶好のロケーションと美味しいフレンチトーストに感動しました。
港北ニュータウンのこちらの「ロンカフェ」も江の島の2号店としてオープンしましたが、今は完全に独立し、経営は別だそうです。
先ほど言いました「パンベルデュ」とは、本場フランスのフレンチトーストを言います。
卵液に長くつけこみ、じっくり焼き上げ、中までふっくら仕上げます。
フレンチトーストのメニューは、プレーンタイプ、アップルバイと生クリーム、カスタードとフルーツ、バナナとチョコレートなど季節限定のフルーツを使用したタイプを含め9種類あります。
ランチタイムには、タコライスや、チリコンカンなどのフードメニューとセットでフレンチトーストがいただけます。
ドリンクは、可愛いラテアートのカプチーノが人気です。
色々と迷いましたが、キャラメルとオールブランのフレンチトーストとカフェラテを注文しました。
ほどよく焼かれたフレンチトーストにオールブランと生クリームがのり、キャラメリゼされたナッツが降り注いでいます。添えられたアイスクリームにはたっぷりキャラメルソースがかかっています。
じっくりつけこまれているだけあって、周りはしっかり焼かれていてこんがりしていますが、対照的に中はしっとりしていて、卵臭さもなく、あっさり目です。
オールブランのさくさくとした食感とキャラメリゼされたナッツの香ばしい甘さがフレンチトーストと抜群の相性です。冷たいアイスクリームとも別の甘味を楽しめました。
カフェラテも大きめのマグカップにたっぷり注がれ、フレンチトーストと共に優しい午後のひと時を演出してくれました。
感じの良い若い女性店員さんが親切にメニューの説明をしてくださいます。撮影も快く承諾してくださいました。
ほっこりしながら美味しいフレンチトーストを堪能できる女子受け間違いなしのカフェです。是非本場の味をいただきに足を運んでみてください。
＜カフェ情報＞
ロンカフェ ルイズダイニング
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央5-1 港北東急ショッピングセンター6F
横浜市営地下鉄センター南駅徒歩3分
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140203/14012003/
カフェオレオ
センター南駅から歩いて5分程の所に緑豊かな都筑中央公園があります。その公園のすぐ近くにあるビルの1階にあるカフェが「カフェオレオ」です。
こちらのカフェは、愛犬と一緒に楽しめるカフェです。
店内は白い壁に、こげ茶の木のドアや食器棚が並び、イギリスアンティーク調にこだわった内装です。
壁には作家さんが描いた犬の絵のプレートが飾られ、犬の気持ちになったメッセージが書かれています。
大型犬や小型犬を連れた愛犬家の女性客が何組かいらっしゃり、ゆっくりティータイムを楽しまれていました。
ワンちゃん達も躾られているのか、騒いだりせず、お行儀よくじっとしています。
カメラを向けてびっくりされてもいけないので、ワンちゃん達が帰った頃、入口付近を撮らせて頂きました。
もちろん、犬がお嫌でなければ、どなたでも気軽に楽しめ、ゆっくり落ち着けるカフェです。
メニューは、本格的なハンドドリップで淹れてくれるコーヒーが人気で、モーニングは、トーストセットなどがあり、平日限定のランチは、人気のカレーか、週替わりでお肉や魚料理が味わえます。他にもパスタやキッシュなども楽しめます。
スィーツメニューは、どれも手作り感あふれるものばかりで、シフォンケーキやガトーショコラ、各種パフェがあります。
メニューの中でお店の一押しと書かれていた、ジャガイモとホワイトチョコレートのパフェをアールグレイティーと一緒に注文してみました。
ピスタチオのアイスクリームとソフトクリームにハートのワッフルとマッシュしたジャガイモとホワイトチョコレートがのっています。
生クリームのアイスはとっても新鮮で濃厚、搾りたての牛乳のような美味しさです。ピスタチオのアイスクリームも独特のナッツの香ばしい風味が感じられます。
白いハート型のホワイトチョコレートは、ピスタチオのアイスクリームと抜群のコンビネーションを放ちお口の中で溶けていきます。
コーヒービーンズの形をしたものがマッシュポテトで、アイスクリーム風に冷たく固まらせたものでした。
こうしてパフェとして生クリームやアイスクリームと一緒に頂いてみると、味はポテトですが、なんら違和感はなく冷静の甘いポタージュスープのような感覚で美味しくいただけました。
オリジナルにアレンジされた変わり種のパフェですが、店主のこだわりがつまった、美味しいパフェでした。
ガラスのティーポットに注がれたアールグレイも、香りを楽しみながらいただく事が出来ました。
普通のお洒落な店内に違和感なく寛いでいるワンちゃん達を見ているだけでなんだかほっこり癒されます。動物好きさんにはたまらない空間です。
ワンちゃん達のおやつも販売されていて店内でいただけます。
愛犬家の優しい店主の手作り感溢れるお料理やスィーツを、お洒落な空間で堪能してみませんか？おすすめします。
＜カフェ情報＞
カフェ オレオ
神奈川県横浜市都筑区荏田東4-8-3 バースシティ港北センター南 101
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」出口1から徒歩5分
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140203/14060365/
港北ニュータウンの、横浜市営地下鉄 センター北駅とセンター南駅のカフェを紹介しました、両駅間はお隣なので、ゆっくり歩いてみても15分から20分位です。お天気の良い日にカフェ巡りをするのも楽しいと思います。注目のエリアです。
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