札幌グランドホテル スイーツバイキング口コミ
札幌グランドホテル内にある「ノーザンテラスダイナー」で行われているスイーツバイキングに行ってきました。
料金は税込み大人一人1,850円、小学生は一人900円です。祝日以外の月曜日はレディースデイとなっており、女性のみ1,480円となるようです。平日は14:30〜16:30、土日祝日は14:30〜16:00の営業で、バイキングに時間制限はありません。
今回は、月曜日に訪問しました。開店時間の少し前に到着しましたが、既に並んでいる方々がいます。
お店の前に並べてあるソファに座って待つことができます。バイキング開始の5分ほど前から順番に案内されていきます。
最後に案内されましたが、席はまだ余っていたため、平日ならば並ぶ必要もなく入れるのではないかと思います。席へ案内された後、準備中のため少々待つように言われましたが、2,3分もするとバイキングが始まりました。
レストラン自体はとても広く、席数も多いです。昼の時間帯にはランチバイキングが行われており、その時間が終了すると、スイーツバイキングが開始となります。スイーツバイキングの場所とランチバイキングの場所は繋がっているのですが、食べ物を取る場所と座席は完全に分けられていていました。
バイキング以外のランチ・ディナーも行っているので、それに来ている方々もいます。そちらの客層は様々でしたが、スイーツバイキングは、レディースデイなだけあり、女性のお客さんのみでした。
スイーツバイキングの座席近くには、ドリンク類が並んでいます。そして料理が並んでいる方へ入ると、チョコレートファウンテン、ソフトクリームメーカーとアイスクリームの入った冷凍庫があります。
その先に軽食、中央にはケーキとサラダ類、他にもババロアBarとライブクッキング用のオープンキッチンがありました。
明るい照明の中色々と美味しそうな物が並んでいて、きらきらとした空間でした。
飲み物の種類も多く、トマトジュース、緑黄色野菜ジュース、カツゲン、オレンジジュース、烏龍茶、黒烏龍茶、アイスコーヒー、アイスティー、ホットコーヒー、紅茶のティーバックが数種類用意されていました。
最初はサラダと軽食から入ることにしました。野菜も軽食も充実しており、味も良いので、さすがホテルのバイキング、と感心してしまいます。
軽食の種類は、ほどほどに楽しむことができ、ちょうど良いくらいの数だったのではないかと思います。
上の写真では、右の皿がサラダ、左の皿には軽食を取りました。スパゲティ、クロワッサン、バケットサンドです。
もう一度軽食を取ってきました。ケーキの方は最初並んでおり、あっという間になくなってしまっていたので、ゆっくりと軽食から楽しむ方法を選びました。
先ほど取った2種類のパンが美味しかったので、もう一度取りました。
左上から時計回りに、本日のピラフ、グレープフルーツとオレンジ、ショコラクレーム、アップルデニッシュ、チョコデニッシュ、クロワッサン、フライドポテト、真ん中がバケットサンド。左上の、皿の外にある器は、ババロアです。ここから、スイーツも食べていくことにしました。
さてここで、軽食のメニュー詳細です。
本日のパスタが2種類、本日のピラフが1種類、パンが4種類、そしてフライドポテトがありました。
本日のパスタは魚介系が1つと鶏肉のパスタが1つあり、鶏肉の方にはトマトなども入っていました。どちらもあっさりめの味付けだったため、鶏肉の方は少し物足りなく感じました。
魚介系の方は、魚介のだしがしみ出ていて、うま味がありました。タコやアサリ、イカなどが小さく切られて入っていたのですが、途中で殻付きのアサリのみに変わっていました。
ピラフは、ビビンバ風でがっつりとした味のピラフです。肉を食べたくなった時にはこのピラフを食べると、甘い物が続いた口直しになると思います。
ピラフも途中から種類が変わり、鶏肉のチャーハンになっていました。チャーハンも、卵などがしっかりと感じられる味に仕上がっており、パラパラとして良い食感でした。
フライドポテトは、もさもさとした食感ではなく、温かくしっとりとしたものでした。少々塩気が強いようにも感じましたが、ケーキの間に食べることを考えると、このしょっぱさが良い働きをしていたと思います。
スパゲティやピラフは人気があり、取っていく人も多かったのですが、基本的にはなくなる前に補充がされていました。
どの品も少なくなってくるとすぐに補充してくれていたため、取りに行ったのになかった、ということはほとんどありませんでした。バイキングとしてポイントの高い点だと思います。
パンはクロワッサン、アップルデニッシュ、チョコデニッシュ、バケットサンドの4種です。バケットのサンドイッチは、ベーコンとチーズを挟み、ブラックペッパーを振りかけてあります。
ブラックペッパーがとても良いアクセントとなっていました。このバケットサンドは、一通りおいてあった物がなくなると、新しく出てくることはありませんでした。
クロワッサンはサクサクとしていて、良い食感を楽しめました。アップルデニッシュは、ほどよい甘酸っぱさであるリンゴのコンポートが真ん中に載っており、チョコデニッシュは、小さめのチョコを巻き込んだようなデニッシュになっていました。
そして、野菜も種類が豊富でした。野菜類、大豆や海藻類、水に浸かっているトマト。ドレッシングは和風、フレンチ、ゴマと3種類、トッピングはフライドオニオンとクルトンの2種類。ポテトサラダもありました。
フルーツは、オレンジとグレープフルーツ、そしてライチ。みずみずしさがあり、ジューシーな美味しいフルーツでした。オレンジやグレープフルーツは苦みなどもそれほどなく、良かったです。
では、ケーキの方に進んでいきます。バレンタインデーが近いということでチョコレートフェアを行っていました。
ライブクッキングは、「ショコラパンケーキとあったかショコラソース」と、チョコレートづくしです。
ベリーとアーモンドスライス、甘さ控えめの生クリームがトッピングされています。ショコラソースはかなり甘さの強いものでした。
ショコラソースとパンケーキだけで食べるとこってりとした甘さが強いため、生クリームで少しマイルドにしながら食べるのが良いと思います。
また、常に焼いている人がいる訳ではないのと、焼くのにかかる時間が分からないため、おいてある物をもっていく形になりました。ソースもすぐに冷めてしまうようなので、せっかくのライブクッキングでしたが、作りたてを味わうことがあまりできなかったことは残念です。
その他のケーキは、ショートケーキ、ベイクドチーズケーキ、ムースケーキ、和菓子、あとは全てチョコレート系のケーキでした。
上の写真は、真ん中の一番上から時計回りに、シュークリーム、イボワールパウンドケーキ、カフェショコラ、ショートケーキ、ベイクドチーズケーキ、ショパン、ムースケーキ、ガトーショコラ、本日のケーキです。
真ん中の3つは、右上がチョコレートムース、下のミントが載っている物がチョコレートモンブラン、左上の生クリームとチョコレートがトッピングされている物が本日のタルトです。
まずは、和菓子の詳細です。
和菓子は2種類、洋風どらやきと本日の和スイーツでした。スイーツバイキングで和菓子がおいてあるのは珍しいと思います。
よもぎ団子は、上に小豆がかかったものになっています。一度目に食べたときは、団子がひからびているように感じました。
新しく出てきたときに再び挑戦してみたのですが、そうすると、粉っぽさを感じました。粉っぽさが乾いているような食感に繋がったのだと思います。小豆は甘さ控えめで美味しかったために、団子があまり良くなく残念です。
ソフトクリームのトッピングとしてあった小豆は、よもぎ団子にかかっていたものと同じだと思うので、小豆はソフトクリームにかけて楽しむ方が良かったです。
洋風どらやきは、上に生クリーム、いちごがトッピングされ、更に抹茶もふりかかっています。あんこもしっかりと入っているので、食べてみるとあんこの甘さと苺の酸味を味わうことができます。ただ、いちごの酸味が少し強すぎたようで、せっかくの抹茶があまり感じられませんでした。
次は、ケーキについてです。
ショートケーキの生クリームは甘さ控えめで食べやすいものでしたが、少し水っぽいようにも感じました。上にはいちごがトッピングされており、間には黄桃などの果物がサンドされていました。
イボワールパウンドケーキは、ホワイトチョコのパウンドケーキです。レモン汁のような酸味も少し感じられました。水分が少ないながらもぱさぱさではなく、コーヒーによく合うケーキだったと思います。
ベイクドチーズケーキは、ずっしりとした食感でした。しっかりチーズの味わいもあるケーキなので、たくさん食べるには重たいかもしれません。ですが、チーズケーキが好きな方も満足できる味わいになっているとは思います。
チョコレートムースは、とても柔らかく滑らかな食感でした。とろっとしておりクリームのように感じるため、多く食べられるものではありませんでした。ですが、こってりとした甘さではないので、一つ二つなら美味しく食べられると思います。
シュークリームは大きなシューが縦に4等分され、中にチョコクリームが入っています。シュー生地も柔らかくほんのりと甘さがあり、チョコクリームはそれほどこってりとした甘さはなく、食べやすかったです。
本日のケーキは、チョコレートベースのケーキで、オレンジが載ったものになっていました。食感は思っていたよりも柔らかく、味は、オレンジの味を強く感じました。ショコラオレンジなどが好きな方にお薦めだと思います。
ショパンは、ブランデーが強く、大人の味がするケーキでした。他の甘いチョコレートなどとは一風違い、良かったと思います。
本日のタルトは、タルトカップの上に硬めのチョコレートクリーム、生クリームとチョコレートがトッピングされています。チョコレートクリームは、少し酸味があるものでした。
チョコレートモンブランは、ミニタルトカップに入っており、下段はカスタードプリンのような生地になっていました。その上にチョコクリームを載せています。
カフェショコラは、ティラミスのようなケーキでしたが、コーヒーの苦さはかなり控えめでした。私にとってはチーズの味が少し弱かったように感じ、もう少しマスカルポーネチーズの量を多くした物が好みです。
また、一番下のスポンジ生地がしっかりとしていたため、スプーンですくい取っても形が崩れにくいのは嬉しい点です。
ムースケーキは、柑橘系のムースでしたが、クリーム感が強かったので思っていたほどさっぱりとはせず、こってりとしていました。
ガトーショコラは美味しいとは思いますが、特別他と違う、というものでもありませんでした。ぎっしりとしているのでお腹がふくれます。
バイキングの中央に位置しているメインのケーキは以上です。
次は、その他のスイーツ類です。
アイスクリームは、ダブルベリーソルベとチョコレートアイスで、ソルベはシャーベットに近くさっぱりとしており、食べやすいです。ベリーの酸味がほどよくあり、期待を裏切らない美味しさでした。
チョコレートのアイスは、かなり濃いチョコレートのようで、色も味も強くチョコレートを感じました。特別甘い訳ではないのですが、少しチョコレートが濃すぎて私の口には合いませんでした。
ソフトクリームは、トッピングが豊富に用意されていたため、パフェを自作し楽しむことができます。ショートケーキに使用されているものとは違い甘くて柔らかめの生クリーム、果実がごろっと入っているベリーソース、甘さ控えめの小豆、抹茶クリーム、チョコレートソース、フルーツミックス。
そして、北海道五穀フレーク、シリアル、メープル風味のフルーツグラノーラ、クラッカー、アーモンドスライス、カラフルなチョコスプレー。様々な味の変化を楽しむことができます。
チョコレートファウンテンに使う具材は6種類ほどありました。
隣に、ティータイムスナックとして、バナナケーキとブラウニーがありました。
バナナケーキは、生地が少しぱさついているようにも感じましたが、バナナの塊がかなり残っているので、バナナのしっとり感が水分の少なさを打ち消していました。甘さはバナナの甘さしか感じないので、優しい味わいで食べやすいケーキでした。
ブラウニーは、ほろほろとしていて、かじると崩れてしまいそうな食感でした。甘すぎず、ほのかに苦みがあり、他のケーキの間に食べるにはちょうど良い味になっていたと思います。
冷えているスイーツには、3種類ありました。
まずはショコラクレームカラメル。プリンのようなものかと思っていましたが、生チョコレートのような味わいでした。生チョコレートがもっと柔らかな食感となったようなイメージです。私には少し甘すぎました。
次に、紅茶ゼリー。これは紅茶ゼリーにフルーツが入っているのですが、あまり人気がないようでした。
そして、ババロワBARというものもありました。
みかん・りんご・ぶどうという3種類のフルーツソースが用意されています。私はみかんが一番合っていたように感じました。ソースに牛乳を注ぎ、混ぜると少し固まってババロアになる、というものです。
フルーツ味の素を牛乳に混ぜ、冷蔵庫で冷やし固めるという商品がありますが、それに似ていると思います。
見本が一つおいてあったのですが、見本通りに牛乳を入れると、少し多すぎました。量の調整が難しいです。
バイキングで食べられる物は以上のようになっています。
ケーキも軽食も種類が豊富なので、甘い物に飽きたときは軽食を食べ、また甘い物を食べたりと、スイーツバイキングを満喫することができました。
16時半頃になると、最後です、と声をかけられたので、最後に食べたいものを取りに行きました。
その後、滞在時間の規定はなく、ゆっくりと過ごすこともできます。また、スイーツバイキング時間終了後、店内は照明を少し落とし、ディナーの雰囲気になりました。
2時間あったので会話と料理の両方をじっくりと楽しむことができました。雰囲気もバイキング特有の慌ただしさがほとんどなく、のんびりとした時間が流れていたように感じます。
料理の味に関してもクオリティが高かったと思うので、満足なスイーツバイキングを楽しむことができました。