門前仲町駅周辺のおすすめカフェ5選
「門前仲町」は「富岡八幡宮」と「深川不動」の二つのパワースポットがある江戸時代からの情緒が残る今注目の街です。
その参道にはおしゃれな雑貨店や甘味処・カフェが並びます。また、夜はドラマの飲み屋街として使われる「辰巳新道」も見逃せません。
ここでは、門前仲町駅周辺のカフェを5つピックアップしておいしいドリンクやスイーツをいただいてきましたのでレポートします。
パディントン
門前仲町のカフェが集まっているのは地下鉄5番出口、知る人ぞ知る庶民派スーパー「赤札堂」の発祥の地でもあります。
この赤札堂裏口の対面にあるのが「パディントン」。午前中からご近所の主婦の方々で日々にぎわっています。
ほんとうに・・・なんでこんなに人が歩いているの?などと思いますが、このあたりの裏路地は不思議なくらい整理されていて散策するにはもってこいです。
買い物帰りにちょっとお茶を飲みながら話をするには最高の立地!思わず立ち寄ってしまう癖のないナチュラルな佇まいは魅力的ですね。
シンプルで開放的な店内にはモダンジャズが流れ、テーブルの間隔も広く、とても落ち着けます。
看板には「おいしいコーヒーと手作りごはん」と銘打たれています。立地だけで無く、こちらも人気の秘密。
朝は充実のモーニング、ランチタイムは文字通り手作りのごはんできっちりお客様の心をわしづかみ!15:00以降のティータイムは名物のパンケーキを求めてスイーツ女子が訪れる。うーん・・・すごい!この隙のなさは注目されて当然です。
この日は午前中ランチ前の来訪だったのでこちらも自慢の「手作りシフォンケーキ」を頼むことに!待つこと5分・・・ぶどうと生クリームの添えられた大きなシフォンケーキの登場です♪
お味はややしっとり、しっかりしたシフォンケーキ。これは好きなヤツです。口の中にきちんとタマゴの風味が残り生クリームとの相性もとても良いです。
谷中のシフォンケーキ最強店「スコーネ」さんを彷彿とさせる出来栄えに大満足!今度はランチ、パンケーキを食べに足を運ぼうと思います!
<カフェ情報>
名称:パディントン
住所:東京都江東区門前仲町2-9-8
電話:03-5620-2701
交通手段:東京メトロ東西線「門前仲町駅」5番出口約3分 駅から130m
営業時間:火~金曜日11:00~19:00 土曜日・祝日11:00~18:00
定休日:月曜日・日曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13154282/
江戸 深川珈琲本舗
首都高速9号線木場料金所に近い鶴歩橋西の交差点。その角に突然現れるオープンテラス付きの珈琲専門店が「江戸 深川珈琲本舗」さんです。
大手珈琲会社に勤めていたオーナーが開いたスペシャリティ珈琲の専門店はなかなかの奥深さです。
店内ではそのオーナーさんが日本刀の講義の真最中です。
これだけの種類の珈琲豆を取り扱うお店、ネットでも有名店。もちろんこちらでは豆の量やお湯の温度・・・ほんとうに美味しいこだわりの珈琲がいただけそうです。
そして右手に映り込んでいるのがオーナーのコレクションである「日本刀」。店内のいたるところに飾ってあるので必見です。(勝手に触っちゃいけません・・・危険です)
お店の奥にはおしゃれな赤い焙煎機。サードウェーブ全盛の昨今珍しくありませんが、もう店に”いきなり”設置している感が凄い!そしてさりげなく後ろに並ぶ陶器はなんと全てあの「ウェッジ・ウッド」のコレクションです。
おしゃれなジャズが流れる店内も素敵ですが、天気が良い日は4つ並んだテラス席がおすすめ。
結構静かなので寛げます。そのテラス席に陣取ってオーダーしたのは「クレーム・ブリュレ」と「オリジナルブレンド珈琲」。ブリュレはメニューの写真がほんとうに美味しそうだったので即決でした!
これがうわさの「クレーム・ブリュレ」。コスタノバ風のキュートな器、小さなフォルムもすごくかわいいですね。おまけにウェッジ・ウッドのソーサーに乗っかってきました!これはやられます。
お味はと言うと、カリカリの表面をカシャリと割ると中からはトロトロのカスタードクリームが顔を出します。
甘過ぎず、濃厚過ぎず。これが珈琲とはぴったりの組み合わせなのだろうなぁ・・・と考えつつ、ふと見ると完食!思わずもう1個オーダーしたくなるのは作戦でしょうか?
老舗ならではの安定感、満足感。そしてちょっと不思議なコレクションの数々をぜひ楽しんで下さいね。
<カフェ情報>
名称:江戸 深川珈琲本舗
住所:東京都江東区冬木6-18 ウサミマンション 1F
電話:03-3641-3415
交通手段:東京メトロ東西線「門前仲町駅」5番出口約10分 駅から554m
営業時間:8:00~19:00
定休日:年中無休
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13118094/
MONZ CAFE 門前仲町店 (モンズカフェ)
この通り、門前仲町の駅から約150メートルのところにある「深川不動尊」の参道です。昔ながらの甘味処や乾物屋と新しいおしゃれな和小物のお店やカフェが並んでいます。「MONZ CAFE 門前仲町店」もそのひとつ。
入り口は「軒先」風に作られ、昔のお茶屋さんの風情を醸し出します。それもそのはず、元々は甘酒屋さんだったようで当時の良き文化をそのままにしてリニュアルされたようです。
店内はシックでスタイリッシュ。15~6席のテーブルにはひとりのお客さんも多く、それぞれにリラックスして過ごしています。女子率も相当高い!偶然空いていた1席をゲットできてラッキーでした。
通り沿いの大きな窓から店内も見ることができるので待ち合わせにはピッタリですね。
本日のオーダーは「カネル」と「アイスラテ」
先ずは「アイスラテ」。
こちら「MONZ CAFE 門前仲町店」さんは今注目のタスマニアスタイルの珈琲専門店。特にニュージーランド発のロースタリー焙煎豆は「オールプレスエスプレッソ」を使用している本格派です。
ビターで酸味控えめのエスプレッソ。タスマニア系の特徴ですね。本物だからこそオサレで美味しい「フラットホワイト」で味わいたい!ここは絶対「ラテ」がおすすめです。
そして「カネル」。
見た瞬間に口の中でシナモンの香りが広がる感じを想像してしまいました。シナモンとラテは無敵の組み合わせ♪なので迷うことなく「カネル」をオーダーです。そしてこちらは想像以上の完成度!
カネル=シナモンは勿論ですが、微かに香るアップル?系のリキュールが上品!超有名店「パティシエ イナムラショウゾウ」さんのサバランを思い出しました。表面はしっかりとした焼き上がりで食べごたえもあり満足度が高いです。
お不動様に参拝してパワーをたくさんもらって、美味しいスイーツを食べる!スイーツ部至福の時間を提供してくれる素敵なお店です。
<カフェ情報>
名称:MONZ CAFE 門前仲町店 (モンズカフェ)
住所:東京都江東区富岡1-14-5
電話:03-6873-0835
交通手段:東京メトロ東西線「門前仲町駅」5番出口約3分 駅から183m
営業時間:月~金曜日8:00~19:00土・日曜日・祝日 9:00~18:00
定休日:不定休
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13161831/
オーガニックカフェアンドスウィーツ ケイゴ
「江戸最大の八幡さま」「深川の八幡さま」として有名な「富岡八幡宮」。
門前仲町界隈は「深川不動尊」と合わせて神様にも仏様にもお参りできちゃうとっても素敵なエリア。
東京でも有数のパワースポットですね。
駅からはお不動様→八幡様と進むのがおすすめ。そしてちょっと足をのばして木場方面へ向かうと裏通りには新しいお店が点在しています。「裏門仲」・・・そう呼びたい!
「オーガニックカフェアンドスウィーツ ケイゴ」さんもそんな今時の裏通りにあるステキなフラッグシップショップです。
少し年季の入ったマンションの1階。ナチュラルで清潔感のある店構えが印象的ですね。完全に建物の裏手となるのではじめて訪れる時には気を付けて下さい。
お店の中はかなりゆったりとした造り。要所にグリーンが効果的に使われていてノンストレスな空間が広がります。子供連れの家族も充実のパウダールームで安心して寛げる配慮の行き届いた店内。好印象です!
写真を撮ったのは土曜日の夕方15:00、この日は14:00まで貸し切りだったのでたまたまお客様の映り込みがありませんが、この後すぐに小さな子供連れの常連ご夫婦が2組やってきました。
小さな子供がいてなかなか遠くに出かけられなくてもここなら安心して休日のひと時が過ごせる。そんなステキなカフェがあること・・・ご近所の方は本当にラッキーだと思います。
外にはテラス席も!この辺りにはテラス席があるカフェが結構多いのです。やはり昔ながらの下町文化の影響でしょう。
スタイリッシュだけれどどこか暖かな雰囲気。居心地良好です。女子同士なら時がたつのも忘れて心ゆくまで話が出来そうだと思いました。
また、オーガニックへのこだわりもかなりなもの。
オーナーさん自らが契約した農園で大切に育てられた野菜と新潟県認証米のコシヒカリ、てんさい糖や岩塩など調味料まで全てがヘルシーでセイフティー。
だからお子様連れでも安心だし、ナチュラルで優しいお味にホッと心を和ませることができるのです。
今日のオーダーは熊本産「天の紅茶」と「プレーンスコーン」。何となく気分はアフタヌーンティーです。
「天の紅茶」は農薬・化学肥料を30年以上不使用の純国産和紅茶。国産の紅茶を口にする事はあまりなかったので興味深くいただくと、お味はすごくまろやかな「ジャスミンティー」という感じ。
渋さが無くすっきりしているのでストレートで飲むのがおすすめ。スコーンはしっかりとした香ばしい焼き上がり。手ごねのワイルドで素朴な食感が絶妙です。香りを微妙に抑えた「メープルシロップ」も美味しい!
味だけでなく、香りや匂いにも気を使っているようで刺激は少なめ。どこまでも自然体のカフェでした。
<カフェ情報>
名称:オーガニックカフェアンドスウィーツ ケイゴ
住所:東京都江東区富岡2-3-4 堀第3富岡ビル 102
電話:03-3642-2969
交通手段:東京メトロ東西線「門前仲町駅」5番出口約7分 駅から457m
営業時間:月~金曜日11:30~20:00(L.O.19:00) 土曜日12:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:第3土曜日・日曜日・祝日
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13211083/
ソラヤ
「オーガニックカフェアンドスウィーツ ケイゴ」さんのすぐ近く・・・
2107年6月にオープンした「YANE」。すっかり門仲のおしゃれ番長となりました。
「YANE」はグリーンショップ、ファミリーフォトスタジオ、DIY工房・・・それぞれの専門家が自分たちの「良いと思うこと」を追及するコンセプトショップを集めた複合店舗。どのスペースもオリジナリティー溢れるこだわりが詰まっています。
このTOYOTAの黒いラウンドクルーザーが目印です。フロントグラスに張り付いた「YANE」の文字!わかりやすいですね。
建物の中は広々とした一つながりの空間。「YANEはあっても壁はない」そんなコンセプト通りに各スペースが繋がって展開されています。
ポップアップストア「POTPURRI(ポトペリー)」ではシンプルで上質な食器やシルバーが並びます。
グリーンショップ「MICAN」の手入れの行き届いた植物はどれもお部屋に飾りたくなる癒し系です。
そして・・・
こちらがカフェ「ソラヤ」の店内。高い天井から下がる柔らかな白熱灯の光とウォーミーなウッドテーブル。
オーダー後には各ショップも合わせて店内をぜひ散策してください。どれも女子のハートを鷲づかみの優れものばかり!じっくり見ているとかなりの時間楽しめます。
店の奥には大きく「SORAYA」の文字。
少しだけ仕切られた空間には大人数で囲める大テーブルもあり女子会には打ってつけです。
本日のオーダーは「アフォガート」。
ブックスタンドで見つけたポップなモデルコンポジットの写真集。
その中でも一際ファンキーな一枚と組み合わせてみました。
我ながら絶妙なカラーバランスだと自画自賛しつつ頂くスイーツは・・・うん、美味しい!苦さの際立つエスプレッソが甘めのバニラアイス&クッキーに良く合います。雰囲気は最高ですが、お味も負けておりません。
「最近の日本の珈琲が実は世界のフォースウェーブなのでは??」などと自由な思いを巡らせる。そんな素敵な時間を過ごさせてくれるステキなカフェでした。
<カフェ情報>
名称:ソラヤ
住所:東京都江東区富岡2-4-4 田辺コーポ 1F
電話:050-5594-5728
交通手段:東京メトロ東西線「門前仲町駅」5番出口約7分 駅から462m
営業時間:火~日曜日9:30営業開始
[ランチ] 11:30~15:00(ランチL.O14:30)
[カフェタイム] 15:00~17:00
[ディナー] 17:00~22:00(フードL.O21:00 ドリンクL.O21:30)
定休日:月曜日(祝日の場合火曜日)
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13213289/
いかがでしたか?門前仲町のおしゃれカフェ5選。江戸情緒の残る街なのにスタイッリシュなお店が多いことに驚かされますね。
この他にも特徴的な甘味処もたくさん立ち並び、スイーツ好きなら心から楽しめる事間違えなし!東京随一のパワースポットと共にぜひ楽しんでくださいね。