ロワジールホテル那覇 デザートブッフェ口コミ!辛口で感想を書くよ
沖縄は実はデザートブッフェ不毛の地・・・名だたるリゾートホテルがありながら、デザートブッフェがないのです。
ランチブッフェにデザートがついているものもありますが、メインはあくまでも“ランチ”なので、デザートにはそこまでのバリエーションもないのが現状です。
というよりも、そもそもスイーツに対する関心が本土に比べて今一つなのではないか?というのが、沖縄に住んで感じている感想です。
たまにイベントとして別のホテルでもスイーツブッフェが催されたりしていますが・・・そんな中、今回はほぼ唯一といっていい常設のスイーツブッフェを有する、那覇空港からほど近い高級ホテル、ロワジールホテル那覇のラウンジ「フォンテーヌ」のデザートブッフェに行って参りました。
正面玄関から入ってすぐ、広いメインロビーの左側にラウンジのフォンテーヌがあります。
中も広く、ランチバイキングやディナーブッフェも人気です。
今回通されたのは、屋外プールの横の席です。
当日曇り空だったのが残念。夏ならばリゾート気分がより味わえたでしょう。
ロワジールホテル那覇 デザートブッフェの全体像
フォンテーヌのデザートブッフェの時間は15:00からです。
このラウンジに入ってみて気が付いたのですが、デザートブッフェは、どうやら朝食・ランチ・夕食のブッフェのデザートとプラスアルファで転用している模様です。
15:00に入ったのに、すでに食べられている皿があるところを見ると、使いまわしている感じがあるような・・・つまり、ランチかディナーに行けばデザートブッフェもついてくると言うわけで、甘味と塩味のローテーションが出来てそちらの方がお得だし、結果的にはたくさん食べられる・・・?かもしれません。もちろん価格差がありますが・・・
しかしそうはいっても、普通のホテルだと、付属のデザートだけでデザートブッフェはできないと思うので、ロワジールホテルのランチとディナーはデザートがそもそも充実しているのだと考えられます。
ゼリー類も確かに充実しています。
出ました。沖縄と言えばブルーシール!もちろんこのアイスクリームのカップも食べ放題です。
こちらはフルーツ。
ここにパイナップルとライチがあるのが、さすが沖縄です。東南アジアなどのリゾートホテルみたいですね。
ドリンクコーナー。
ドリンクはメジャーなコーヒー・紅茶だけでなく、さんぴん茶やシークワーサージュースなど沖縄ならではの飲み物もそろっていました。
ですが、今日はコーヒーマシンにてカフェオレをチョイス。このあと紅茶→ジュースとはしごしました。
ロワジールホテル那覇 デザートブッフェのスイーツ~ベーシック編
それでは、スイーツたちを実際食べてみた感想を書いていきたいと思います。ここはスイーツの案内表示がなかったので、食べてみての味から類推しているものもありますことをご容赦ください。
まずケーキコーナー。
これらのケーキは直前までやっていたランチブッフェで人気だったのか、食べかけの状態がそのままになっており、見た目が美しくなかったので全体の引き画像が難しかったことと、中央のホールケーキも背後に移っているケーキたちも、もちろん食しましたが、付属のトングの形状のせいもあって、綺麗に取り分けるのが非常に難しく、取り分けた後の写真だと・・・まるで「残骸」だったので、こちらの全体写真でご容赦いただきたいと思います。
まずは、まずは中央の生クリームのホールケーキ。フルーツショートケーキです。
生クリームが濃厚で、さすがにそこは「ホテルのショートケーキ」です。見ての通りフルーツもたくさんで、ちゃんと中にもクリームとイチゴがサンドされており、これがお誕生日ケーキだったら嬉しいだろうなと思いました。
左端に移っている抹茶ケーキや右に移っているフランボワーズのケーキ、そしてムースは正直なところ今一つでした。もしかするとロワジールホテルで作っていないのかもしれませんね。
ではここからミニ菓子の解説です。
チョコがかかったプチシュー。
無難な味付けでした。カスタードがあっさり目なので何個でも食べられそうな感じです。
こちらはチーズマフィン。
カップケーキかと思いきやチーズ!昔はやった「チーズ蒸しパン」を彷彿とさせる味わいです。これも何個でも行けそうです。
これもマフィンかと思いきや、甘くない、塩気のあるチーズクリームが入ったマフィンで意外性がありました。葉っぱは抹茶チョコレート。
マンゴープリンです。
さすが沖縄というべきでしょうか。マンゴープリンが美味しいです!正直なところ、このブッフェのゼリーものではこれが一番美味しかったと思います。濃厚でなめらか。有名中華料理店にも引けを取らない味わいでした!
逆にちょっと微妙だったのがこのパンナコッタ。
味がぼんやりしており、上のソースがなかったら何だろういったいという感じでした。
フランボワーズのムース。
これはよくあるデザートです。可もなく不可もない感じでした。
こちらはスタッフの方に確認したところ、柚子のゼリーらしいのですが、味がまるで感じられず、上に載っているシソの味だけがしました。
そのため柚子ゼリーというよりシソゼリー・・・?いえ、私の食べ合わせが良くなかったのかもしれません。甘さ控えめなのですきっと。
こちらはぶどうのゼリーです。
ぶどうがなかなか濃厚でいい感じでしたが、上のジュレとイクラみたいな飾りは不要だと思いました。
気を取り直してゼリーからケーキに戻ってみました。
こちらは春っぽいテイストで、スポンジがピンクのロールケーキ。
最初は色から桜の味かと思ったのですが、ストロベリーでした。シンプルながら後を引く美味しさです。
ロワジールホテル那覇 デザートブッフェのスイーツ~沖縄ならでは編
ロワジールホテル那覇のスイーツブッフェには、よくあるスイーツだけでなく、冒頭でご紹介したブルーシールアイスのように「沖縄ならでは」のものも用意されていました。
確かに観光のホテルなので、こういうデザートは喜ばれると思います。
そうはいっても、やはり沖縄ならばブルーシールはマストでしょう・・・と、チョコとストロベリーのうちストロベリーをチョイスしました。
コンビニにあるよりもミニサイズのカップなのでさらっと食べられます。ブッフェなので全てが小さい方がたくさんの種類が食べられるので良い感じです。
ブルーシールはラクトアイスなのでハーゲンダッツやレディーボーデンに比べて軽い食感です。
お次はこちら。
なんとパッションフルーツのゼリー!
種が入っていないのであのプチプチ感がありませんが、代わり?にブルーベリーが入っています。これがなんともマッチしています。
こちらはグレープフルーツと思いきや、なんとシークワーサーゼリーでした!
ただちょっと薄味だったのが残念。もう少し果汁がが濃ければなあと思いましたよ。
さらにこちらは、紅芋アイス!
焼き芋みたいで意外と香ばしく、思ったよりも甘みがあります。こちらの方がブルーシールより沖縄っぽいかもしれないです。
アイスケースにバニラと紅芋が入っていて、そちらはブルーシールではなく単なる透明カップだったので、ホテルの方にメーカーを聞いてみたらまさかの「明治」とのこと。ちょっとびっくり。でもこの紅芋アイスは美味しかったので市販したら売れると思いました。
次はこのケーキたち。
手前はよくあるナッツのチョコケーキなのですが、奥の一見チーズケーキめいたケーキは「レモンケーキ」!上の砂糖からしてレモン味がします。沖縄ではレモンケーキはとてもポピュラーなお菓子で、お祝い事には欠かせないそうです。
そして、これはなんだと思いますか?
まさかの栗きんとん!です。沖縄は旧正月を祝う風習があるので、その関係でしょうか?ホテルのデザートブッフェで栗きんとんというのはある意味斬新かもしれませんね。
最後はこちら「沖縄ぜんざい」です!
沖縄のぜんざいはなんと冷たいのです。また、小豆ではなく金時豆を使うと言うのがポイント。でもここのぜんざいは甘さが控えめ過ぎだったので、もしこれを食べるなら最初に食べた方がいいかもしれません。
ロワジールホテル那覇 デザートブッフェ「まとめ」
デザート単体のブッフェという観点から言うと、生クリームのホールケーキクラスのケーキがあと3つくらいあれば申し分ありませんでしたが、今日は1つのみでした。
この日は平日だったからかもしれません。週末や休日であれば来客も多くなるでしょうし、もしかするとケーキが増えるのかもしれません。
こちらのデザートブッフェはなんと大人1,200円という良心的なお値段なのですが、学生は1,000円とさらにお得な値段になっています。
そのせいか、16時を過ぎたあたりから、チェックインした観光客や地元のマダムだけでなく、学生カップルや近所の女子高生たちの放課後の憩いの場にもなっていました。
カップアイスが食べ放題など、ケーキやスイーツの質と内容から見ても若い人向けなのかなという印象でした。ごちそうさまでした。