女子リキ@スイーツ部

女子リキ@スイーツ部ではスイーツがおいしいカフェの紹介や、スイーツビュッフェのレビュー、スイーツレシピなどスイーツに特化した情報を公開します。

清澄白河のおすすめカフェ5選

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「深川」・・・江戸の下町として粋で風情溢れる街のイメージがしませんか?「清澄白河」はそんな深川の1エリアです。けれどこの街は「江戸っ子=チャキチャキ感」と少々異なり独特のスローライフが感じられる心地よいエリアとして進化しています。

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江戸時代に整備された運河「小名木川」と小さな老舗町工場。岩崎弥太郎氏ゆかりの「清澄庭園」と古くから立ち並ぶ住宅地。

 

そのどちらもが絶妙なレトロ感を醸し出しつつ共存し、合間を縫うように今時のリノベ系おしゃれショップがさりげなく立ち並ぶ・・・。近い将来「住みたい街ランク」の上位に顔を出すこと間違いなし!業界筋では実しやかにそんな噂となっているようです。

 

今もっともホットなカフェ激戦区「清澄白河」周辺のカフェを5つピックアップして訪問し、おいしいスイーツ&ドリンクをいただいてきましたのでレポートします。

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イキ エスプレッソ (iki ESPRESSO)

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「清澄白河」は“カフェの聖地”と言われるほど多くのお店が存在しています。2015年あのブルーボトルコーヒーの日本1号店が出店されて以来、個性的で本格的なカフェの進出が相継いでいます。

 

ニュージーランド発“イキ エスプレッソ”さんもその一つ。2016年オープンのこちらのお店は町工場の並ぶ路地の倉庫をリノベーションして創られました。スケルトンの天井とコンクリート打ちっ放しの「正調」のスタイリッシュカフェと言えます。

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ご覧のようにカッコイイのですが、なぜかニューヨークっぽい緊張感などあまり感じられず、どことなくのどかな感じ・・・
「どうしてかなぁ」と思いつつ気付いたのがこちら!

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これです!清澄白河の最先端のカフェはスターバックススタイルと明らかに一線を引くサードウェーブ系。“イキ エスプレッソ”さんもニュージーランドのその代表格で、コーヒー美味しさを引き出すための豆にあった焙煎と、それを香り高く仕上げる丁寧なハンドドリップが特徴です。

 

この緩い感じのカウンターがほのぼのとする理由でしょう。だってスタッフさんじゃなくてもドリップで来ちゃいそうですよ!

 

そんな雰囲気もあってか、滞在している間の女子率は100%!ご近所の主婦の方がベビーカーを引いてお友達とランチのハンバーガーをほお張っていたり、学生さんが期末のテスト勉強をしていたり・・・ホントにのんびり。

 

この日オーダーしたのは評判の「ストロベリー&クリームチーズマフィン」とタスマニアン「エスプレッソ」。マフィンがしっかりしていそうなので悩んでいるとスタッフの方がおすすめしてくれました!

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早速マフィンを食します。
えっ?・・・うそ?!ほとんどフォークの手ごたえが無いほどフワフワな焼き上がり!ちょっと衝撃的!スプーンじゃないと食べられないのではないか?そのくらいとても軟らかです。

 

ストロベリーは比較的酸味が効いていてワイルド。口の中でわずかな甘みが心地よく感じ取れます。とてもナチュラルだなぁ・・・そう思っていると突然ちょっとコロッとした別の食感が現れます。これは大きめにカットされたカッテージチーズ。噛んでみると、おおっ!中はトローリなのね。そしてチーズの塩気で高まるマフィンの甘さ・・・計算された美味しさでクオリティー高いです。

 

エスプレッソはタスマニアン。南半球のコーヒーは苦みより少し酸味が勝っているように思うのは私だけでしょうか?おすすめだけあってマフィンとの相性はばっちり!美味しくいただきました。

 

帰り際忘れたお財布をダッシュで届けてくれたスタッフさん・・・本当にありがとうございました。さわやかな笑顔もプラスして大満足のカフェでした。


<カフェ情報>
名称:イキ エスプレッソ (iki ESPRESSO)
住所:東京都江東区常盤2-2-12
電話:03-6659-4654
交通手段:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線清澄白河駅A1番出口より徒歩5分 清澄白河駅から272m
営業時間:8:00-19:00
定休日:不定
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13190426/

 

2.ザクリームオブザクロップコーヒー 清澄白河ファクトリー (The Cream of the Crop Coffee)

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チョコレートの超有名店、超絶美味しい「ピエールマルコー二」を日本で展開する“ザクリームオブザクロップカンパニー”さんが展開するサードウェーブ系カフェです。

 

普通の住宅の合間に現れる、名前の通り工場をリノベーションした素敵な建物。東京現代美術館も近くエッジの効いた店舗でも意外に違和感がないです。

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店内はまさに工場。大型の焙煎機が圧巻ですね!
この地域にこれだけカフェが密集するには幾つかの理由があります。もちろん前記したブルーボトルコーヒーの出店は大きな要因の一つですが、もう一つの大切な理由がこの写真の中に秘められています。


それがこの焙煎機。

いわゆるサードウェーブカフェはより美味しいコーヒーを提供するために、スペシャリティーの高い特徴あるコーヒー豆を独自に焙煎します。焙煎×ドリップの技術がそれぞれのオリジナリティとなりファンが増えてゆくのです。当然焙煎機の持つ意味は大変大きくなりますよね?

 

けれど、この焙煎機を置くには天井の高さが必要・・・そこで機械を設置するため元々天井の高い規格の「工場」がフィットするのです。さらに言うと「カフェ」なので必要以上の面積はいらない!だからサイズ的にぴったりの“小さな工場”の密集するこの地域が一大カフェ激戦区になったのです!

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ウンチク長くてすみません・・・で、こんな感じの工場の中にハンドドリップ用の小さなテーブルが一つ。今日頂くのは酸味が抑えられたインドネシアの「マンデリン」です。お店には引っ切り無しにお客さんが訪れていますが、一人のバリスタが全てハンドドリップで対応しているため少し時間が掛かりそう。その間に店内をご紹介です。

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アンティーク調のハードレザーソファーにレンガ調の壁。内装の感じはニューヨークテイストです。さすがバーニーズ銀座本店にコラボカフェを出すだけのことはありますね。写真のクラシックなアメ車も素敵です。

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こちらが可愛らしいグッズの数々。このワンコの絵が今巷で大絶賛!わざわざプレゼント用にこちらに買いに来る方もいらっしゃるのです。はい、私もあまりのかわいさに紙のカップをお土産に購入してしまいました。

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お待たせしました。こちらが「マンデリン」。インドネシアには「ルックア」という超高級コーヒーや「トアルコトラジャ」といった有名な豆があります。「マンデリン」もその一つ。アジアでは最もクオリティーの高い「マンデリン」を栽培しているのがインドネシアなのです。当然お味は二重丸!おしゃれな雰囲気の中でおいしいコーヒーを満喫しました!

 

残念なのはこの日「チョコレート」無かったこと・・・今度は是非美味しいチョコレートと合わせていただきます!

 

<カフェ情報>
名称:ザクリームオブザクロップコーヒー 清澄白河ファクトリー (The Cream of the Crop Coffee)
住所:東京都江東区白河4-5-4
電話:03-5809-8523
交通手段:東京メトロ 半蔵門線・都営大江戸線清澄白河駅より徒歩10分 清澄白河駅から約1000m 都営新宿線菊川駅より徒歩8分
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13140269/

 

アライズ コーヒー エンタングル (ARiSE Coffee Entangle)

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庭園巡りは結構好きな方なのでお休みを利用して良く散策します。この女子リキスイーツ部でもご紹介した「駒込」などは「六義園」「旧古河庭園」ともう大好物!

 

そしてこの「清澄庭園」もコンパクトなところがお気に入りです。道を挟んで公園があるのですがその道を真っ直ぐ抜けると住宅街へ、その一角にあるのが“アライズ コーヒー エンタングル”さんです。

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正直なぜここに?という場所なのですが、平日昼間からほぼ満席と大人気。ギャラリーも多くアートの街としても有名な清澄白河らしく芸術家の方が取材を請けていたり、ちょっとスノッブなノマド系の方もPCに向かって仕事しています。

 

ちなみに店舗名の「エンタングル」は物理学や量子力学の用語で「もつれる、絡む」といった意味。オーナーさんがアニメ「ゼーガペイン」の大ファンでこのアニメの有名なセリフを店名につけたのだそうです。

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こちらが店内。無国籍プラス現代アートで彩られたカオス感が特徴的です。

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お店の奥の席は陽射しが気持ちよく入り開放的な気分になります。どうやらオーナーの方でしょうか?美しい女性が可愛らしいトイプードルを連れてスタッフさんと気さくに話しています。なんだかとっても自由で居心地最高です!

 

こちらで頂くのは超有名な「ブラジルプヂン」。
コーヒーはこれまたおすすめの「ペルー」をチョイスします。この街どこに行ってもスペシャルなコーヒーが飲める!私のようなコーヒー好きにはたまりません。

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「ブラジルプヂン」の「プヂン」とはポルトガル語で「プリン」のこと。けれど普通に想像するプリンとは味わいも食感も全く違います。

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ブラジルプヂンは、コンデンスミルクで作られます。上段部分がいわゆる「プリン」。クリームブリュレ的な緩さなど一切なくガッツリの質感です。そしてスポンジ部分はココアの風味。こちらも固めにしっかりと焼き上がっています。スイーツ好きには嬉しい量感です!

 

お味は全体的に甘さ抑えめでとても食べやすく出来ています。他ではなかなか巡り合えない本格派の「ブラジルプヂン」美味しいコーヒーと共にぜひ味わってくださいね。

 

<カフェ情報>
名称:アライズ コーヒー エンタングル (ARiSE Coffee Entangle)
住所:東京都江東区清澄3-1-3
電話:03-5875-8834
交通手段:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線清澄白河駅より徒歩7分 清澄白河駅から465m
営業時間:9:30-18:00 日曜営業
定休日:不定
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13173091/

 

ギフトラボ ガレージ (gift_lab GARAGE)

突然ですが!「清州寮」ってご存知ですか???

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昭和8年築の元祖大型共同住宅・・・4階建てに全66戸がなんとブックフル・・・です。
表参道ヒルズが立つ前にあった「青山アパートメント」も大正末から昭和初期の建築。折からのレトロブームに乗ってこの「清州寮」も今では入居者の3分の2が20代の若者だそうです。因みに2Kで家賃は6万円程度ということで人気も納得です。

 

さてこの「清州寮」一階にはおしゃれなリノベ系のお店が幾つか入っているのですが“ギフトラボ ガレージ”さんもその一つです。

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ドアを開けると静かな波の音、そしてその向こうに微かn聞こえるボサノバ。
すぐ目の前にはおしゃれなステーショナリーやグッズが並びます。ハッとする空間です。

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スタッフの方にお聞きするとなんとこの日からミュージシャン「津田貴司」さんのサウンドインスタレーションが開催されているのだとそうです!なるほど、奥にはご本人様もいらっしゃるのですね。これはラッキーでした!CD等も手に入っちゃいますよ。

素敵がいっぱいのお店でのオーダーは「パンプキンマフィンの岩塩アイスクリーム添え」です。

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いやぁ、美味しそうですね!「パンプキンマフィン」はナチュラル派。自然の食材の甘みと香りがふんわりと広がります。食感もほくほくとして素朴で食べごたえあります。そして「岩塩のアイスクリーム」。

 

これが驚くほど美味!フランス・ロレーヌ産の岩塩はとてもまろやかな塩加減。マフィンと合わせていただくと最初に冷たい食感、それからほのかな塩気、時間差でほんわりとした甘さが感じ取れます。繊細でとっても気に入りました。

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アートの街×カフェの街、

清澄白河の良い所取りの素敵なカフェ、何度でも訪れてみたくなる事間違えありません!


<カフェ情報>
名称:ギフトラボ ガレージ (gift_lab GARAGE)
住所:東京都江東区白河1-3-13 清洲寮 1F
電話:03-3630-1201
交通手段:東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線清澄白河駅より徒歩2分 清澄白河駅から130m
営業時間:木~月 12:00~19:00(L.O18:30)日曜営業
定休日:火曜日、水曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13176502/

 

 

ヒキダシ (【旧店名】ヒキダシ カフェ)

隅田川を背に清州橋通りの東深川橋交差点へ!一本裏路地にある注目のカフェが「ヒキダシ」さんです。

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15時からのカフェタイム、その時間にはもうすでにほぼ満席の大盛況。ラッキーなことに窓側の2掛けテーブル席が空いていました。
店内はこんな感じ!

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インテリア関連のオーナーのお店だけあり内装の圧倒的なこだわりが楽しめます。とにかくヒキダシ、どこもヒキダシ、かわいいヒキダシ・・・ほっこりした気持ちになりますね!


もの珍しさに辺りをキョロキョロ見ているとスタッフさんが優しい頬笑みで「面白いでしょ?」と一言。

 

そしてオーダーです。この日はとっても寒かったので「カフェラテ」確定!さらに合いそうなスイーツを悩んでいると「ガトーショコラ、カフェラテにぴったりですよ。」とさりげなくおすすめ。何だか気持ちが良い笑顔だなぁ・・・と思いつつこちらも決定です。

 

待つこと5分・・・

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こちらがカフェラテ!カップが店の雰囲気にぴったりなのです。
そしておすすめガトーショコラがこちら。

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まず思ったのはやはりコーヒーが美味しい!しっかりとしたコクと苦みが自分好みです。キレよりもボディ重視なのはより暖かみが感じられて冬には特におすすめです。
ガトーショコラもおっしゃる通りのグッドマッチ。こちらは濃縮された上質な甘みで完成度高いです。

 

こちらのお店はランチ、カフェタイムだけでなく「ディナータイム」もきっちり営業あり。カフェの域にとどまらないスイーツが味わえるのはそのせいかもしれませんね。休前日の夜は深夜まで営業と使い勝手もGOOD!ぜひフル活用したいこのエリア一番のおすすめ店です。

 

<カフェ情報>
名称:ヒキダシ (【旧店名】ヒキダシ カフェ)
住所:東京都江東区白河3-8-5
電話:03-6458-8680
交通手段:東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口徒歩約6分 清澄白河駅から564m
営業時間:11:30〜15:00lunch / 15:00〜18:00cafétime / 18:00〜22:00dinner
(L.O21:00) Friday&Saturday / 22:00〜BAROnly・26:00close※ 日曜営業
定休日:不定
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13169709/


いかがでしたか?カフェ激戦区「清澄白河」の注目のお店5選。今日ご紹介できなかったカフェもまだまだたくさんあります。

雑貨や小物の楽しいセレクトショップも合わせてぜひ散策に出かけてみて下さい。もちろん日本屈指の美味しいコーヒー飲み比べも体験して下さいね。

 

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