荻窪・西荻窪駅周辺のスイーツがおいしいカフェランキング
中央線といえば各駅ごとに全く街のイメージが違うのが特色ではないでしょうか。今回は中央線の中でもどこか懐かしさを覚える下町の雰囲気漂う荻窪、西荻窪のスイーツ&ドリンクがおいしいオススメカフェをランキング形式で紹介したい思います。
第5位 trim(トリム)
西荻窪駅から徒歩7分と少し離れた所にあるカフェ「trim(トリム)」卵と乳製品を使わないマクロビのお菓子を提供するお店で、駅の近くには焼き菓子を提供するテイクアウトのお店「Khanam(カナム)」の姉妹店で静かな住宅街を歩いているとひときわ可愛いイラストの看板が目を引きます。
こちらはイラストレーターのにのみやいずみさんがデザインしたイラストで、テイクアウトできる焼き菓子のパッケージにも使用されています。
中に入ると壁紙や照明、そして椅子がカフェスペースによって変えられており、まるでヘアサロンのようなスタイリッシュな雰囲気を出しています。荷物を置くカゴにはブランケットも常備されており、細やかな気遣いも感じられました。
姉妹店では提供されていない「trim(トリム)」限定のスイーツ甘酒プリンと栃木ラリシェスボタニクのオーガニックハーブティー~レイチェルの森~を注文。
甘酒のプリンは透明なグラスで提供され、上には山ぶどうとリンゴのジュレが乗っており、中には桜の花の塩漬けが入っていました。
プリンの部分は甘酒で作られており、卵と乳製品を使用していないということでプリンというよりもトロっとしたスープのような舌触りでした。
ジュレの部分と中の甘酒プリンをすくって食べるとジュレのフルーティーな味わいと、優しい甘酒のコクがマッチしていて、この季節にぴったりな後味爽やかな味わいあるスイーツでした。
オーガニックハーブティーは赤ぶどうの葉やレモンバーム、ペパーミントなどの様々なハーブが入っており、ミントのすっきりとした味わいがすっと鼻に残る飲みやすいハーブティーでした。
ハーブティーはいつもホットを頼むのですが、この季節にはアイスのハーブティーもとてもおすすめです。
カフェ「trim」は食事、スイーツ、ドリンク全て卵、乳製品を使わない全て植物性の材料を使用しており、アレルギーを持っている方でも安心して食べられるこだわりのお店でした。マクロビスイーツとは思えない工夫がこらされているので、是非一度行ってみてはいかがでしょうか。
<評価>
★★★★☆【雰囲気】
★★★☆☆【接客】
★★★☆☆【価格】
★★★☆☆【味】
★★★☆☆【ボリューム】
<カフェ情報>
trim(トリム)
東京都杉並区西荻窪南1-19-20 ライオンズマンション1階
営業時間:12:00~19:00(ラストオーダー18:30)
休業日:不定休
JR中央線・総武線「西荻窪」駅南口より徒歩7分
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13170757/
第4位 和cafe こころね ルミネ荻窪店
JR荻窪駅の改札から直結しているLUMINE荻窪の5Fにある「和cafe こころね」
LUMINEのエレベーターに乗り、出て直ぐ左の場所にあります。
和カフェというだけあって、和食屋であり、カフェのような雰囲気のディスプレイで、一見和食屋のようだったので、カフェというのがわからないほどでした。
入り口がやや広くなっているのでベビーカーでも入ることができます。
和カフェということで抹茶ときな粉わらび餅のクリームあんみつ(抹茶黒みつ添え)とこころね紅茶(小菓子付き)を注文。
先にこころね紅茶が届き、紅茶のポットにいぶりがっこという秋田県の名物である漬物が小菓子として添えられていました。
ポットは茶葉が抜かれているため、時間が経っても渋みを感じずに飲むことができました。こころね紅茶と名前がついていたのでこだわりのあるものかと思ったのですが、味は通常の紅茶と同じでした。
ほどなくしてクリームあんみつが到着。アイスはソフトクリームか宇治抹茶アイスか選ぶことができるのですが、今回はソフトクリームを選びました。
あんこや白玉、わらび餅の下には抹茶ゼリーと寒天がたっぷりと入っていて、抹茶黒みつを掛けると黒蜜と抹茶の濃厚な味が引き立って、飽きの来ない味で最後まで楽しむことができました。
あんこは北海道産の大納言小豆を使用しており、わらび餅が特にもちもちとしていて、しかもボリュームたっぷりに入っているので、これだけでも満足できる一品です。
いぶりがっことも、スイーツと漬物という一見ミスマッチな付け合わせなのですが、食べてみると燻製の味わいと、スイーツの甘さが非常にあっていて後を引く味でした。
ロケーションも良く、非常に入りやすいカフェなので、ちょっと休憩したいな。と思ったときにぴったりのお店でした。
<評価>
★★★☆☆【雰囲気】
★★★☆☆【接客】
★★★★☆【価格】
★★★☆☆【味】
★★★★☆【ボリューム】
<カフェ情報>
和cafe こころね ルミネ荻窪店
東京都杉並区上荻1-7-1 ルミネ荻窪店 5F
営業時間:11:00~21:30(ラストオーダー21:00)
休業日:ルミネ荻窪店に準ずる
JR中央線・総武線「荻窪」駅直結
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13125976/
第3位 宵待屋珈琲店(よいまちやこーひーてん)
荻窪駅南口から徒歩3分のところにある「宵待屋珈琲店」名前を宵待とかいてよいまち」と読むそうでまるで文豪の名作に出てきそうな硬派な名前のカフェのイメージでお店へと向かいました。
入り口を見ると、硬派なイメージとは裏腹に可愛らしい外観で、とても入りやすい雰囲気のお店でした。
中に入ると、ダークブラウンに統一されたテーブルと椅子が並んでおり、平日の昼間にも関わらず地元の方々で賑わっていました。
お店の名物であるスイーツがチョイスできるメルヘンプレートと、イタリアンカフェラテを注文。
メルヘンプレートにはハーフサイズのケーキ2種類と赤ブドウのシャーベットの盛り合わせが乗っており、プリン以外のスイーツを選ぶことができます。
りんごがたっぷりと乗っている名前そのままのタップリンゴところころシュークリームをチョイス。
可愛らしい名前のタップリンゴは目の前のミニオーブンで温めたものを出してくれます。
中にはリンゴの他にくるみが入っており、リンゴのコンポートの柔らかい歯ざわりとくるみの歯ごたえの両方が楽しめます。
アップルパイなどに良く入れられているシナモンが入っていないため、くどすぎない味で、上にかかったフレークと3種類の食感が楽しめるオリジナル感あふれるスイーツです。
シュークリームには2種類のクリームと苺が入っており、シューは柔らかな生地でオーソドックスなシュークリームでした。一口でぱくっと食べられてしまうので、ついついもっと食べたくなってしまうかもしれません。
最後は赤ブドウのシャーベットで口の中を爽やかにしてくれ、3種類のスイーツが少しずつ乗っているので見た目にも楽しいスイーツでした。
そしてカフェラテはダブルエスプレッソで淹れられた苦みのある珈琲にふわふわのクリーミーなスチームミルクがたっぷりと注がれていて、とても喉越しが滑らかで、エスプレッソの苦みがまろやかになりこだわりの感じる珈琲でした。
こちらのブレンドコーヒーは全てオールドビーンズを使用しており、ネルで丁寧に淹れられたものを出しているので、ブレンドコーヒーも試してみるのもいいかもしれません。
こだわりを感じながらも、親しみやすさを併せ持つ宵町屋珈琲店。中央線の下町の雰囲気をどこかしら漂わせる素敵なお店でした。
美味しい珈琲が隠れ家カフェで飲めるなんて!と素敵な発見ができた場所でした。
<評価>
★★★★☆【雰囲気】
★★★☆☆【接客】
★★★★☆【価格】
★★★★☆【味】
★★★☆☆【ボリューム】
<カフェ情報>
宵待屋珈琲店
東京都杉並区荻窪5-29-10
営業時間:火曜~土曜11:30~21:30
日曜、祝日12:00~20:00
休業日:月曜
JR中央線・総武線「荻窪」駅南口より徒歩3分
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13127337/
第2位 一芯二葉(きっさこ いっしんにょう)
西荻窪駅の商店街を少し歩くと、少し趣のある喫茶、茶葉販売という看板が左手にディスプレイされている小道を中に入った所にある「一芯二葉」。
看板が少し目立ちにくいので、通り過ぎてしまう可能性があるので注意が必要です。
入り口は緑に覆われており、「茶」という看板がお茶屋さんを思わせます。
中は非常に小ぢんまりとしており、テーブル席が3つの5席という非常に小さなお店でした。
入り口右手には様々な種類の茶葉と、ティーカップが並べられており、カップはお茶をオーダーすると、好きなカップを選ぶことができます。
入り口すぐの一人席に座るとアリスやウサギがモチーフのオブジェや本が並べられており、まるでおとぎ話の世界の自室で読書をしているような錯覚に陥ってしまうような可愛らしい席でした。
お店が初めての方にはオススメというホームメイドのスコーン2種類と月ヶ瀬1stべにふうきの紅茶を注文。
好きなカップを選ぶことができるというので、オールドノリタケのこの季節にぴったりな桜のカップをチョイスしました。
ほどなくして先に紅茶が到着。小さめのポットにティー・コージーと茶葉を乗せたカップが一緒になっています。
紅茶の茶葉の香りを楽しむことができ、お茶専門店ならではのお茶へのこだわりが感じられました。
べにふうきは春の紅茶のようなイメージで甘く爽快な花の香りがする味でした。少し香りが強く口にのこるので、癖のある紅茶が苦手な方ですと、オーソドックスなアッサムなどがいいかもしれません。
スコーンは2種類好きなスコーンとジャムを1種類を選ぶことができ、オーソドックスなイングリッシュ・スコーンと桜のスコーン、そしてあまおう苺のジャムをチョイスしました。
スコーンは温めたものを提供してくれます。一口食べるとまるでお芋のようなホクホクの食感と、バターの芳醇な味が口の中で広がります。
スコーンというとパサついてしまったものなどもありますが、こちらのお店のスコーンは中がホクホクしっとりとしていました。
クロテッドクリームもくどすぎず非常にさっぱりとしており、あまおうの苺ジャムと2種類スコーンに乗せて食べても甘すぎないので、クリームとジャムをたっぷりと贅沢に乗せて食べるのをオススメします♪
お店では美味しいお茶の淹れ方もレクチャーしてくれるので、お茶を美味しく淹れたい方、美味しいスコーンを食べたい方は行ってみてはいかがでしょうか。
まるで隠れ家のようなお店にほっと一息つけるはずです。
<評価>
★★★★☆【雰囲気】
★★★★★【接客】
★★★★☆【価格】
★★★★★【味】
★★★☆☆【ボリューム】
<カフェ情報>
一芯二葉 (きっさこ いっしんによう)
東京都杉並区西荻北3-31-13
営業時間:12:00~20:00(ラストオーダー19:00)
休業日:火曜・臨時休業あり
JR中央線・総武線「西荻窪」駅北口より徒歩3分
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13126324/
第1位 Tea&Cake Grace(ティーアンドケーキ グレース)
西荻窪南口から線路沿いを3分ほど歩き、路地にはいったところにある「Tea&Cake Grace」。白い一軒家のティーサロンで、静かな住宅地の中にひっそりとそのお店はあります。
中に入ると人で賑わっており、数名で相席になる大きなテーブルに案内されました。
人気の「イチゴのショートケーキ」とニルギリのアイスティーを注文。
ニルギリはインドの茶葉でクセがないため、甘いスイーツにぴったりなドリンクです。
混みあっていましたが、すぐにショートケーキが到着。
まず、見た目がとても美しく、均等にカットされた苺が並べられた上にナパージュが掛けられキラキラと輝いています。
ケーキはスポンジが3層になっており、大き目の苺がそのあいだにぎっしりと入っています。生クリームのボリュームよりも苺の方が多いほどで、どこにフォークをいれても必ず苺が一緒に食べられます♪
スポンジもとてもきめ細かく、しっとりとしており大き目なカットにもかかわらず王道のショートケーキがここまで美味しいのかと思える味でした。
そしてこんなに苺のふんだんに入ったショートケーキはなかなかないのではないでしょうか。ボリュームもたっぷりで、見た目も味も大満足なショートケーキでした。
そしてニルギリの紅茶はすっきりとした味わいで。スイーツの甘さを邪魔することなく、銀のプレートで提供されこちらも見た目にも上品さを感じる紅茶でした。
まさに誰にもおしえたくない隠れ家というのにふさわしいカフェなのではないでしょうか。
<評価>
★★★★☆【雰囲気】
★★★★☆【接客】
★★★★★【価格】
★★★★★【味】
★★★★★【ボリューム】
<カフェ情報>
Tea&Cake Grace (ティーアンドケーキ グレース)
東京都杉並区西荻南3-16-6
営業時間:11:00~21:00
休業日:日曜日
JR中央線・総武線「西荻窪」駅南口より徒歩3分
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13006640/
今回は、荻窪駅、西荻窪周辺のカフェを紹介させていただきましたが、荻窪エリアにはラーメン屋さんやパン屋さんなど、素敵でおいしいお店がたくさんあります。
荻窪エリアの店舗を紹介している記事をいくつか見つけましたのでシェアしますね。
まずはラーメン屋さん!
次はチャーハン!
キーマカレー!
そしてパン屋さん!
荻窪はとっても素敵な街なのでぜひ足を運んでみてくださいね!