ライスミルクスイーツレシピ3つ
ライスミルクを使ったスイーツレシピを3つ紹介します。
「ライスミルク入りのサクサクレーズンスコーン」「1つの生地が3層に!ライスミルク入りの優しい味のマジックケーキ」「破れずにきれいに焼ける♪ライスミルク入りのチョコクリームクレープ」の3つです。
ライスミルクは第3のミルクと呼ばれ、ダイエット効果や、美肌効果、便秘解消など女性に嬉しい効果が期待できるので、モデルさんなど美意識の高い多くの女性が愛飲しています。
また、牛乳アレルギーがある方にもライスミルクはオススメです。
今回も簡単にできるスイーツレシピなのでよろしければ参考にしてください。
破れずにきれいに焼ける♪ライスミルク入りのチョコクリームクレープ
クレープを薄く伸ばして焼くのは最初のうちは結構難しいです。裏返すときに破れてしまうとショックですよね。でもこのクレープは破れにくい生地なので初めてでも安心して焼くことができます。
コツは少し片栗粉を入れることです。そうすることで生地自体がしっかりして破れてしまうのを防いでくれます。もっちりとした食感にもなり美味しさも二重丸ですよ♪
10枚焼くと思うと大変そうな気がしますが焼き始めるとあっという間に焼けてしまうので気軽に作ってみてください。
今回はそのライスミルク入りクレープ生地にチョコクリームとたっぷりのフルーツを巻きました。仕上げにかけるはちみつもまろやかで美味しいです。
<材料>(10枚分)
▼クレープ生地
・薄力粉 110グラム
・砂糖 20グラム
・塩 一つまみ
・片栗粉 大さじ1
・卵 1個
・ライスミルク 240cc
・サラダ油 大さじ1
▼チョコクリーム
・チョコレート 50グラム
・ライスミルク 大さじ2
・生クリーム 150cc
▼トッピング
・桃、オレンジ、バナナなどお好みのフルーツ 適量
・はちみつ 適量
<作り方>
①ボウルに薄力粉、砂糖、塩、片栗粉を入れます。
②泡だて器でシャカシャカとよく混ぜ合わせます。これで粉類はふるわなくてもある程度キレイに混ざってダマがなくなります。気になる人はふるってください。
③容器にライスミルク、卵、サラダ油を加えます。
④「③」をよく混ぜます。卵の白身がしっかりと混ざるまでが目安です。
⑤粉類の入ったボウルに少しずつ「④」を入れて混ぜていきます。一気に入れると粉類がダマになりやすいので少しずつ入れて泡だて器でなめらかになるように混ぜていきます。
⑥なめらかなクレープ生地になりました。
時間があれば冷蔵庫で1時間~1晩休ませます。
少しダマが残っていても休ませることで馴染んでなめらかな生地になります。
⑦クレープを焼きます。フライパンにサラダ油を少量入れてキッチンペーパーでよく拭き取ります。弱火で熱してから生地をお玉半分~1杯ほど流し込んで薄く伸ばします。
もし伸ばす際に破れてしまったら破れた個所に生地を少量流し込んでリカバリーしましょう。
⑧クレープの生地の外側が少しこんがりしてきたら裏返して裏面もさっと焼きます。
⑨焼き上がった生地はこのようにお皿に重ねていきます。冷めてもくっついてとれなくなってしまうことはないので大丈夫です。
⑩チョコクリームを作ります。
チョコレートとライスミルクを耐熱容器に入れて短時間電子レンジで加熱します。チョコレートは熱しすぎると分離してしまうので気を付けましょう。
湯せんで溶かすと失敗が少ないのでおすすめです。
⑪スプーンで混ぜてしっかりと溶かしてなめらかにします。なめらかになったら冷まします。
⑫生クリームを泡立てます。ボウルに生クリームを入れて電動泡だて器で泡立てます。
⑬ふんわりとツノが立つまで泡立てます。
⑭泡立てた生クリームに「⑪」のチョコレートを入れます。
⑮よく混ぜてチョコレートクリームを作ります。
⑯クレープの中に入れたいフルーツを食べやすい大きさに切ります。バナナを使うときは少量レモン汁をふっておくと変色を防げます。
⑰クレープを巻きます。
クレープの真ん中にチョコレートクリームを広げます。
⑱フルーツをチョコレートクリームの上に乗せます。
⑲くるっとクレープを巻いたらはちみつをかけて完成です!
<このレシピのポイント>
ライスミルク入りのクレープ生地は冷蔵庫で2~3日保存ができます。お客さんが来る前日に生地だけ作っておくと当日とてもスムーズにできますよ。チョコクリームは砂糖が入っていないので意外とビターな味わいです。甘めにしたい場合は生クリームに大さじ2ほど砂糖を入れて泡立ててください。
生クリームを失敗なくキレイに泡立てたいときは氷水にボウルをつけながら泡立ててください。特に夏場は生クリームを泡立てている間にも温まってしまい上手に泡立たないことがあります。
チョコレートとライスミルクを溶かしたものはよく冷ましてから生クリームに加えてください。温かいままだとせっかく泡立てた生クリームが熱で溶けてしまうので注意しましょう。
今回はトッピングにフルーツを使いましたがお好みでナッツやドライフルーツやアイスクリームを乗せても美味しいですよ♪
1つの生地が3層に!ライスミルク入りの優しい味のマジックケーキ
フランスの書店にこのケーキの本が発売されると、瞬く間に大人気になりました。このケーキは1つの生地を流して焼いたはずなのに焼き上がると何と3つの層に分かれているという魔法のケーキなのです♪
一番上がスポンジ、真ん中がクリーム、下がフランになります。
1つの生地から3つの味が楽しめるのでちょっとお得な気持ちですよね!味わいもまろやかでほんのりバターとミルクの香りと卵の風味を楽しむことができます。
今回は牛乳の代わりにライスミルクを使うことによりより優しい味わいに、ヘルシーに仕上げています。どこか懐かしい味わいのマジックケーキ、一切れ食べるともう一切れ食べたくなってしまう不思議な魅力を持っています。
作り方は少しコツが要りますが失敗してしまってもそれはそれで美味しいライスミルク入りマジックケーキになると思います。何度焼いても3層が全く同じに焼き上がることはありません。今回はどんな感じに焼き上がるかな?とワクワクした気持ちで楽しく作ってみてください♪
<材料>(15センチの丸型1台分)
・卵 2個
・砂糖 70グラム
・塩 一つまみ
・ライスミルク 240cc
・バター 60グラム
・薄力粉 50グラム
・バニラオイル 数滴
<作り方>
①水気や油分のないボウルに冷たく冷やしておいた卵白を入れます。
②電動泡だて器で泡立て始めます。ピンとツノが立つようになったら砂糖30グラムを入れて電動泡だて器の弱でゆっくりと泡立ててキメを整えていきます。
③このように砂糖を入れて泡立てるとメレンゲにツヤが出てきてキメが細かくなります。ピンとツノが立つまで泡立てます。しっかりしたメレンゲを作ろうとしてあまり泡立て過ぎてしまうと今度はケーキと混ざりにくくなってしまうので注意しましょう。
④別のボウルに卵黄と砂糖40グラムを入れて電動泡だて器で泡立てます。電動泡だて器は洗わずそのまま使ってもOKです。
⑤このようにふんわりとクリーム状になり電動泡だて器を持ち上げるととろとろとたれてくる状態になればOKです。
⑥バターを湯せんで溶かしておいて(少しの時間電子レンジにかけても)少し冷めたものを「⑤」に加えてよく混ぜます。
バニラオイルも入れて混ぜます。
⑦薄力粉をふるって「⑥」に加えてゴムベラでしっかりなめらかに混ぜます。もしダマになってしまうようなら泡だて器で混ぜてもかまいません。少しくらい混ぜすぎても大丈夫なのでなめらかな生地に仕上がるようにしてください。
⑧このようにとろりとしたなめらかな生地になればOKです。粉っぽさが残らないようにしましょう。
⑨「⑧」にライスミルクを入れて泡だて器で混ぜます。かなり水分量が増えますが大丈夫です。
⑩「⑨」に「③」のメレンゲを一気に加えます。メレンゲは浮かんだ状態になります。
⑪このように10回ほどゴムベラで馴染ませる程度で大丈夫です。メレンゲの白い部分が目立っているように思えますが焼いている間にちょうど良くメレンゲの部分が馴染んでスポンジになってくれます。
⑫15センチの丸型にクッキングシートをしいておきます。
今回は底の抜ける方を使いましたので、底の部分にアルミホイルを巻きました。(お湯が入ってこないようにするためです)
⑬「⑪」の生地を丸型に流し込みます。ここでもメレンゲの部分は浮かんでいる状態です。
⑭鉄板にお湯を流し込んでから160度のオーブンで40~50分ほど焼きます。(湯せん焼きをします)
⑮焼き上がったらそのまま冷まして、しっかり冷めてから型から取り外します。
⑯ナイフで切り分けて完成です!
<このレシピのポイント>
卵を泡立てる順番は、卵白の次に卵黄になるようにしましょう。その順番だと電動泡だて器を洗わずそのまま使うことができます。もし卵黄から泡立ててしまったときはしっかりと洗って乾かしてから卵白を泡立ててください。卵白に卵黄が入るとしっかりとしたメレンゲが作れなくなるためです。
溶かしバターや湯せん焼きするためのお湯はあらかじめ用意しておくとスムーズに作ることができます。溶かしバターを電子レンジで溶かすときは必ずラップをしてから短時間で様子を見つつおこなってください。高温で長時間加熱すると爆発してしまうので気を付けましょう。
キレイな3層を作るためにはやはりメレンゲの混ぜ方が大切になります。ちょっと混ぜなさすぎかな?と思ってしまいがちですがしっかり混ぜ合わせてしまうとスポンジ部分がなくなってしまいます。
少し特殊な作り方ですが水分の多いバシャバシャの生地にメレンゲが浮かんでいる状態がベストの焼く前の生地です。焼き上がったばかりはとても柔らかく崩れやすいので必ず冷やしてから型から取り出すようにしましょう。
アレンジとしてチョコ味にしたいときは薄力粉を40グラムにしてココアを10グラム追加してください。少しホロ苦い大人の味のチョコケーキになりますよ。
切るまではどんな状態になっているのか分からないドキドキのライスミルク入りマジックケーキです。ぜひ何度も作りながらその度にワクワクしてくださいね♪
ライスミルク入りのサクサクレーズンスコーン
バターの香りとライスミルクの優しい味が口いっぱいに広がるレーズン入りのスコーンです。レーズンの甘酸っぱさが全体の味を引きしめてくれています。作り方も簡単でバターと粉を混ぜていくところはコツをつかめば素早く短時間でできるようになります。
休日の朝にゆっくりと鼻歌をうたいながら作ると素敵な一日になりますよ。甘さ控えめで作っているのでジャムやクロテッドクリームやはちみつなどお好みでつけて召し上がってください。
<材料>(約10個分)
・薄力粉 220グラム
・ベーキングパウダー 小さじ2
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ4分の1
・無塩バター 60グラム
・ライスミルク 130cc
・レーズン 50グラム
・ジャム、クロテッドクリームなど お好みで
<作り方>
①ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れてさっと混ぜておきます。
②バターを細かく切ったものを「①」のボウルに加えます。
③指先でバターをつぶすようにして粉と混ぜ合わせていきます。バターを溶かさないように気を付けながらおこないます。このように全体が黄色っぽくなりバターの粒が小さくなったら混ぜ終わりです。
④「③」のボウルにレーズンを加えます。
⑤「④」のボウルにライスミルクを加えてスプーンなどでざっくりと混ぜます。
⑥生地はあまり混ぜると固く仕上がってしまうので全体がまとまったらオッケーです。
⑦鉄板にクッキングシートをしいてからスコーンの生地を丸めて置いていきます。生地がベタつくときは軽く手に打ち粉を(薄力粉)をはたいてから丸めてください。
丸めた生地を上から少しだけ押してつぶして成形します。
生地は膨らむので間隔をあけておきましょう。
⑧200度に熱したオーブンで15分~20分くらい焼きます。上がこんがりとしてきたら焼き上がりです。
⑨完成です!
焼きたてのスコーンをスプーンで半分に割って、ジャムやクロテッドクリームを付けてどうぞ♪
<このレシピのポイント>
今回は無塩バターを使いましたが、有塩バターを使用する場合は塩は一つまみ程度で大丈夫です。バターと粉を混ぜていく作業ですが、なるべくバターを溶かさないように気を付けて行いましょう。
バターの粒と粉が細かく混ざり合うことで生地に層が生まれてさっくりとしたパイのような食感になります。溶けてしまうとさっくりとせずに固く仕上がってしまうので注意しましょう。
バターを細かく切ったら使うまで冷蔵庫でよく冷やしておきましょう。キレイにバターと粉を混ぜようとするのはいいのですがあまり混ぜすぎるとバターの粒が小さくなりすぎてしまいます。ところどころバターの粒が残っている状態が一番サクサクと上手に焼けるので少し気を付けてみてください。
レーズン入りのライスミルクスコーンも美味しいのですがお好みでクルミやアーモンド、ドライフルーツを入れて作ってもいいですよ♪大さじ2ココアを入れればチョコレート風味のスコーンにもなります。
焼きたてが美味しいですが冷めても数秒電子レンジにかけるだけでホカホカのライスミルク入りスコーンができます。冷凍保存もできるので多めに作っておいても大丈夫です。冷凍保存するときは1つずつラップに包んでからフリーザーバックに入れて保存してください。
手で丸めて作るとカントリー調になり素朴な形を楽しむことができます。もちろん丸型で抜いて作ってもオシャレに仕上がります。その場合は出来上がった生地を1時間ほど冷蔵庫で冷やしてから作るとベタつかずにスムーズに作ることができます。
※今回は、市販のライスミルクを使ってスイーツレシピを紹介しましたが、女子リキではライスミルクの作り方を紹介しています。
ライスミルクの効果に驚愕!作り方&簡単レシピ 味・栄養・カロリーは? - 女子リキ
ライスミルクの作り方の他にも、ライスミルクの様々な美容・健康効果や牛乳との違い、ライスミルクを使ったレシピなど、こってり紹介していますので、ライスミルクに興味がある方は是非、ご覧ください。
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