女子リキ@スイーツ部

女子リキ@スイーツ部ではスイーツがおいしいカフェの紹介や、スイーツビュッフェのレビュー、スイーツレシピなどスイーツに特化した情報を公開します。

中崎町駅周辺のカフェ ベスト5

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梅田から徒歩で行けるのに昭和の雰囲気漂う、ノスタルジックな町、中崎町(大阪市)。
お洒落な隠れ家カフェが点在している中崎町駅周辺で、スイーツがおいしい人気のカフェ5件を選出し、最高点を★5としてランキングにしました。

どのカフェも人気店なので評価はプラスアルファです。
星の数が少なくてもランキングが前後する場合もあります。

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第5位 1930CAFE

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★★☆☆【アクセス】
★★★★☆【オシャレ度】
★★★☆☆【料理】
★★★☆☆【接客】

 

中崎町駅4番出口から路地に入り、しばらく歩くと左手にあります。
昔の事務所を改装したような外観で、2階には美容院があります。

お店の中に美容院への階段があるので、美容院を利用する方も入ってきます。

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コンクリート打ちっぱなしの壁に、学校の様な懐かしい窓枠、椅子もバラバラなのに統一感のある、オシャレでイマドキな内装が素敵です。

季節のシフォンケーキとアイスティーを注文。

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今の季節のシフォンケーキは黒ゴマです。
最初はゴマの味はそれほど感じませんが、食べ進めているとクリーミーなゴマの味がします。


生地に黒ゴマのペーストが練りこまれており、見た目は黒くてギョッとしますが、ゴマの香りが香ばしく、黒ゴマもそのまま入っていて、プチプチと食感も楽しいです。
香りと食感二つを楽しめる、新感覚なシフォンケーキです。

 

もちろん生地はふわふわ軽いですが、しっとりとしていて適度な弾力があります。食べ易いのでデザートメインでなくても、食後のデザートにもぴったりです。

アイスティーは濃い目なので、ゴマのクリーミーさとは反対にスッキリさせてくれます。


店員さんに話を聞くと、中央卸売市場場内のパン屋さん「グランジュテ」に季節ごとにシフォンケーキを提案し、完全オーダーで毎日作ってもらっているそうです。

やはりしっとり感を重視しており、ゴマの香りと食感を最大限引き出すように、とオーダーしたそうです。

 

今年の夏はココナッツのシフォンケーキをオーダーしているそうで、定期的に通っても違う味が楽しめます。

 

また、夜はバルとして営業していたり、結婚式の二次会やその他の貸し切りにも対応しているので、料理も本格的です。

夜カフェも出来る、店員さんも親切でオシャレなお店でした。

 

<カフェ情報>
1930CAFE
大阪府大阪市北区中崎西2-5-21 CB中崎町ビル 1F
地下鉄 谷町線「中崎町駅」徒歩4分
阪急「梅田駅・茶屋町口」徒歩6分
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27083943/

 

 

第4位 大阪浪花屋

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★★★★☆【アクセス】
★★★☆☆【オシャレ度】
★★★★☆【料理】
★★☆☆☆【接客】

 

中崎町駅1番出口を出ると既に天五商店街に繋がっており、商店街をしばらく進むと左手にお店があります。濡れなくて済むのは嬉しいですね。


シャッター商店街が多いと言われる中、比較的活気のある商店街で、色々見ながら通れるのも楽しいです。

 

ハワイアンなお店の隣には、対照的な和モダンな雰囲気のお店があり、そこが大阪浪花屋です。

 

10時オープンで9時59分に入って良いですかと聞いたところ、「10時開店です」と素っ気なく言われました。きっちりしているお店なのでしょう。
お店の前で待っていましたが、10時2分を過ぎても声も掛けてくれず、少し冷たい印象です。

 

お店の前に席があるのでそこだけかと思いきや、お店の奥には座敷、手前には外に向いたカウンター席があります。


座敷は中崎町散策で疲れた足に有難いです。

たい焼きも名物らしく、店内の所々に鯛モチーフの物があります。
窓の形や雰囲気が、どこか懐かしさを感じます。

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メニューはたい焼きの他にかき氷が有名で、冬季はぜんざい等も提供しているようです。

 

お茶、ほうじ茶ラテ、はちみつレモン、冷コーが期間限定のかき氷で、定番の味もどれも美味しそうでとっても悩みました。

せっかくなので大阪ならではの呼び名である、冷コーにしました。


冷コーとは、関西地方で良く使われている「アイスコーヒー」の事で、「レイコー」と読みます。

 

運ばれてきて、圧巻!!

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氷はお皿の3倍はあるくらいの大きさで、お皿の底にはコーヒーゼリー、その上にあんこを包んだ氷、クリームチーズとミルクを合わせたソースが掛かっており、一番上にはコーヒーパウダーが掛けられています。

 

どこから食べれば良いのかわからず、しばらく眺めてしまいました。
スプーンを入れるとサクッとしっかりした氷の食感はあるのですが、滑らかで口どけの良い氷です。


ミルクにクリームチーズが合わさっているので、より濃厚でリッチな味わいです。
コーヒーパウダーと食べると、ティラミスの様な風味がします。

 

あんこは滑らかな白の粒あんで、甘めなので冷たくても存在感があります。
大取りのコーヒーゼリーは、単体で食べるととても苦いのですが、ミルクソースやあんこがしっかり甘いのでちょうど良いです。


折角なのでたい焼きも頂きましたが、パリッと焦げ目の付いた皮は薄く、粒感の残る甘めのあんがぎっしり入っていて、こちらも美味でした!

他の商品や味も気になるので、梅田から歩いて少し静かな中崎町で休憩するもの良いですね。

 

<カフェ情報>
大阪浪花家
大阪府大阪市北区中崎1-9-21 天五中崎通り商店街
地下鉄中崎町駅より徒歩2分
地下鉄天神橋筋六丁目駅より徒歩5分
地下鉄扇町駅より徒歩7分
JR天満駅より徒歩7分
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27069919/

 

 

第3位 アカリマチ

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★★★☆☆【アクセス】
★★★★☆【オシャレ度】
★★★☆☆【料理】
★★★★☆【接客】

 

中崎町駅3番出口からスタジオ246の筋を行くと、右手に見えてきます。

外は黒板色のレトロな窓枠に控え目の看板が、昔ながらの喫茶店を思い出すような、可愛らしいお店です。

 

入る前から、中はどうなっているのかワクワクします。

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木の落ち着いた静かな空間に、整然とサイフォンや食器が並んでいます。
無駄な装飾はほぼなく、シンプルで色合いも素朴ながらもオシャレで落ち着く雰囲気です。


誰もいないので勝手に席に着きました。しばらくすると、奥から店員さんが出てきて静かにメニューを渡してくれます。

 

自家製ホットケーキと月替わりのコーヒーを注文。

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見た目は昔ながらのこんがりと焼けたホットケーキが2枚重なっていて、上に小さなバターがあり、絵本 しろくまちゃんのほっとけーきを思い出します。

小麦粉の味がしっかりしており、少し粉っぽさを感じました。
重めの生地なのでお腹に溜まります。

 

シロップはただのホットケーキシロップで、そこも気取らなくて良いと思いました。
月替わりのコーヒーは「エルサルバドル エルモリノ」という、聞いた事もない名前でした。笑

 

一杯ずつ計量し、粉砕、サイフォンで丁寧に淹れてくれます。
サイフォンのゴボゴボする感じ、いつ見ても落ち着きますね。
酸味の強い香りがして、さっぱりとしていて飲みやすく、ブラックでも強い苦みを感じません。

 

こちらのお店は朝6時半から営業しているので、ゆったりとモーニングすると優雅で素敵な一日を過ごせる事、間違いなしです!

 

<カフェ情報>
喫茶 アカリマチ
大阪府大阪市北区万歳町3-41 城野ビル1F
谷町線中崎町3番出口からすぐ
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27046181/

 

 

第2位 Patisserie Ravi,e relier

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★★★☆☆【アクセス】
★★★★☆【オシャレ度】
★★★★★【料理】
★★★★★【接客】

 

北野病院のすぐ傍にある人気のケーキ屋さん。

普通のショートケーキやモンブラン、とかではなく、何だか難しそうな名前の付いた見慣れないケーキが並んでいます。

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どれが良いか全く見当もつかないので、店員さんにオススメや人気を聞きましたが、お客さんによって好みがあるので特にこれというのは無いとの事。

 

参ったなーと思って、またショーケースと睨めっこ。
散々迷って、季節のタルトとディンブラという紅茶を注文。

イートインは入口入ってすぐに2テーブル4席のみの、こじんまりとした空間。
季節のタルトはグレープフルーツとルバーブの2種類あったので、聞いた事のないルバーブを選択しました。

 

ルバーブとは、西洋のフキの事だそうです。

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フキには酸味がありますが、コンポートしたものと交互に乗せられていて、大人な味わい。


タルトはパイ生地の様な軽さと少しの塩っぽさ、フキの渋みに、押し返される様な強い弾力のメレンゲの自然な甘さと、コンポートの甘さで苦味が相殺されるがどれも消されない、繊細で絶妙なバランスのタルトです。

 

フキを料理以外に使っているのを食べるのは初めてなので、最初はどうかと思いましたが、プロだからこそ出来る、技の光る一品です。

 

紅茶も疎いので、数種類からある中で店員さんに相談すると、それぞれの特徴を丁寧に教えて下さり、タルトと合うものを選択出来ました。

 

ディンブラはスリランカから直送してきた茶葉で、バランスのとれたセイロンの王様と言われているそうです。

 

輪郭がハッキリしているので、個性のあるフキのタルトにも消されることなく、余韻を楽しむ事が出来ます。

 

食べている間もお客さんがひっきりなしに来店し、忙しそうでしたが店員さんは笑顔を絶やさず、1人1人丁寧に接客されていました。

 

清々しい接客に加え、珍しい、ここでしか食べられないケーキや焼き菓子を求めてお客さんはやって来るのでしょう。

 

ジェラートのテイクアウトもあるので、ケーキとジェラートを買って、ジェラートは歩きながら食べるという方も結構いました。

 

珍しくて本格的なケーキがあるので、梅田や心斎橋に出店すると行列間違いないのでしょうが、常連さんも多い様で、これが美味しかったや、今日はこれにするわといった、ちょっとした会話が出来るところも下町で愛される理由なのかもしれません。

 

<カフェ情報>
Patisserie Ravi,e relier (パティスリー ラヴィルリエ)
大阪府大阪市北区山崎町5-13
・地下鉄谷町線「中崎町」駅(1番出口)より、徒歩5分
・地下鉄堺筋線「扇町」駅(2A出口)より、徒歩6分
・JR大阪環状線「天満」駅より徒歩7分
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27044987/

 

 

第1位 うてな喫茶店

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★★☆☆☆【アクセス】
★★★★★【オシャレ度】
★★★★☆【料理】
★★☆☆☆【接客】

 

わかりにくい、というか、近くにいるのにお店がどれか分かり辛いです。
看板は古いドアの上に、同じ色してちょこんと居座っています。

 

気付いてほしいのか、気付いてほしくないのか、控え目過ぎて笑ってしまいました。
完全に民家だと思っていたので、表札だと思っていた白い枠には、これまた小さく小さくメニューが書かれていました。

 

ザ中崎町!のメイン通りにある、ザ中崎町!な雰囲気のお店です。
古民家を再利用して、外装も内装もあまり変えずに、昭和の雰囲気抜群です。

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白髪の店主に古い食器棚、土壁、本がぎっしりと詰まった本棚、古い扇風機、ガタガタする椅子、小さな机、大量のレコードやCD、そこから選ばれる店主の気分で流れるゆったりとした音楽。

 

どれもが昭和で、だけど古びていないオシャレな空間です。
メニューもコーヒーと紅茶がメインで、ケーキは3種、ジュースもミックスジュースやレモンスカッシュなど、昭和なものが数種類だけ。
食事はありません。

 

土日限定のパイナップルケーキと今週のコーヒーを注文。

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パイナップルケーキは小さく、女性の掌に乗るくらいのサイズです。
タルトの様な固めの下地に、パイナップルがごろごろ入った固めのスポンジ、その上にパイナップルがそのまま入ったゼリーの様なもので蓋がされています。

 

上のゼリーは甘いですが、パイナップルの爽やかな甘さと良い相性です。
今週のコーヒーはケニアのキアンジルでした。

 

酸味があって爽やかですが、甘みのある強い味です。
そのままブラックも美味しいのですが、胃にきそうなのでミルクありきのコーヒーかなと感じました。

 

濃い目のミルクがまあるく纏めてくれます。
それでも濃かったので、最後にシロップを入れて飲みましたが、ミルク引き立つ甘みで最後まで美味しく頂けました。

 

お皿もどれもちぐはぐですが昭和のコンセプトに漏れず、シロップのコースターさえも可愛いです。

 

ちなみにトイレは外にあり、薄いガラス戸を引いて縁側に出ます。
そこの小さな中庭も、一升瓶が置かれていたり、雑草が適度に放置されていたりと、どこを切り取っても昭和なので、コンセプトというより、もうここだけ昭和なんだと感じました。

 

最後、お会計を間違われそうになったり、店主が店先で仁王立ちして外を見る様子も、異様に不愛想なのも、これも昭和なんだと思って、この一軒で中崎町を知ったような気になれました。

 

こちらのお店は2位のお店より星の数は少ないのですが、5つの中で一番中崎町のイメージに沿ったお店だったので1位にしました。

もちろん料理も美味しいですし、中崎町を感じるには一番オススメのお店です。

 

<カフェ情報>
うてな喫茶店
大阪府大阪市北区中崎西1-8-23
地下鉄谷町線中崎町駅4番出口から徒歩3分
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27011991/


いかがでしたでしょうか。
中崎町には電話や住所非公開の、一見普通の民家の隠れ家カフェが沢山あります。
中崎町にお越しの際は是非路地に入って探検してみて下さい。

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