梅田駅周辺のカフェをランキング
おいしいスイーツや軽食が楽しめる梅田駅周辺で人気のあるカフェをランダムに選定し、それぞれの項目の最高点を★5つとしてランキングにしました。どこも元々人気のお店なので、味や接客などはプラスアルファだと思ってください。
第5位 サラベス 大阪店
アクセス ★★★★★
オシャレ度 ★★★
料理 ★★
接客 ★
JR大阪駅直結、ルクアイーレの地下1階にあり、アクセス抜群です!
梅田駅周辺は地下で繋がっているので、阪急や地下鉄からでも雨に濡れずに済みます。
レストランの格付けガイドブックで、ニューヨークNo.1の朝食と称されたお店の大阪店です。
店内は白の壁にベージュの家具、看板は青に白文字と、朝食にはピッタリの雰囲気。
ニューヨークのスタイリッシュさに、爽やかさをプラスした装い。
出勤前の方や観光客、カップル、女子グループと来店している人は様々で、年齢層も20代~50代と幅広く、男性2人のお客さんも1組ですがいました。
どの方もオシャレですが、特に一人でさらっと来られている方は、垢抜けた都会の人っぽい…毎日こんなオシャレな所で過ごしているのかなぁといらぬ妄想。
まず、メニューがオシャレです。
真っ白なメニュー表には、英語の下にほぼ全てカタカナの日本語。海外経験ほぼゼロの私は、読む気が無くなるくらいオシャレです。
メニューはパンケーキやフレンチトーストなどのスイーツ系とエッグベネディクトやオムレツなどのおかず系があり、私は定番のエッグベネディクトを注文しました。
ナイフを入れると、とろっと卵が溢れだして食欲をそそります。
一口食べるとハムのスモークした香りが広がり、バターが香るふわふわマフィンにとろとろ卵黄、ぷりぷり卵白の食感があり、最後に少しレモンの香りがします。
でも、エッグベネディクトを注文すればどこでも食べられる味です。サラダのドレッシングは酸っぱいですが、濃厚なエッグベネディクトと相性が良いです。
ただ、葉物を細かく千切ってくれていないので、非常に食べにくいです。
気になる男性と行った時はお口の開け方、注意してください(笑)
いつの時間帯でも朝食メニューが食べられるのですが、9:45の時点で満席になり、そこから続々とお客さんが並んでいました。
店員さんが終始眠そうなのと、食べ終わると早めに食器を下げられるので急かされているようで残念でした。
都会の忙しい雰囲気の中に、少しだけホッと一息ついてリセットできる場所です。
ニューヨークNo.1を感じるには一度の食事では未熟だったので、今度はスイーツ系のメニューを食べてみたいです。
<カフェ情報>
サラベス 大阪店
大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ B1F
JR「大阪」駅直結 大阪駅から122m
食べログ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27084040/
第4位 キルフェボン グランフロント大阪店
アクセス ★★★★
オシャレ度 ★★★★
料理 ★★★
接客 ★★
グランフロント南館2階の一番奥にあるので、JR大阪駅中央口からエスカレーターを上り、グランフロントに繋がる歩道橋を使って向かうと、雨の日も濡れずにお店に辿り着けます。
キラキラした雪とフラミンゴが可愛いガラス張りの店中に見えるのは、白いクリームのようなデザインの壁にヴィンテージ感漂う水色の窓枠がどこか懐かしい、可愛らしいお店です。
右側にはシャンデリアの下にテイクアウト用のショーケースがぐるりと見て回れるように中央に置いてあり、その中にはフルーツが沢山乗った宝石のようなケーキが並んでいて、見ているだけで小さい頃におもちゃ屋さんに行った時のようなワクワクを思い出しました。
中央のレジ奥には厨房があり、水色の窓から可愛いケーキ達が作られていく風景が見られます。
10:20の時点で順番待ちでしたが、店員さんがメニューを持ってきてくれるので、待っている間にじっくり選ぶ事が出来ます。
白と水色に統一された店内ですが、イートインコーナーには赤いサクランボのテーブルクロスが敷かれていて、さっきとは違う雰囲気で特別感があります。
季節限定の「特選白イチゴ~初恋の香り~のタルト」を注文。
どのケーキもきゅんとするネーミングで、注文するのに少し恥ずかしい気もしますが、ここはキルフェボンの世界にどっぷり浸って注文してみましょう!
中も外も白いイチゴは、種が色づくと食べ頃だそうで、酸味は少なくすっきり甘いイチゴです。
バターが香るサクサクのタルト生地にババロアのふんわりした食感、カスタードの程よい甘さにイチゴのつぶつぶと少しの酸味で味も食感も楽しめます。
メニューはスイーツとドリンクのみなので、ランチには不向きです。テイクアウトも出来るので、時間がない方はお家でゆっくり食べられます。
デートやお買い物の合間に、甘いフルーツと可愛い雰囲気に癒されたい時にオススメします。
<カフェ情報>
キルフェボン グランフロント大阪店
大阪府大阪市北区大深町4-20
グランフロント大阪 ショップ&レストラン 南館2F
URL:http://www.quil-fait-bon.com/
第3位 Cafeゆう 梅田店
アクセス ★★★
オシャレ度 ★★★★★
料理 ★★★★
接客 ★
DDハウスの横にあるので、阪急梅田駅からが一番近いです。
路面店の為、雨の日は濡れちゃいますので傘を忘れずに。
DDハウスの角を曲がると、緑がたくさんあるお店が見えてきます。整備されているのに自然で、そこはまるで都会のオアシス。
店内はダークブラウンを基調にしていて、椅子やテーブルや時計などがアンティークなので、落ち着いた温もりのあるお店です。
10組くらいの方が待っていたので、ウェイティングシートに名前を書いて2階の工房へ。
陶芸教室と陶芸品の販売もしているので沢山の作品があり、待ち時間に見て回れるので飽きません。
ひとつ気になったのは、お店の入口手前に、席を確保してから注文してくださいとお店のルール看板がありますが、店内に入ると皆さん一列に並んでいて、これはこのまま並ぶのか?
この人たちはもう席をとっていて、注文待ちの列なのか?それとも看板通りに休日のフードコートさながら、椅子取りゲームをするのか?わかりづらかったです。
せっかくのウェイティングシートもその行列で隠れてしまっていたので、混雑時はルール看板を撤去して、ウェイティングシートを入口手前に置いて混雑時の説明を追加してくれるとありがたいと感じました。
実際、名前が呼ばれるまでこれで合っているのかわからず、2階で陶芸品を見ていてもそわそわしたので、早めに列に戻りました。
返却口に食器類が返されたら店員さんはやっと席に目をやり、お客さんを案内するので、それ以外は調理場から出てこないし見ていないので聞くに聞けないので不親切です。
このように、混雑状況によってシステムが違うようなので注意してください。
別名”うつわカフェ”の名の通り、ドリンクの器が選べます。
ラテを注文すると絵を描いてくれるのですが、器や店員さんによって一杯ずつ模様が変わるので出来上がるまでの楽しみです。
私は”ねこちゃん”の器を選んだので、太っちょなねこちゃんのデザインでした。可愛くて飲むのが勿体ない気もしましたが、しばらく愛でてからいただきました。
かなり甘めです。
ガトーショコラはしっかり固めの生地で、濃厚なチョコレートをそのまま食べてるような感じです。
食感はトリュフと似ています。
こちらもかなり甘いです。
店内を見渡すと、就活中の大学生や10代後半~20代前半の方が多かったので甘めにしているのか、とちょっと納得です。(すみません、勝手なイメージです)
チーズケーキやパフェなどもあり、スイーツも充実していますが、ホットサンドなどの軽食もあるので、甘いものが苦手な方も一緒に行けます。
使われている食器全てが陶芸品で、温もりのある、ごつごつした土色が落ち着きます。
何だかんだ言いましたが、雰囲気は最高です。
メニューの最初の注意書きに、お子様は走ったり騒いだりしないよう注意してください。大きな声で話さないでください。などとあったので、”ゆったりとした雰囲気を味わう”がコンセプトなんですね。
ヴィンテージ漂う掛け時計が、14:07にボーンと低い音で鳴りました。
ちょうどに鳴るのではなく、少し遅れているところが、ゆったり過ごす雰囲気を高めてくれていると感じました。
出来れば混雑時を避けて、ゆったりと、庭にある埴輪や調度品を眺めながら過ごしたいカフェです。
<カフェ情報>
Cafeゆう 梅田店
大阪府大阪市北区芝田1-10-3
阪急「梅田駅」茶屋町口から阪急3番街のKIDYLANDを右手に北へ直進。
左手のDDハウスを過ぎたら左へ曲がってすぐ。パチンコ屋さんの横。徒歩5分
食べログ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27008207/
第2位 バリラックス ザ ガーデン 梅田
アクセス ★★★
オシャレ度 ★★★★★
料理 ★★★
接客 ★★★
マルビル内にあるお店です。
JR大阪駅から5分くらい歩きますが、地下で繋がっているので雨でも濡れずに済みます。入口がいくつかあるみたいですが、マルビルの外のらせん階段から3階へ上がると…
もうそこは、南国バリ!
門をくぐると左手にバーカウンター、右手にテラス席があります。
ここが大都会のど真ん中、梅田?
東南アジアリゾートに来たのかと錯覚します。
素敵な雰囲気が入らずとも感じ取れます。
これは期待大です!
店内にはバリ音楽が流れ、アジアン雑貨が所狭しとあり、昼間なのに店内は薄暗く、店内も静かで癒しの空間です。
店員さんの制服も、アジアンな衣装の方もいました。
予約をしているか聞かれたので、予約して来店するのが主流なのかもしれません。テーブルにはゆらゆら揺れるキャンドル風ライトがあり、さらに雰囲気を盛り上げてくれます。
メニューを渡されしばらくすると、ボトルからワイングラスへとお水を注いでくれます。お水を注いでくれただけの、飲食店ではなんて事のない仕草なのに、なんだかとってもリッチな気分!
一人なので、静かにテンションを上げている私。
お昼時というのもあり「たっぷり海鮮あんかけフォーセット」と、ドリンクに「バリラックスラテ」、さらに「3種のデザート」までセットにしました。
まずツナの生春巻き、スープとサラダのセットが運ばれてきました。
スープのダシの説明もしてくれましたが、聞きなれない言葉で忘れてしまいました…。
サラダの盛り付け方がオシャレで、お皿から野菜たちが溢れ出ています。
小さいカップに入った粒マスタード風味のドレッシングをかけていただきます。
スープは口に入れなくても香る、ちょっと青臭い香草類の香り。
香草類が苦手な私…大丈夫かなと思いつつ一口。
意外とその味はしません。
むしろ先ほど説明して頂いた、濃厚な鶏ダシの風味が口いっぱいに広がります。サラダにも香草が入っていますがクセが少なく、甘辛いドレッシングとマッチしていて気になりませんでした。
生春巻きも一口サイズで、デートでも口の開け具合を気にせず食べられます。こういう細かいところ、女性には有難いのでポイントを上げています。
食べ終わった頃にメインのあんかけフォーと、甘辛い味付けの唐揚げ”アヤムゴレン”が運ばれてきます。
エビとベビーホタテにニラともやしと具材は至って普通です。「たっぷり海鮮」とあったので期待しましたが、そこはうーん…普通。
味は食べ飽きないようになのか、薄味です。
別でソースとかあれば嬉しいですね。
アヤムゴレンも一口サイズで食べやすいです。
ランチメニューにはこの他にも、グリーンカレー、ナシゴレン、ミーゴレンがありました。それぞれに辛さの表記があるので、辛いのが苦手な方はそれで選んでも良さそうです。
バリラックスラテはシナモンの香りがしますが、飲むと感じません。
甘いチャイのような感じでした。
3種のデザートの内容が書いていなかったので、ワクワクして待ちます。
クリームブリュレはとろとろ濃厚なカスタードクリーム、ティラミスはほんのりナッツの香り、ガトーショコラはブランデーの香りがあり、どれも甘すぎず、味の変化があって食べていて飽きません。
入店時よりお客さんが増えてざわついていた店内が突然真っ暗になり、癒しミュージックから打って変わって、陽気なケツメイシのお誕生日ソングが流れてきました。
奥から花火がついたケーキを持ってくる店員さん。
大きな声でHAPPY BIRTHDAY!
サプライズのバースデーにも対応してくれるみたいです。
私はアジアン家具の普通のテーブル席に通されましたが、薄いカーテンで仕切られた半個室やローソファの個室席、テラス席もありどこも雰囲気抜群です。
ランチ、カフェ、ディナーとどの時間帯でも利用できます。
落ち着いた南国気分に癒されたい方、デートにも女子会にも小さなお子様がいるママ会にもオススメです!(実際に訪問した日に、別の席ではママ会が開催されていました)
ウェディングもしているようなので、土日のカフェタイムは事前にホームページを確認してから行く事をお勧めします。
<カフェ情報>
バリラックス ザ ガーデン 梅田
大阪市北区梅田 1-9-20 大阪マルビル 3階
URL:http://pefa.jp/bali-u/
第1位 雪ノ下 梅田本店
アクセス ★★
オシャレ度 ★★★
料理 ★★★★★
接客 ★★★★★
隠れ家的なカフェです。
ナビを使っていても、何度も同じ道を行ったり来たりしていました。
地下からは泉の広場から地上に出ます。
地上からは堂山のTSUTAYAの近くです。
ここからが分かりにくいです!
細い怪しげな路地に入ってしばらく進むと、右手に古い居酒屋さんとスナックがあります。その間に狭い通路が…薄暗いその奥を見てみると小さな”雪ノ下”の看板にスポットライトが当たっていました。
一人でしたが、見つけた瞬間「あったー!」と思わず口に出してしまいました(笑)
それぐらい、隠れ家です。
真っ黒の木の引き戸からは、開けてもいないのにバターの良い香りが漂っています。扉を開けると、暗い路地裏だったことを忘れさせてくれる、手作り感のあるナチュラルな雰囲気とノリの良いキューバ音楽に、笑顔の店員さんが出迎えてくれます。
1階は厨房。
とても急で狭い階段を上る(妊婦さんやお子様には辛いです!注意してください)と2階には4人掛けのテーブルが2卓、3階にも同じく4人掛けのテーブルが2卓あり、お店がとても狭いので2名以下の場合は相席です。
同じ階の人の会話は筒抜けですが、つい立を置いてくれているので視線は気になりません。気になる人と行けば、親密度UP間違いなしです!
軽食とパンケーキ、コーヒー等至って品揃えは普通で、特徴的なのはかき氷の種類の多さくらい。
ここまでは一見普通の隠れ家カフェなのですが、メニューのどのページをめくっても”こだわりの○○”の文字。
それもそのはず、卵サンドひとつとっても、「卵は国産、平飼い、有精卵」「トマトは焼津のトマト名人 大場さんの糖度6~8の昔ながらのもの」「パンは地元のパン屋さんから仕入れている、雪ノ下に合う味とコンセプトのもの」「マヨネーズは国産平飼い有精卵で、イチから店内で作る化学調味料不使用のもの」と、細かく説明書きがされています。
ほとんどのメニューにこのような細かい説明と、”こだわりの”の文字があります。
店主の熱意が伝わってきます。じっくりメニューを読み、名物の卵サンドに決めましたが、どのドリンクを選ぶと店主のこだわりを思う存分味わえるのか、わからなくなってしまったので、店員さんに相談する事にしました。
Q.「卵サンドに合うドリンクは何ですか?」
A.「季節のフルーツジュースがよく注文されています。ミルク割とソーダ割が選択出来て、こだわりの国産フルーツでブルーベリー、苺、キウイから選べます。私はコーヒーもオススメです。#2#4#7がありそれぞれ配合が違います。
メニューの説明に、スパイスやウィスキーのような複雑なエキゾチックな香味とあり、皆さん躊躇されますが、少し異なる点があると私は思います。酸味や苦みも少なく、最後にふわっとウィスキーの香りがする#4が、軽食にもデザートにもオススメです。」
ふむ。
店主だけでなく、店員さんも熱い。心からこのこだわりを愛している事が伝わります。
という事で、卵サンドに#4のホットコーヒーにしました。
パンは薄めなのにふわふわで、しっかりと卵黄の味がする厚焼き卵に、それを邪魔しないバター風味のあっさりマヨネーズ。
余計なものは入れない、シンプルながらも素材のインパクトがあるサンドイッチです。
トマトは残念ながらその日の分がお店に到着していなかったので、食べられませんでした。
コーヒーは店員さんの説明通り、最初に苦みがあり後からふんわりウィスキーが香りますが、しつこくなく、飲みやすいです。
都会の雑踏を忘れさせてくれる、閉塞的、でも温かい、居心地の良い空間で、素材をゆっくり味わいながら過ごすのに最適なカフェでした。
※注文してから料理が出来るまでに急用が出来てしまい、店員さんに告げて一時外出しました。20分くらいで戻ったのですが、「卵サンドが出来てしばらくしているので冷めてしまいました。」と、外出した私が悪いのに謝罪され、「外、寒かったでしょう。」と温かいコーヒーを、丁寧かつ迅速に淹れてくれました。
その後も食事をしていると店員さんが、「用事、もう大丈夫ですか?」と気にかけて下さり、親戚の家に来たような感覚にさせてくれました。
少ない席数だからできる、心からの気遣いとおもてなしが詰まった素敵なお店です。
<カフェ情報>
雪ノ下 梅田本店
大阪市北区堂山町5-14
各線梅田・大阪駅より徒歩8分
URL:http://yukinosita.net/honten.html
以上、梅田で人気のカフェをランダムに選定しランキングしました。どのカフェも特徴的で個性が違うので、ランキングにするのは難しいところではありましたが、見事こだわりの「雪ノ下」が1位となりました。
その他、梅田にはまだまだ素敵なカフェがたくさんあります。自分のお気に入りの一軒を見つけに、歩いてみるのも良いかもしれません。