新宿御苑周辺のおすすめカフェ5つ
新宿御苑には園内はもちろんのこと、すぐ近くにもおしゃれなカフェがたくさんあります。新宿御苑は窓口に声をかけると再入場ができるので、外のカフェで休憩してまたお散歩を続けることもできます。そこで新宿御苑周辺でおすすめのカフェをご紹介します。
第1位:エコハウスレストランゆりのき
レストランゆりのきは新宿御苑のイギリス風景式庭園にあります。最寄りの入り口は新宿門です。とても大きな建物なので、すぐにわかるでしょう。この大きな建物のほとんどのスペースがレストランゆりのきです。
シンプルな内装の店内は120席ととても広く、庭に面している部分が全面ガラス張りのため、新宿御苑の木々を眺めながらお茶をすることができます。
注文は食券機で購入し、スタッフに渡します。たくさんのメニューがあるのでどれを選ぶか迷ってしまいます。メニューがあまりにも多いので食券機の前で困っていたらスタッフが来て説明してくれました。
・江戸東京野菜のスイーツセット(コーヒー付き) 1,000円
新宿御苑にある温室は、戦前は農業試験場の役割をはたしており、宮中で使われる野菜が栽培されていました。ゆりのきでも新宿御苑ゆかりの食材を用いたメニューがたくさんあります。このスイーツセットも、野菜の味を存分に引き出したケーキの数々を少量ずついただけます。
・滝野川ゴボウのガトーショコラ
大地の香りがするゴボウの風味がチョコレートの苦みとよく合います。チョコレートのしっとりとした生地とゴボウのコクがしみじみと味わえます。
・長ネギと内藤とうがらしのケーキ ゆず風味
熱を加えると甘みが出る長ネギを丸ごと1本使用したケーキです。やわらかい甘みをゆずが爽やかに引き締めています。
・内藤かぼちゃのパウンドケーキ
信州高遠藩の内藤家の下屋敷周辺はかつて内藤町と呼ばれており、のちに新宿御苑になりました。ふんわりとした生地に内藤かぼちゃのこっくりとした甘さがあり食べ応えがあります。
・伝統小松菜のパウンドケーキ
徳川家八代将軍吉宗公が当時まだ名前がなかったこの野菜を食べて気に入ったため、小松川の地名にちなんで小松菜と名付けられました。小松菜の清涼感ある青菜の風味とケーキ生地の濃厚さがとてもよく合います。
・イチゴと内藤とうがらしのソース
イチゴが日本で初めて作られたのが新宿御苑なのだそうです。また、内藤とうがらしは江戸時代には新宿界隈で盛んに栽培されていました。ソースはイチゴらしい酸味と甘みがまず先にきて、後からとうがらしがピリッときます。このとうがらしのアクセントがとても効いているソースです。
セットのコーヒーは、地球環境保全に貢献するレインフォレスト・アライアンス認証コーヒーを使用しています。浅煎りですが、口に含むとわずかに酸味を感じます。余韻がすっきりとしていて、スイーツとよく合います。
・とうがらしのココア 360円
褐色のココアに真っ赤なとうがらしが振りかけられています。ココアには生クリームがのせられていてとてもクリーミーで濃い甘みがあるのですが、後味にとうがらしのスパイシーな風味が合わさってとても面白い味です。外は少し肌寒かったのですが、とうがらしの効果なのか、この飲み物をいただいたあとは体がポカポカしました。
フードメニューも充実していて、オリジナリティに富んでいます。スタッフはエコ・クッキングナビゲーターの資格を取得していて、野菜を余さず使って調理をする取り組みをしています。新宿御苑の園内で唯一のレストランで、ここでしか味わえないメニューがもりだくさんです。ぜひ休憩がてら寄ってみてください。
<カフェ情報>
エコハウスレストランゆりのき
東京都新宿区内藤町11
新宿御苑内
http://fng.or.jp/shinjuku/service/yurinoki.html
第2位:ボウルズカフェ
カフェラボエムと同じ通りにあり、新宿御苑に面しています。こちらのお店は新宿門のすぐ近くにあります。お店の外にはグリーンがいくつも置かれており、麻のサンシェードがお店の雰囲気によく合っています。
店内はいろいろな形のテーブルや椅子が置かれていますが、やわらかい照明としっくりあってナチュラルなのに独特の雰囲気があります。内装はお店を開いたスタッフで塗装から手作りで作りこんだそうで、お店の世界観を強く感じました。
来ている人の半数以上が外国人で、お昼どきも外国人の方が列を作って待っているのをよくみかけます。
また、犬の入店がOKなので、ワンちゃんを膝にのせてお茶を楽しんでいる人もいます。素敵なテラス席もあるので、天気のよい暖かい日にはぜひチャレンジしたいですね。
・カフェオレ 600円
ご飯もデザートもお酒のおつまみも、おなかいっぱい食べられるようにしようという思いで名づけられた「ボウルズ(どんぶり)」という店名を表すかのように、取っ手のない子どんぶりのようなカップにたっぷりとカフェオレが注がれています。
泡立てられたミルクは軽い口当たりで、コーヒーの苦みも抑えられていて優しい味です。チェックの蓋がついている砂糖入れもカワイイですね。
・パイナップルとバナナのスクエアケーキ 650円
季節のフルーツとバナナを練り込んだケーキにバニラアイスをふんわりと盛り付けた一品。パイナップルの果実味とバナナのコクのあるやわらかな甘みが感じられます。
普通のバナナケーキはボソボソしがちですが、こちらのケーキはバナナの味を残しつつ、もっちりしっとりとしていて食べやすいです。
こちらのお店のスイーツはすべて自家製。スコーン、抹茶のシフォンケーキ、桜のチーズケーキなどおいしそうなスイーツが盛りだくさんで目移りしてしまいます!
壁際にディスプレイされた雑貨も素敵で、見ているだけで飽きません。いろいろなプレートのメニューがあるので、カフェ飯にもおすすめ。
ただ新宿門からすぐ近くのため、土日に昼間は混雑覚悟で訪れましょう。とはいえ店内は席と席の間隔がゆったりしていて、気持ちよく過ごせます。緑の多い環境でナチュラルなインテリアに囲まれほっと一息つきたいときにおすすめしたいカフェです。
<カフェ情報>
ボウルズカフェ
東京都新宿区新宿2-5-16 霞ビル 1F
JR「新宿」駅南口・東南口・新南口徒歩7分
新宿三丁目駅徒歩3分
新宿御苑前駅から324m
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13023320/
第3位:カフェ ラ・ボエム 新宿御苑
カフェ・ラ・ボエムは新宿御苑に面した場所にあります。新宿御苑の出入り口である千駄木門と新宿門のちょうど間に位置しています。
建物は古く2階まで全面ガラス張りで、太い柱には草木の美しい造形物があしらわれています。新宿御苑の豊かな緑を背景にクラシカルな雰囲気を感じさせます。
ドアを開けるとスタッフが笑顔で迎え入れてくれます。店内は吹き抜けになっていて、2階が厨房、1階がテーブル席になっています。大きな窓から太陽の光がたっぷりと差し込んで開放的な雰囲気です。
新海誠監督作品「君の名は」で主人公がアルバイトするレストランのモデルとなったお店でもあります。広くてゆったりした間隔でテーブルが配置されていて、ひとつひとつのテーブルもとても大きく、気兼ねなく落ち着いて過ごせます。窓からの新宿御苑の眺めも素敵です。
・香檳葡萄茶シャンピンマスカット 400円
お冷は水か炭酸水のどちらかを選ぶことができます。お冷は大きなおしゃれなボトルで出してくれるのも嬉しいところです。
オーダーした香檳葡萄茶シャンピンマスカットも大きなポットで提供されます。カップに注ぐと、お茶は緑がかったきれいな色をしていました。華やかなマスカットの香りがして、お茶を口に含むと優しい甘みを感じます。
ポットにはお茶がたっぷり入っていて、スイーツといっしょに、また、食後のドリンクとしても楽しめます。
・紅茶のパンプティング 580円
黒いお皿に美しく盛り付けられたスイーツです。トッピングは紅茶のアイスクリーム、その下はパンプディング、一番下は甘く煮付けられたリンゴです。
パンプディングはパンに紅茶とクリームがたっぷりと染み込んでいて、下に敷いてあるリンゴの酸味ととてもよく合います。リンゴもとろとろに煮込まれていて、品のよい甘さが特徴です。他にもティラミスやアップルパイ、チョコレートのテリーヌなどスイーツの種類が豊富です。
スタッフが笑顔でもてなしてくれ、帰りも丁寧に出口まで送ってくれます。とても雰囲気のある空間なので女子会もデートも両方おすすめです。訪れた時は平日の夕方ですいていましたが、お昼時は混雑するようです。
<カフェ情報>
カフェ ラ・ボエム 新宿御苑
東京都新宿区新宿1-1-7 コスモ新宿御苑ビル 1F・2F
丸の内線新宿御苑駅2番出口(大木戸門出口)から、徒歩5分。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13004291/
第4位:スコップカフェ
スコップカフェは新宿御苑の新宿門から歩いてすぐのところにあります。新宿御苑の通りから一本となりの通り(新宿通り)沿いで新宿二丁目交差点の近くにあります。雑居ビルの地下にあるので、気を付けて看板をみていないと通り過ぎてしまうかもしれません。
階段を降りていく途中の天井にサンキャッチャーが吊るされていて、ライトに照らされてキラキラと光っています。外は都会の喧騒にあふれていますが、ビルの中はひっそりとして、まるで隠れ家のようです。
店内の奥にはソファ席があります。古びた室内を活かした北欧風の家具と、革靴で歩くとコツコツと音がする床、壁にかけられたいくつもの絵が落ち着いた雰囲気を演出しています。
お店では壁の一部をギャラリーとして貸し出しているので、気鋭のアーティストたちの作品を楽しめます。作品は毎月変わるので次に行く楽しみになります。ホームページをみると展示中の作品が確認できます。
・カフェラテ 580円
みてください、このカワイイラテアート!飲むのがもったいないくらいです。訪れた時は雨が降っていて、とても寒かったので、こんな感じのラテアートにしてくれました。
この手間暇かかったラテアートは毎回違っていていつ来ても楽しめます。ミルクの濃厚さと甘みを感じつつコーヒーの苦さはしっかりあります。こちらのお店を訪れたら一度はオーダーしてほしいドリンクです。
・オレンジのパウンドケーキ、パイナップルアイス添え
オレンジのピールがふんだんに入った手作りのパウンドケーキです。パウンドケーキはあたためて提供してくれます。パウンドケーキは噛むとじゅわっとするくらいのしっとりした生地でオレンジの果実味が感じられます。
そしてパイナップル入りの酸味のあるさわやかなアイスクリームが甘いパウンドケーキを食べた後のよい箸休めになっていいます。手間暇かけて丁寧に作られたスイーツです。
とても人気店なので、土曜日曜は満席で入れないこともあります。ただ店内はゆったり静かに過ごす人も多いのでとても落ち着いた環境です。
Wi-Fiが使えるので、パソコンを持ち込んで仕事をしている方も多く見かけました。手の込んだメニューとこだわりのインテリアがとても心地よいおすすめのカフェです。
<カフェ情報>
スコップカフェ
東京都新宿区新宿2-5-11 甲州屋ビルB1F
新宿三丁目駅から徒歩数分
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13132718/
第5位:カフェはなのき
新宿門のとなりにある新宿御苑インフォメーションセンター内にあるのがカフェはなのきです。カフェはなのきは新宿御苑の外にあるので、散歩途中に寄る場合には注意が必要です。木々に囲まれたレンガ調の建物は、重厚感があります。
カフェはなのきでオーダーするには入り口で食券を買い、カウンターでスタッフに手渡します。店内は中庭に面していて、緑豊かな景色を眺めながらお茶をすることができます。
・ローズヒップ&ハイビスカス 350円
鮮やかな赤い色が目にも美しいハーブティーです。口に含むとやわらかい酸味を感じ、後味はすっきりしています。このほかにも自家製ホットレモネードや、ノンカフェインのチコリコーヒー、桜の紅茶、小豆島オリーブサイダーなど、個性あふれるドリンクが揃っています。
・とうがらし入りイチゴソースのソフトクリーム 360円
散歩で疲れた時に嬉しい冷たくて甘いソフトクリームです。新宿御苑ゆかりの内藤とうがらしが入っており、ソフトクリームの甘い口当たりをピリッと引き締めてくれます。
ソースのアクセントとトッピングのレーズンの感触がとても楽しめるスイーツになっています。新宿御苑の中にあるレストランゆりのきと同じメニューも多いのですが、新宿御苑の歴史にゆかりのある果物を使ったまるごとフルーツシャーベットなど独自のスイーツもあるので、見逃せません。
カフェテリア形式のシンプルな内装のお店で、外を眺める景色が解放感があって、ゆったりと休憩できます。スイーツだけでなく、フードメニューも他のお店では味わえないようなものが豊富に用意されているので、いろいろ試したくなりました。
それほど広いスペースではありませんが、穴場なのでゆっくり過ごせるおすすめのカフェです。
<カフェ情報>
カフェはなのき
東京都新宿区内藤町11
新宿御苑内
http://fng.or.jp/shinjuku/service/hananoki.html
今回は新宿御苑周辺のカフェをご溶解しましたが、女子リキでは新宿御苑の案内記事を公開しています。
新宿御苑に遊びに行ってきましたのでレポートします - 女子リキ
新宿御苑に遊びに行く前に是非、チェックしてみてくださいね。