女子リキ@スイーツ部

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スキムミルクを使ったデザートレシピ3つ

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スキムミルクとは、牛乳や生乳の脂肪と水分を取り除き、粉末状にしたものです。たんぱく質やカルシウムが豊富で、カロリーが低いのが特徴です。

 

ここでは、スキムミルクを使ったデザートレシピを3つ紹介します。「スキムミルク入りの♪しっとり美味しいマーブルケーキ」「桃とさくらんぼのヨーグルトムース」「甘さ控えめ♪スキムミルクとチーズの蒸しパン」です。

 

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スキムミルク入りの♪しっとり美味しいマーブルケーキ

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スキムミルクがたっぷり入っているのでミルキー感をとても感じられるマーブルケーキです。マーブルの模様が素敵で一度にバニラとココアの味が楽しめるので豪華です。日持ちもするので多めに作っておいても安心です。

 

水分量が多くしっとりしているのでパサ付きにくく美味しいです♪
泡立てもする作業がなく作り方はそんなに難しくないのですが少しコツがありますので説明をよく読んで作ってみてください。

 

1つずつの材料を丁寧に分離せずに混ぜ合わせていくことがポイントになります。上手にできるとフワッ、しっとりとした食感になりバターの風味とミルキーな風味を十分に感じられる味に仕上がります。

 

マーブルの模様は何度作っても毎回違うので切り分けるまでワクワクしますよ。


<材料>(小さめのパウンドケーキ型2つ分)
・バター 110グラム
・砂糖 100グラム
・卵 2個
・薄力粉 220グラム
・ベーキングパウダー 小さじ1
・水 100cc
・スキムミルク 20グラム
・ココア 20グラム
・バニラオイル 少々

 

<作り方>

①ボウルにスキムミルクを入れます。

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②「①」のボウルに水を入れてよくかき混ぜます。しばらくするとザラザラ感がなくなりなめらかになるのでこのまま使うまで置いておきましょう。

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③ボウルに室温に出しておいたバターを入れてクリーム状によく練ります。
冷蔵庫から出したばかりのバターを使用するときは少しの時間電子レンジにかけて使いますがその時はバターを細かく切ってから均等に熱が通るようにしましょう。溶けすぎてしまわないように短時間で電子レンジから出して何度も様子を見てください。

バターを良く練ると少し空気が入りフワッとします。ここでフワっとさせておくと砂糖が混ざりやすくなります。

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④「③」に砂糖を入れて白っぽくふんわりするまでよく混ぜます。砂糖を入れてよく混ぜると空気が入りさらにフワっと白っぽくなり量も多くなります。空気をしっかり入れておくことで焼き上がりがふんわりとしたパウンドケーキになります。結構力のいる作業ですががんばりましょう。

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⑤卵を良くときます。卵は室温に出しておいて冷たくないものを使います。
バターの温度と同じくらいにしておくのが理想です。

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⑥とき卵を少しずつ④のボウルに加えてそのつどなめらかになるまで混ぜます。一気に入れると分離してボロボロの状態になってしまうので少しずつ10回ほどに分けて混ぜていきましょう。

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⑦上手に混ざるとこのようにフンワリとしたなめらかなクリーム状になります。

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⑧バニラオイルを少々入れて香りをつけます。

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⑨薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるったものを2~3回に分けて⑧のボウルに加えてゴムベラで下からすくうようにさっくり混ぜます。

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⑩このような状態になったら2,3回目の粉類を混ぜていくようにします。
キレイに混ざってから入れるとどうしても混ぜすぎになってしまうので注意しましょう。

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⑪混ぜ終わりはこんな感じです。少し粉気がまだ残りぼそぼそしている状態でOKです。

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⑫ここで用意しておいたスキムミルクを⑪に加えます。

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⑬下からすくうようにしてスキムミルクと生地を馴染ませていきます。
ポテっとしたなめらかな生地になります。

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⑭ココアに水を少しずつ加えてなめらかに練ります。(水の量はココアによって調節してください。今回は50cc加えました)

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⑮「⑭」にパウンドケーキの生地を4分の1ほど入れて混ぜます。

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⑯これがココア生地になります。
バニラ生地の上にココア生地を流し込んで3~4回ゴムベラで混ぜた後、クッキングシートを敷いたパウンドケーキ型に流し込みます。流し込む時は一気に流し込むとマーブル模様が途切れずに綺麗にできます。

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⑰180度に熱したオーブンで30~40分程焼きます。生地の中央に竹ぐしを刺してみてベッタリした生地がつかなければ焼き上がりです。

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⑱冷めたらピッチリとラップをして乾燥しないようにしましょう。そのまま冷蔵庫で1晩休ませます。

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⑲切り分けて完成です!

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<このレシピのポイント>
バター、砂糖、卵を混ぜていきなめらかな状態になればほぼ成功です。一番失敗しやすいのは卵を混ぜていくところで、卵が冷たいとバターが冷えて固まってしまうボロボロと分離したようになってしまうのです。そうなってしまった場合は少量の薄力粉(分量内)を加えて水分を吸わせてあげましょう。

 

卵を温めると失敗が減ります。もし冷蔵庫から出したての卵を使いたい場合はとき卵を短時間レンジで加熱する方法もあります。すぐに固まってしまうので様子を見て加減してくださいね。指を入れてみて冷たく感じなければOKです。

 

お好みでマーブルケーキにクルミやアーモンドを加えても美味しいです。その場合加えるタイミングは⑬の後です。

 

大人の味に仕上げたい時はラム酒を大さじ1~2加えてください。これも入れるタイピングは⑬の後です。

 

このマーブルケーキはできたてよりも1晩たって味がしっくり馴染んだ頃が美味しいです。冷蔵庫でも2週間はもちますので味の熟成を感じながら食べていくのも楽しいですよ♪

 

 

桃とさくらんぼのヨーグルトムース

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ヨーグルトムースとゼリーの2層になっているオシャレなデザートです。ヨーグルトムースは甘さ控えめですが、スキムミルクが入っているのでミルキーで濃厚な風味があります。舌に乗せるとゆっくりととろけるような柔らかな食感に仕上がっています。レモンのさわやかな酸味がアクセントです♪

 

柔らかく甘いシロップで煮た桃のコンポートがジューシーでとても美味しいです♪うっすらピンク色なので可愛さもありますよ。今回はさくらんぼもトッピングしてみました。おもてなしにもピッタリのデザートです。


<材料>(6個分)
・さくらんぼ 適量
▼桃のコンポート&ゼリー
・桃 2個
・水 300cc
・砂糖 70グラム
・レモン汁 大さじ1
・ゼラチン 3グラム

▼ヨーグルトムース
・ヨーグルト 300グラム
・生クリーム 170cc
・砂糖 60グラム
・スキムミルク 大さじ3
・レモン汁 大さじ1
・ゼラチン 5グラム

 

<作り方>
①桃のコンポートを作ります。
桃は包丁でぐるっと半分に切れ込みを入れて、手でひねるようにしてゆっくり半分にちぎります。種の付いた方の桃はスプーンを使って優しく種を取ります。皮はむかずにそのままでOKです。

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②鍋に水と砂糖とレモン汁を入れて沸騰させます。

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③桃を皮目の方から加えて弱火で5分ほど煮込みます。時々上下を返してまんべんなく火を通します。
桃の大きさや熟し加減によって煮込み時間は加減してください。

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④桃の皮の色がシロップにうつって綺麗なピンク色になりました。
桃の皮をむきます。つるっと簡単にむけますよ。

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⑤容器に入れて粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
冷やしている間に桃にしっかりとシロップが染み込んで美味しくなります。

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⑥ヨーグルトムースを作ります。
ボウルによく冷やした生クリームと砂糖を入れます。

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⑦ツノがたつまで電動泡立て器で泡立てます。

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⑧泡立てた生クリームにスキムミルクを入れて混ぜます。混ぜはじめはザラっとしたような感じですがヨーグルトやレモン汁を混ぜている間に馴染んでなめらかになりますので大丈夫です。

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⑨ヨーグルトを加えてなめらかになるまで混ぜます。

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⑩レモン汁を絞って加えます。

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⑪ゼラチンを大さじ2の水でふやかします。
湯せんでとかしてから⑩のボウルに手早く入れて混ぜ合わせます。

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⑫容器に6等分してヨーグルトムースを入れて冷蔵庫で冷やし固めます。

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⑬ヨーグルトムースが固まったら上の部分のゼリーを作ります。
桃のコンポートを薄く切ってヨーグルトムースの上に乗せます。
さくらんぼは半分に切って種を取り乗せます。
果物の乗せ方はお好みでどうぞ!

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⑭コンポートのシロップを250ccとりわけます。
桃の繊維などが入っていると思いますので一度ザルでこします。
ゼラチンを大さじ2の水でふやかしたものを湯せんで溶かして手早く加えてゼリー液を作ります。

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⑮ゼリー液をおたまを使ってすくい、ヨーグルトムースの上にゆっくり静かに流し込みます。

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⑯冷蔵庫で冷やし固めたら完成です!

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<このレシピのポイント>
桃のコンポートを作る時はなるべく皮が赤いものを使うとシロップに綺麗な色が付きます。もし色が薄いようでしたら少量の赤の食紅を入れて赤みを出してあげてもいいですよ。レモン汁を加えるのはほんのり酸味を加えて美味しさを引き出す理由もありますが桃の変色を防ぐためでもあります。

 

桃のコンポートを作る時はあまり熟していないものが作りやすいです。桃のシロップは少し余りますが、余ったらヨーグルトに混ぜたり炭酸水で割って桃のドリンクとして楽しむ方法があります。桃の風味が凝縮された美味しいシロップですので最後まで美味しく召し上がってください♪

 

熱い季節は生クリームを泡立てている間にもダレてきてしまう時があります。なのでなるべく生クリームは冷蔵庫でよく冷やしておきましょう。猛暑の時など心配な時には大きめのボウルに氷水を入れてよく冷やしたものに浮かべて泡立てると失敗なくできますよ。

 

生クリームは泡立てすぎると分離してしまいます。その場合は少量生クリームや牛乳などを入れて静かに混ぜると復活できる場合があります。

 

もし復活できなかった場合はそのまま泡立ててバターにしてしまいましょう。砂糖入りのバターになるのでそのままパンにつけて焼くとシュガートーストになり美味しいですよ。

 

ゼラチン液を入れる際は手早く混ぜるようにしましょう。できれば泡立て器で混ぜながらそこに一気に入れるようにするのがおすすめです。(この作業はできれば2人でおこなうと失敗なくできます)

 

桃のコンポートは今回は薄切りにしましたが角切りにしたりそのまま大きいまま使ってもいいですよ。ヨーグルトムースも大きい型で作るとより豪華になります。バースディや特別の記念日にもおすすめです。

 

生の桃が手に入らないときは桃の缶詰を代用してもいいです。その他お好みのフルーツで作っても美味しいですよ。生の果物を使うときはキウイやパイナップルは避けておきましょう。酵素が強いために生のままではゼリーとして固まりにくいためです。入れたい場合はシロップ煮にしましょう。

 

 

 

甘さ控えめ♪スキムミルクとチーズの蒸しパン


甘さをグっと控えめに作ったヘルシーな蒸しパンです。スキムミルクのほのかな甘みとミルキー感が出ていてとても美味しいです。

 

お菓子でよく使われているのはクリームチーズですが今回はプロセスチーズを使用してみました。適度な塩気があるので甘じょっぱいスイーツとしてもいいですよ♪おやつはもちろん朝食やパン代わりに食べるのもおすすめです。
卵入りなのでふんわりとやわらかな食感です。

 

<材料>(17㎝のシフォンケーキ型1台分)
・薄力粉 150グラム
・ベーキングパウダー 小さじ2
・卵 1個
・砂糖 30グラム
・スキムミルク 大さじ5
・水 140cc
・サラダ油 大さじ1
・プロセスチーズ 80グラム

 

<作り方>
①ボウルにふるった薄力粉とベーキングパウダーを入れます。

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②容器に卵と砂糖を入れてよく混ぜます。

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③「②」に水とスキムミルクとサラダ油を加えて全体がなめらかになるまで混ぜます。

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④「①」の粉類が入ったボウルに③を入れて泡立て器でなめらかになるまで混ぜます。

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⑤このようになめらかな生地になればOKです。

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⑥シフォンケーキ型に流し込んだらさいの目に切ったプロセスチーズを上から散らばせて乗せます。

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⑦沸騰して蒸気のたった蒸し器に入れて強火で15分ほど蒸します。
ふんわりして竹ぐしをさせてみてドロっとした生地がつかなければOKです。

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⑧型から出して切りわければ完成です!

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<このレシピのポイント>
プロセスチーズの量はお好みで加減して作っても美味しいです。
蒸している間にちょうどプロセスチーズが生地の真ん中あたりに沈み込みできあがります。

 

蒸したてもモッチリしていて美味しいです。食べたいと思ってからもすぐに出来上がるので朝食やおやつのタイミングで作ってもいいですよ♪温かいうちはプロセスチーズがとろ~っと蒸しケーキに絡まりますよ!

 

今回はプロセスチーズを使いましたがお好みでさつまいもを甘く煮たものや甘納豆や小豆を混ぜ込んで作っても美味しいですよ。

 

シフォンケーキ型のほか小さなアルミカップやマフィン型で作ってもいいですよ。その場合は蒸し時間を10分程短くして作ってください。

 

冷凍保存ができます。一切れずつピッチリラップに包んでからジップロックに入れて冷凍します。解凍は自然解凍か短時間電子レンジにかけてください。

 

 

今回は、スキムミルクを使ったデザートレシピを紹介しましたが、女子リキでは、スキムミルクのカロリーや栄養素、スキムミルクと牛乳の比較、スキムミルクに期待できるダイエット効果、スキムミルクを使ったお料理レシピなどを公開してます。

スキムミルクを牛乳の代用に?違いは?簡単ダイエットレシピまとめ - 女子リキ

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