女子リキ@スイーツ部

女子リキ@スイーツ部ではスイーツがおいしいカフェの紹介や、スイーツビュッフェのレビュー、スイーツレシピなどスイーツに特化した情報を公開します。

阪急岡本駅周辺のカフェベスト5

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周辺に大学がいくつもあり、常に学生が行き交う岡本駅。岡本といえば、関西では指折りの高級住宅街でもあります。昼下がりの岡本のカフェは、マダムや学生の憩いの場となっています。

 

当然、カフェは激戦区!レベルの高いカフェばかりです。そんな岡本でも有名かつ人気のお店を5つ、ランキング形式でレポートします!

 

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第1位:こんな美味しいパンケーキはなかなかない!「La Casa」

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岡本駅から南西の方角。摂津本山駅に向かって歩くと、大通り沿いにパンケーキのお店があります。この界隈では「La Casa」といえば、数少ないパンケーキのお店として有名。

 

メニューはもちろん、パンケーキがメイン。デザート系はもちろんのこと、お食事系のパンケーキも充実しています。ランチには、お得なセットやパスタなどもあるのだそう。

 

今回はパンケーキが狙いだったため、デザート系の中からチョイスします。チョコレートバナナやキャラメルナッツ、アップルシナモンなど、いかにもパンケーキに合いそうなラインナップです。

 

こじんまりとしたお店なのに、メニューの多さに驚きます。優しそうなマスターのサービス精神が感じられます。

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ゆっくり迷った挙句、「塩バタープレミアムパンケーキ(\980)」をチョイスしました。ドリンクはブレンドティーの「ハッピーセレブレーション(\550)」を。パンケーキを頼むと+300円でドリンクがつけられてお値打ちです。

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10分ほどして、ホカホカのパンケーキがおしゃれな黒いお皿に乗ってやってきました。店員さんによると、生地自体に塩気を入れているのでいつもとは一味違いますとのこと。添えられたアイスやオリーブオイル、岩塩、ホイップクリームなどと組み合わせて、楽しめるようです。

 

フワフワのパンケーキをナイフで切って、一口。そのあまりにも美味しいケーキに、驚きを隠せません!塩気が程よく効いて、食事系パンケーキのよう。しかし、アイスやホイップと食べると満足感の高いスイーツに早変わりします。

 

使っている粉やバターなど、素材が良いのでしょうか?アイスにはバニラビーンズが入り濃厚な香りと味がします。

 

また、オリーブオイルも新鮮そのもの。添えられているものの組み合わせで何通りもの味ができ、食べ終わるまで全く飽きません。これはレベルの高いパンケーキです。

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ブレンドティーも、名前通りのハッピーな色合いです。ベリー系の酸味が効いたフレーバーティで、お砂糖を少し入れるとまるでジュースのようでした。

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店内はフレンチテイスト。ガーランドや作り窓、壁面シール、黒板など、赤と白を基調にしながら、女の子がDIYしたお部屋のような雰囲気があります。

BGMもあの有名な「オーシャンゼリゼ」などフランスを思わせるような音楽が流れます。

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席は、2人がけテーブルが6卓。調理場とはカウンターキッチンのようになっていて、マスターがお客さんの様子にサッと気づいてくれるのが素敵です。

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訪問中に入店したのは、小さな子連れのママ。店員さんは細かい部分までお子さんに心配りされており、子連れでも安心して伺える印象を受けました。(ただしお店に上がるまで階段があるので、ベビーカーの方は注意です)

 

こちら、オープンはなんと9時から。また学生証を提示すると学割が適用されるらしく、学生さんが授業前にちょっと寄るには最高のカフェではないでしょうか。

 

<カフェ情報>
La Casa (ラ・カーサ)
兵庫県神戸市東灘区岡本1-4-20 グルメシティ本山店前 1F
阪急岡本駅徒歩2分
JR摂津本山駅徒歩2分
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280105/28036347/

 

 

第2位:贅沢な邸宅カフェ「マナーハウスモトヤマ」

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岡本のカフェや雑貨屋が集うメインストリートを本山第一小学校のある東へ5分ほど歩くと、ひときわ目立つ邸宅に出会います。素敵な門構えのこの和風邸宅こそが「マナーハウスモトヤマ」です。

 

門をくぐり、庭を進み、お店の扉を開きます。店内は重厚な面持ち。照明を落として落ち着いた雰囲気を醸しています。店内には、アフタヌーンティーを楽しむマダムが大勢。ここはどうやら、岡本周辺のマダム御用達のカフェのようです。

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何十年も大切に使われてきたと思われる木製の椅子やテーブルがさらに上質な空間を作っています。建物は和風ですが、インテリアや食べているものは洋風。大正ロマンを感じさせます。

 

カフェメニューには、周りのマダムが食している本格的なアフタヌーンティーセットやケーキセットがありましたが、ここは正統派カフェの真価が問われるスコーンをチョイス。

 

ホームメードスコーン・ジェニススタイル(\600)とスコーンに合うロイヤルミルクティー(\600)をオーダーしました。

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スコーンと横に添えるハチミツは、好みに応じて各数種類からチョイスできます。今回は、スコーンはプレーンとハーブの一種であるカレンデュラを練り込んだものを、ハチミツはオーソドックスに「ダンデライオン」(タンポポのハチミツ)を選びました。他にも、話題のマヌカハニーやクローバーなど全7種類がありました。

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5分ほどして、スコーンとミルクティーが運ばれてきました。スコーンはきちんと中まで焼き直されていてアツアツ。まずはプレーンを半分に切って、バターとハチミツを乗せていただきます。

 

スコーンは、しっとり系食感。粉っぽさがほとんど感じられないのはさすがです。バターとハチミツの相性が良く、上質なハチミツなのでたくさん付けてもクドさがありません。

 

カレンデュラのスコーンは花の芳醇な香りが口の中に広がる一品。付けるハチミツによって、また違う味わいが楽しめそうです。

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ロイヤルミルクティーは、ミルクに膜ができるくらいアツアツに淹れてもらえます。カフェオレボウルに入っているので、たっぷり味わえます。

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店内は広く、午後の落ち着いたティータイムにはぴったり。予約席も多く、指名通いされている様子が見受けられました。中からは外の庭の様子が窓いっぱいに鑑賞することができます。

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様々な種類の草木やハーブ、お花たちが植えられた贅沢な空間で、いつもとは違った時間を楽しむのにぴったりのカフェです。

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<カフェ情報>
マナーハウス モトヤマ
兵庫県神戸市東灘区本山北町2-15-3
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280105/28008382/

 

 

第3位:何時間でも何回でも行きたくなるカフェ「ひつじ茶房」

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岡本のメインストリートから1本はずれた路地を山手へ向かって歩くと、アパートの1階入り口に「ひつじ茶房」の看板が見えてきます。アパートの2階で営んでいるアットホームなカフェです。

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静かに階段を上がると、親切そうな女性マスターが笑顔で出迎えてくれました。店内は思ったよりも広く、長居できそうな心地よさです。

 

ひとつひとつのモノに物語を感じさせるような、素敵な空間。絵本に置物、雑貨、テーブル、椅子、ソファなど、すべてがひとつひとつ違います。絵本は昔懐かしいものから大人向けの絵本まで多種多様。つい手にとってみたくなります。

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席は、4人がけのテーブル席が1つ、カウンターが6席、真ん中に二人がけテーブル席が2つ。奥にはちょっと変わった一人席があります。

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まるで小さなロフトか二段ベッドのようなつくりで、上と下でひと席ずつ。少し隠れ家スペース的な位置です。

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さて、長居のお伴のスイーツを選びます。店主お手製のこだわりケーキがオススメ。今回は、ネットのレビューでも人気だったチーズケーキ(\450)とりんごの瓶に入った可愛いりんごジュース(\520)をオーダーしました。

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チーズケーキは、濃厚なベイクドチーズケーキ。口に入れた瞬間は旨味が濃いのに、後味はかなりさっぱりしています。サイズもそれほど大きくなく、本を読みながら、のんびりしながら…のスイーツには丁度良い大きさです。

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一押しは、このりんごジュース。マティネリーというブランドの濃縮還元されていない美味しいジュースです。りんごを絞ったそのままの味わいが楽しめました。飲み終わった瓶はぜひ持ち帰って飾ってくださいとのこと。わざわざ袋に入れてくださいました。

 

テーブルや椅子はすべて1点ずつ異なるもの。木をベースに考えられていますが、赤や紫のテーブル椅子、パッチワーク調の椅子、タイル貼りのテーブルなど、テイストの違うものがバランスよく並べられています。

 

インテリアのひとつひとつに統一感がないにもかかわらず、全体としてうるさくならないのは、きっと店主のセンスの良さでしょう。

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天井からモビールが伸びていたり、飾り棚には下から見上げてぬいぐるみと目が合うように置かれていたりと、細部へのこだわりが素晴らしい。隅から隅まで観察していたくなるカフェです。

 

このときのBGMはジャズ。小洒落たカフェというよりは誰かの家に来ているような、等身大ののんびりとした時間が過ごせました。一人でゆっくりしたい時や考え事をしたい時にオススメのカフェです。

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<カフェ情報>
ひつじ茶房 (ヒツジサボウ)
兵庫県神戸市東灘区本山北町3-13-26 清風園2F
岡本駅から徒歩すぐ
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280105/28044940/

 

 

第4位:季節ごとのこだわりシロップが価値高!「日本茶カフェ一日」

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岡本駅から東へ3分。メインストリートに「日本茶カフェ一日(ひとひ)」はあります。看板があるビルを2階に上がると、風通しの良い静かな空間が広がります。

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広めの店内は、侘び寂びが感じられるシンプルな和風の佇まい。調理の様子が見える居酒屋さんのようなカウンタースペース、窓辺で物思いに耽ることができるカウンタースペース、友人とおしゃべりを楽しめるテーブル席に分かれています。

 

今回は窓辺のカウンターに座りました。照明を落とした店内には自然光が柔らかに差し込み、気持ち良い風が吹いてきます。

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ここの名物は、一年中いろいろな味が楽しめるかき氷だそうで、初夏の季節的にもかき氷が美味しい季節だったため、迷わずそちらをオーダーすることにしました。

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一日のかき氷は、期間ごとにメニューが変わっていくシステムらしく、訪問時は、「紅南高梅」「マンゴー+ラッシー」「煎茶」の3種類。

 

シロップはお店独自で時間をかけて仕込んでいて、その年出せるシロップがなくなれば、そのメニューは終わりなのだそう。

 

季節ごとのお楽しみ・レア感がありますね。今どんな種類のかき氷が登場しているのかは、一日のブログで確かめることができます。

 

3種類の中から、こちらはお茶のお店でもあるということで、珍しい「煎茶」のかき氷(\830)をお願いしました。しばらくすると、奥からかき氷をガリガリと削る音が聞こえてきます。

 

かき氷が出来上がると、緑色のシロップと茶葉がかかった大きなかき氷が運ばれてきました。

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スプーンでまずは氷を一口。
さすが、かき氷をウリにしているだけあって、とても繊細な舌触りです。ふわっととろける氷ではなく、どちらかと言えばシャリ!っとした食感。食感は固めですが、サッと溶けてツンとしません。

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煎茶のシロップと茶葉はこれまで食べた事のないような大人の味わい。シロップの甘さを保ちつつも、お茶の渋さと苦味を兼ね備えています。中にはあんこが入っており、氷とともにいただくとまた新鮮な味わいです。

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他メニューには、みつ豆、もなかなど日本茶との相性が良い和菓子がラインナップ。カウンターにはお茶を淹れる専用と思われる大きな甕があり、本格的な日本茶が楽しめそうです。

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また、来訪時には「お茶漬け」が人気でした。小腹の空いた学生さんが美味しいだし巻き卵とお漬物のついたお茶漬けを求めて訪れているのだそう。

こだわりの和の食べ物でホッと一息つきたい時、日頃の雑踏から逃れてリセットしたい時、是非訪れたいカフェでしょう。

 

<カフェ情報>
日本茶カフェ一日 (ひとひ)
兵庫県神戸市東灘区本山北町3-6-10 メープル岡本2F
阪急「岡本」駅から徒歩3分
JR「摂津本山」駅から徒歩3分
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280105/28004446/

 

 

第5位:岡本の女の子に絶大な人気!「いしころカフェ」

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いつ訪れても賑わっているのが、茶色の外観が目を引く「いしころカフェ」です。先ほど紹介した日本茶カフェ一日さんの隣にあります。

こちらのカフェでは、イラスト入りの可愛らしいスイーツプレートを出してくれると聞きやってきました。

 

店内は噂通り学生さんで大賑わい。カウンター席に案内され、早速ガトーショコラ(\680)とカフェラテ(\550)をオーダーしました。こちらのカフェでは、店内が空いている時にはラテにチョコペンで自由に絵が描けるお絵描きラテが注文できます。

 

ドリンクはラテ系のメニューが豊富で、苺みるくラテや塩キャラメルラテなどもありました。

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こちらが楽しみにしていたイラスト入りプレートです。

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この日は可愛い猫のイラストでした。この手のカフェは、装飾にこだわるあまり、ケーキ自体の満足感が低いカフェが多い印象を受けます。

 

いしころカフェではそんなことはありません。スイーツ自体の内容も上々。ガトーショコラには定番のホイップとバニラアイスが添えられ、ベリーとくるみで味と見た目にスパイスを加えています。

 

これは食べた時に味の変化が出て、深みをもたらしてくれる大きな要素です。また、アイスの上には小さなマカロンがちょこんと乗っています。

 

ガトーショコラにはオレンジピールが入っていて、濃厚ながらもフルーティな味わい。見た目のバランス・味のバランスともに整ったプレートでした。

 

一緒に注文したカフェラテも、ミルクとエスプレッソのバランスの良さが高ポイント。こちらのカフェが人気なのは、万人受けするバランスの良い味も一つの理由なのではないでしょうか。

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店内にはデコラティブな要素はないものの、和のニュアンスを感じるような小物がところどころに飾られています。壁や天井の色味にも落ち着きがあります。

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カウンター席も多いので、一人でお茶や食事をするにも気兼ねしません。忙しさのあまりか、店員さんの接客が少々粗雑に感じてしまったのが残念ですが、女性好みの可愛らしいカフェという面では最適のカフェでしょう。

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こちらのいしころカフェでも、一部メニューの学割表示がありました。学生さんが学校帰りに寄る、定番スポットなのかもしれません。わいわいとお喋りの声で賑わいのあるカフェなので、このあたりの雑貨屋巡り・服屋巡りの後にお友達と休憩がてら入るのに良いのではないでしょうか。

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<カフェ情報>
いしころカフェ
兵庫県神戸市東灘区本山北町3-6-10 1F
JR摂津本山駅より 徒歩5分
阪急岡本駅より 徒歩5分
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280105/28027871/

 


いかがでしたか?岡本は関西のカフェ激戦区といわれ、入れ替わりの激しいエリアでもあります。そんな中でもひときわ安定感があって、人気のあるカフェをピックアップしました。

 

5軒それぞれのカラーが違うので、その違いを楽しみつつカフェ巡りをする…というのも良いかもしれませんね。

 

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