ガンガラーの谷【沖縄】に行ったら立ち寄りたい!カフェ5選
沖縄県南城市にある、天然の鍾乳洞が崩れてできた「ガンガラーの谷」。ガンガラーの谷のあたりには、かつては古代人が住んでいたともいわれ、ガイドツアーで巡るショートトレッキングは近年注目のスポット。
空港からも1時間以内で行けるという手軽さの中で、雄大な自然のパワーも感じることができます。
今回はそんなガンガラーの谷周辺にあるカフェを5選めぐってきましたよ~
ケイブカフェ CAVE CAFÉ
ガンガラーの谷の入口にあるカフェ。天然の鍾乳洞をそのままカフェにしているというダイナミックな作りです。このロケーションはどこでも真似できるものではありません。とにかく「すごい」の一言です。
洞窟内は、もちろん冷暖房などはないのですが、夏でもどこかひんやりとしています。
しかし、鍾乳洞なだけあって湿気はすごいです。
カフェの先には、鍾乳洞が崩れてできたという「ガンガラーの谷」があります。ガンガラーの谷はツアー以外では入れませんので、カフェのみの利用の場合はここまで。
ケイブカフェはツアーの集合場所ともなっています。
ですが、仮にツアー予約が取れなくても、このカフェ単独でも一見の価値アリ!です。
雨の次の日などは、水滴が垂れてくるのでパラソルの下がおすすめ。
さて、ケイブカフェには、世界中から取り寄せたコーヒー豆を、沖縄の風化したサンゴを使って焙煎しているというコーヒーを取り扱う「35COFFEE(スリーファイブコーヒー)」がテナントとして入っています。
サンゴでじっくり焙煎したコーヒーは石焼きの焙煎風味にも似て、深みのある味わいだそうです。
こちらがメニュー。
そう、35COFFEEのメインはドリンクとアイスクリーム。
軽食はありません。
何か食べたい人は、となりの「おきなわワールド」か、別のカフェレストラン(この後で紹介するような)で済ませる必要があるのでご注意くださいね。
35COFFEEなら、オーダーはコーヒー?と思いきや、夏の推しメニューは「ハイビスカスソーダ」とのこと。
ということで
ハイビスカスソーダをオーダー。
スッキリとした酸味であっという間に飲めてしまいましたよ~!
他にも、沖縄産の地ビールや、コーヒー豆の販売なども行っています。
35COFFEEは売り上げの3.5%を「サンゴ再生プロジェクト」に活用しています。 いま、地球環境の変化により、沖縄のサンゴは消滅の危機にさらされていることをご存知でしょうか?
https://mainichi.jp/articles/20170721/k00/00e/040/205000c
35COFFEEを利用することで、サンゴの保護活動に活かされるとあれば、ボランティアの意味でもぜひ何か注文したいですね!
とにかく他にはないロケーションカフェ。
沖縄旅行の際にはぜひお立ち寄りください~
☆ケイブカフェ
沖縄県南城市玉城字前川202番地
http://www.gangala.com/cafe.php
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47006084/
アグロ ロースト コーヒー(AGURO ROAST COFFEE)
ガンガラーの谷から車を走らせること10分以内、国道507号線沿いにあるのがこちらアグロローストコーヒーです。
那覇市にある、コーヒーが美味しいお店として人気の、あぐろ珈琲焙煎店、マイトパルタの姉妹店です。
https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47006054/
https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470103/47013014/
店内はウィリアムモリスの壁紙で飾られていて、とってもおしゃれな雰囲気のカフェ。
Wi-Fiフリーも嬉しいですね。
自家焙煎の選び抜かれたコーヒー豆をその場で挽き、注文ごとにドリップで入れてくれます。
他にもマイトパルタから取り寄せた、人気の自家製ワッフルも食べられます。
この日は平日の午後でしたが、近所の奥様方の会合や、コーヒー豆を買いに来る常連さん、そして私で店内はいっぱいでした。
ベルギーチョコのワッフルとコーヒーはクセになる組み合わせです。
こちらで飲むアロマショコラは格別です。
チョコレートも純度の高いハイクオリティーなチョコレートを使っていると言うことがわかります。ワッフルはちょうど良い甘味で、手作りの優しい美味しさです。
ここで豆を買っても、やはりお店で飲む方が美味しい……!バリスタの方の腕が光りますね。
人気商品のワッフルは、夕方には売り切れていましたよ。
このお店も食事はなく、コーヒーとワッフルがメインなのですが、もう1つ特筆すべきスイーツがこちらの「コーヒープリン」です。
那覇のあぐろ珈琲店でも人気のスイーツです。
コーヒープリンに、極細挽きのコーヒー豆をかけて食べるという新しいスタイル。
コーヒー豆をそのまま食べることに違和感のある方のために、挽いた豆は別のパックになっています。
私も最初は「ええ~?豆を・・・・・・?」と思ったのですが!
程よい苦みとプリンの甘みがマッチして、
これが食べてみるとクセになるおいしさ!
その後来た親子様連れのお客様も、「ワッフルがないからプリンね」とプリンを購入していかれました。
もちろんワッフルも振りもテイクアウト可能ですのでおもたせのお土産などに買っていく方も多いです。
コーヒーは店内でいただけるほか、ホットでもアイスでも、テイクアウトも可能です。
ドライブのお供にテイクアウトしていくのも良いでしょう。
スタ〇とは一線を画する美味しさです。
どんな豆が良いかは、優しい店主夫妻が丁寧に教えてくれますよ。
アグロローストコーヒーは、南部ドライブでコーヒーが飲みたくなったら、ぜひ訪れてほしいお店なのです。
☆アグロ ロースト コーヒー(AGURO ROAST COFFEE)
沖縄県島尻郡八重瀬町東風平837
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470402/47019311/
ALICE SALON(アリスサロン)
ガンガラー谷から車で10分以内。静かな高台に立つ一軒家カフェが、こちらのアリスサロンです。
一軒家の入り口にはレトロなマネキンがお出迎え。
内装はコンクリートの打ちっぱなしにシャンデリアの照明。そしてゴシック座席ごとに違う椅子など、どちらかというと女性向けのインテリア。
さて、ALICE SALONでは、ランチに加えて、この辺では珍しく夜も営業しています。夜はお酒も飲めるカフェバーになるのです。
こちらがメニュー。
ランチでオススメなのはパスタとピザ。特にここのピザは石窯で焼く本格派です。
ちなみに夜のメニューは、前菜・(パスタ・ピザ・肉料理のいずれか)・デザートで1500円。
しかし、ランチにデザートはありません。知らなかった……!
ランチのサラダ。
モリモリです。ドレッシングはたぶん手作りでしょうゆベースの味。卵の茹で加減が絶妙でした。
じゃーん!ピッツアの1番人気、マルゲリータです。
これでさらにドリンクも着いて1,000円とは安い……!
正直、食べきれなかったので包んでもらいました。(沖縄では、あまったご飯を持ち帰り用に包んでくれるのは割とどのお店でもやってくれます)
そして、こちらがパスタの1番人気、ジェノベーゼ。盛り付けは可愛らしいですが、量は結構たっぷり目です。パルメザンチーズが散らされており、上には生ハム。
自家栽培のバジルだそうです。
複数人数で来て、パスタやピザをシェアして食べるのがおすすめですね。
(水のボトルも何気に可愛くて撮影。)
ピッツアもパスタも美味しくて大満足。不思議とくつろげるお店です。
ご家族でされているお店なので、時折書いていない不定休もあります。事前に確認してから行った方が良いでしょう。
☆ALICE SALON(アリスサロン)
沖縄県島尻郡八重瀬町字具志頭1380-3
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470402/47017603/
屋宜家(やぎや)
国道507号線から看板を頼りに畑の方面へ車を100mほど走らせた先にあるのが屋宜家。
沖縄そばランキングで常にトップクラスの人気を誇るお店です。
こちらの古民家は、戦後まもなく建てられたもので、現在は国の指定有形文化財に指定されています。なんと、家の柱は家屋の重さで石の土台の上に載っているだけで、固定されていないのだそうです。
風水的にも考えぬかれて作られており、建物の中に入るとどことなく「ほっ」とした空気が流れていて、とてもくつろげるお店となっています。
中はちゃんと冷房が効いていますのでご安心を。
こちらがメニュー。
名物はアーサ(沖縄の青のりみたいな海藻)の沖縄そばなのですが、もちろんメジャーな「ソーキそば」と「三枚肉そば」もあります。
私はずっと「ソーキそば」=沖縄そばだと思っていたのですが、
ソーキは豚のあばら骨の部分を煮込んだもので、肉の種類でした……
そして、三枚肉はぶたのバラ肉のこと。普通の沖縄そばには三枚肉が入っていることが多く、三枚肉そばとあえて書いてある場合は、三枚肉がより多く乗っけられています。
ラーメンとチャーシューメンの関係と似ています?ね。
名物、アーサそばにしようかと思いましたが、女子的にはその下の、濃厚な豆乳を練り込んで作ったオリジナル麺という「大豆丸ごと豆乳そば」が気になり、じゅーしー(沖縄風の炊き込みご飯)セットにしました。
屋宜家さんは、ご飯だけでなく、沖縄スイーツも充実。
ここは「スイーツ部」として沖縄らしいものを……!と思いましたが、すでにジューシーセットをオーダーしているので、ハーフぜんざいを頼みました。
大豆丸ごと豆乳そばとジューシーセット。
そばのスープにも豆腐がトッピングされています。
生地に練り込んだ豆乳が食前の飲み物としてサービス。
かなり濃厚な豆乳でしたよ!
豆乳麺は、普通の沖縄そばと違って、どことなくまろやかな味わい。
女性人気もうなずけます!
出汁はあっさりしているのですがとてもコクがあり、飲み干してしまいました!
さて、デザートにミニぜんざいです。
沖縄のぜんざいは、かき氷なのです。
全然ミニじゃないミニぜんざいなので、氷がこぼれそう。
黒糖の蜜ときな粉が氷に全体的にまぶされて、ついつい箸…もといスプーンが進みます。
底には金時豆を甘く煮込んだものと白玉が入っていました。大満足のランチです。
母屋の隣には、団体客用の個室になるあしゃぎ(離れ)が。
グループで旅行の際はぜひ予約してみては?
☆屋宜家(やぎや)
沖縄県島尻郡八重瀬町大頓1172
http://www.ne.jp/asahi/to/yagiya/
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470402/47001738/
真壁ちなー
最後にご紹介するのは、ガンガラーの谷からは少し離れた糸満市にある「真壁ちなー」。こちらも古民家を改装したお店です。
「真壁」はこのあたりの地名で、「ちなー」とはこの家の屋号である「喜納(きな)」の沖縄の方言。
1891年(明治24年)に建てられた古い家屋ですが、戦火を免れ現存しています。終戦直後には仮の役場や診療所にも使用されたことがあるそうです。屋宜家と同じく、こちらの「真壁ちなー」も国の登録有形文化財に指定されています。
中はとても広いです。この日はランチ時間を過ごし好きではいたのですが店内は満席でした。
ちなみに「真壁ちなー」は、営業時間が短く11時から16時までしかやっていません。
また、住宅地の中であるにもかかわらず第二駐車場まであると言う人気の高さなので、もし行かれる場合は開店直後を狙う方がいいでしょう。
なぜかというと……
メニューが売りきれるからです!(切実)
ちなみにこの日は、ゴーヤーチャンプル―、じゅーしぃ、マンゴープリンなどが売り切れていました。
気を取り直して、沖縄そばをチョイス。そばは三種類のサイズが選べますが、デザートを食べたかったので小にしてみました。
デザートは何がおすすめなのかを聞いてみると、こだわりの豆腐屋さんと同じ業者から仕入れている杏仁豆腐をプッシュされたのでそちらを。
そして飲み物はどうしようかな……と見てみると「琉球チャイ」なるものが目に留まりました。
チャイといえば、本来は「お茶」のことですが、カフェなどでは、濃く煮だしたミルクティーに種々のスパイスが入っていると相場が決まっていますが、ここの「琉球チャイ」とは、実は沖縄で生産された紅茶の茶葉を使い、カルダモン・グローブ・シナモン・ジンジャーなどを入れた、新たな沖縄スタイルのチャイとのこと。
と、そこまで聞いて頼まないわけにはいきませんね。
まずは沖縄そば(小)
そばの出汁はすごくスッキリ!味があっさりしているので、豚肉の脂身が良いアクセントになっています。沖縄の豚肉ってやはり美味しいんですよね。
そしてデザート。
琉球チャイはあえてのホットを選択。砂糖が入っておらず、チャイといえば甘いのが出てくると思ってましたが、いい意味で期待を裏切られました!チャイといえば初めから甘(すぎる)ものばかりなので、他のお店もこうしてほしい……
ポットサービスでたっぷり2杯分。
まろやか&スパイシーで、飲むと身体が暖まります。冷房で冷えた体にも嬉しい。
杏仁豆腐もあっさり目です。上に乗っているのはクコの実……ではなく、アセロラ!新しい。杏仁豆腐も甘さがすくなく、素朴な風味なので、アセロラの甘酸っぱさがいいアクセントです。
サービスでハーブと黒糖のクッキーもついていました。
これがまた、チャイに合う~!
ガンガラーの谷からはちょっと遠い(車で 20分くらい?)ですが、こちらのお店もとってもおすすめですよ!
☆真壁ちなー
沖縄県糸満市真壁223
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470402/47000036/
沖縄南部エリアには、その地形や立地を活かした個性豊かなカフェがたくさん!ぜひあなたも訪ねてみてくださいね!
女子リキでは、ガンガラーの谷のツアーに参加した時のレビューを掲載しています。
ガンガラーの谷(沖縄)スピリチュアルな冒険の女子旅に行ってきた - 女子リキ
ガンガラーの谷のアクセス方法やツアー料金なども掲載していますので宜しければご覧ください。
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