銀座三越のおすすめカフェ4つ
今回は、銀座といえば!の老舗デパート「銀座三越」内にある優雅な気分になれるカフェを4軒ご紹介します。
お買い物に疲れたときに一息つくために寄るのはもちろんですが、このカフェに行くためだけに三越に行くのも良いな、なんて思える素敵なカフェばかりなので、是非この記事を読んだら足を運んでみてください。
Harrods the Plantation Room (ハロッズ・ザ・プランテーション ルームス)
世界中誰もが聞き覚えのある、ロンドン中心部にあるイギリス最大とも言われている老舗百貨店Harrods(ハロッズ)。ハロッズというと可愛いテディベアが思い浮かびますが、実はこの百貨店のルーツは紅茶なんです。
1849年に紅茶商人であるチャールズ・ヘンリー・ハロッドが創業して以降、紅茶だけにとどまらず、なんでも揃う百貨店として進化を遂げてきましたが、このカフェはそんなハロッズの原点とも言える紅茶をメインに、イギリス式の食事を楽しめます。
また、このカフェはプランテーション(紅茶農園)に建つ、イギリス人オーナーハウスをイメージしたインテリアで彩られています。そんなエントランスには書斎をモチーフにした素敵な空間が。入る前から、ワクワクしますよね。
【今回頼んだメニュー】
・ハロッズ スコーンセット 1,188円(税込)
イギリスの紅茶を楽しむなら、スコーンがなくちゃ。ということで定番のスコーンセットを注文。スコーンは2つ付いてくるのですが、プレーンとレーズンの組み合わせを選べます。
私は迷わず1つずつお願いしました。飲み物は紅茶(ハロッズブレンドNo.14かアールグレイティー)かコーヒーから選べます。紅茶のおすすめを聞くとハロッズブレンドとの答えだったので、私はハロッズブレンドを選びました。
紅茶は砂時計が落ちたら自分で注ぐスタイル。結構濃い目で出してくださるのですが、差し湯をいただくこともできるので、自分で濃さは調整できます。紅茶を注いでいる時から香りを楽しむことができて、茶葉の味がしっかりしているためミルクにも負けない、とてもしっかりした紅茶でした。
スコーンはクロテッドクリームとストロベリージャムと一緒に。あったかいスコーンにこれでもか、というほどのクロテッドクリームとジャムをつけて食べるのがイギリス流です。
すこしパサつき感のあるスコーンも紅茶と一緒に楽しむと、口の中でふんわりなめらかになっていき、クリームとの相性も抜群でとっても美味しかったです。スコーン2つは多いかな?と思いつつもペロリと完食でした。
今回は奥のソファ席に通していただいたのですが、コロニアル調スタイルの英国スタイルのゆったりしたインテリアが素敵な、銀座にいながらも異国情緒を感じさせてくれる、そんな空間になっていました。
<カフェ情報>
ハロッズ・ザ・プランテーション ルームス 銀座三越店
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 4F
地下鉄銀座駅A7出口
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13116039/
MINORIカフェ
「銀座テラス」と呼ばれている9階に、「みのりカフェ」と「みのる食堂」という2つのカフェ・レストランがあります。この階には、芝生広場やレストスペースなどがあり、三越を訪れた人の憩いの場になっています。が、あまり知られていないようでいつ行っても人があまりいなくて、隠れた穴場スポットになっています。
今回ご紹介するみのりカフェで購入食べ物・飲み物はこのフロアであればどこで食べても問題ないので、芝生に座ったり、銀座の街を見下ろしながらカウンター席で食べたりするのも良いかもしれません。
【今回頼んだメニュー】
・米粉と豆腐のドーナツ 360円(税抜)
・いちごと練乳のスムージー 550円(税抜)
米粉と豆腐のドーナツは、一口噛んだ瞬間の軽さに驚きました。ふわっふわでとにかく優しい、素材の甘さを味わえるドーナツなので、何個でも飽きずに食べられます。スムージーも生のイチゴをたっぷり使用しているようで、いちごの甘酸っぱさと練乳の甘さが相性抜群ですっきり味わうことができました。
国産の食材にこだわり、日本各地の旬の野菜や農畜産物を使用しているこのカフェでは、店頭で日本全国から届いたおすすめの食材やオリジナルグッズを購入することもできます。行くときによってもちろん扱うものは違うようなのですが、私が行ったときは、「にほんのドライフルーツ」コーナーがあり、砂糖・保存料不使用の国産果実のドライフルーツが沢山売っていました。
また、山形県から届いた、コーヒー豆を一切使用していないノンカフェインの「玄米コーヒー」なるものも売っており、色々なものを試したくなって目移りしてしまうような、楽しい場所でした。
また、このカフェはジェラートもとても美味しいと評判らしく、国産素材の旬の果物・野菜のジェラートも試してみたくなりました。
<カフェ情報>
みのりカフェ 銀座三越店
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 9F
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座」駅直通徒歩1分
東京メトロ有楽町線「銀座1丁目」駅9番出口徒歩約5分
都営浅草線「東銀座」駅銀座駅方面地下通路経由徒歩約3分
http://minoriminoru.jp/cafe/
David Myers Café (デイビッド・マイヤーズ カフェ)
銀座三越6階紳士服売り場の奥に、お店の入り口からとっても素敵な雰囲気のデイビッド・マイヤーズカフェがあります。こちらはフレンチシェフとしてミシュラン一つ星獲得の経歴を持つシェフ、デイビット・マイヤーズが手がけた日本初のお店になります。
店内はブラウンを基調に光と緑がうまく使われていて、百貨店の中にあるカフェにふさわしい、とってもラグジュアリーな空間になっていました。
【今回頼んだメニュー】
・アールグレーのシフォンケーキ 800円(税抜)
・アイスカフェオレ 800円(税抜)
アールグレーの風味がしっかりとするふわっふわのシフォンケーキは、これまたふわっふわに作られた生クリームが絶妙にマッチした、とても美味しいものでした。口どけも軽く、クリームも甘すぎないので、いくらでも食べられそうな、やみつきになりそうなケーキです。またカフェオレもコーヒーの風味がきちんとする、濃厚なミルクとの組み合わせが最高な味でした。
私はスイーツを食べるために利用しましたが、平日のお昼時だったためか、お店にいる人の8割くらいが大きなバーガーとフレンチフライのセットメニューを注文していました。
お店の方に聞いてみたところ、ロサンゼルスの「ベストバーガー賞」を受賞したこともあるという、「フェイマスデイビッドバーガーとフレンチフライ ガーリックマヨネーズ」がこのお店の名物だということでした。アメリカンサイズのハンバーガー、お腹がすいているときに来訪してロサンゼルス1位の味を食べてみたい名と思いました。
店内には、シェフであるデイビッド・マイヤーズさんの写真や、カリフォルニアのサーフィン本などが置いてあるスペースもあり、洗練された中にも発祥の地であるカリフォルニアの風を感じられる、素敵な作りになっていました。
意外なことに喫煙スペースもきちんと設けられており、ガラス張りで仕切られているので喫煙者にも非喫煙者にも配慮されており、好感が持てました。誰もが一息つくのに最適なカフェですね。
<カフェ情報>
デイビット・マイヤーズ カフェ
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 6F
東京メトロ銀座線、日比谷線、丸の内線「銀座駅」A7出口からB1F直結
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13115962/
LADUREE SALON DE THE 銀座三越店(ラデュレ サロン・ド・テ)
最後は私の大好きなカフェ、銀座三越2階にあるラデュレサロンをご紹介します。ラデュレはパリで1862年に創業された老舗パティスリーです。ここはマカロンの発祥のお店と言われており、そのラデュレでしか見ることのできない可愛い世界観と共に女の子に大人気のお店です。
私はいつも、良いことがあって少し贅沢したい時や、嫌なことがあって一人になりたいとき、平日の夜の窓際の席に座って、少しライトアップされた銀座の街を見下ろしながらマカロンを食べるのがとびきりの時間の過ごし方です。
【今回頼んだメニュー】
・ラデュレ・シャンパーニュセット 1847円(税抜)
シャンパーニュラデュレというラデュレオリジナルのシャンパンとマカロン2つがついてくるセット。グラスのシャンパンが1436円なのでだいぶお得に楽しめるセットになります。
マカロンにはいつも紅茶を合わせていたので、シャンパンと合わせるのは初めてだったのですが、目の前でボトルから注いでもらうシャンパンはとっても繊細な泡とキリっとした飲み口で、あまーいマカロンとの相性も抜群でした。
マカロン2つは、ショコラ・キャラメル・バニラ・フランボワーズ・シトロン・ピスタチオ・紅茶(アールグレイ)の中から選べるのですが、私はフランボワーズとアールグレイにしました。
甘酸っぱいフランボワーズも、あまいアールグレイも、シャンパンと合わせるとより美味しく感じ、平日の夜に銀座の夜景を見ながらいただくシャンパンとマカロンは、格別な組み合わせでした。
マカロンなんていつもは手で持って一口で食べてしまうのに、わざわざフォークとナイフを使っていただくのも、なんだか特別な気分になって素敵ですよね。
店内も、まるで16世紀のフランス革命時代にタイムスリップしたかのようなインテリアになっており、とてもロマンチックな気分になります。
休日に来ると62席ある広々とした店内でも大混雑で、入るために並ぶこともありますが、平日の夜は人もまばらで穴場時間なので、ぜひこの優雅な気分を存分に堪能するためにも、比較的すいている平日の夜に訪れてほしいです。
また、併設されているブティックではマカロンや紅茶、ケーキなどを購入することもできるので、手土産にしても喜ばれるかもしれません。
2階のサロンでラデュレの世界観を存分に味わった後は、そのまま地下1階の化粧品売り場に行ってみてください。
ラデュレのパティスリーの世界観をそのまま表現したコスメブランド「レ・メルヴェイユーズ・ラデュレ」を展開しており、このコスメも銀座三越地下1階で手に入ります。
カフェとはまた違った世界を経験できるので、ラデュレの世界を余すところなく楽しんでいただけると思います。
<カフェ情報>
ラデュレ サロン・ド・テ 銀座三越店
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 2F
東京メトロ『銀座』駅から徒歩3分
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13053865/
銀座三越に入っているとっておきのカフェ4軒、いかがでしたでしょうか?
老舗デパートの中に入っているカフェ、と聞くと敷居が高くて値段も高そうな印象を受けますが、その値段に値するサービスやメニューがきちんと用意されており、座席もとてもゆったりとしているので、ゆっくり時間を過ごすにはおすすめです。
何か良いことがあったとき、気分転換がしたいとき、百貨店の中にあるカフェを訪れてみてはいかがでしょうか?
※今回は銀座三越のカフェを紹介しましたが、女子リキでは、銀座三越にある女子向けのショップやデパ地下を紹介する記事を公開しています。
銀座三越 デパ地下・レストラン・カフェ・女性向けショップまとめ - 女子リキ
銀座三越に行く予定がある方は是非ご覧ください。
銀座三越の公式サイトは以下です。