心斎橋のスイーツがおいしいカフェ5選
世界のオシャレさんが行き交う街、心斎橋。
そんな心斎橋で注目のカフェを5件選び、★5つを最高点としてランキングにしました。
星の数が多くてもランキングが前後する場合もあります。
素敵なカフェの数が多すぎて、まずは5件を選ぶのに大変苦労しましたが、そんなところも感じてもらいながら進めていきたいと思います!!
第5位 Cafe BIGOUDENE
賑やかな御堂筋から一本入った路地にあるお店です。
お店の前にはたくさんの植物と、鮮やかな黄色の外壁に青い窓枠が出迎えてくれます。
中に入ると外国人の店員さんに「お好きな席へどうぞ」と声をかけてもらえたので、窓側の席に座りました。
店内はフランスの田舎の家をコンセプトに作られているそうで、赤いテーブルクロスや、厨房に飾るように掛けられた可愛らしいカップ、家具の細工がどこか懐かしさを感じさせてくれます。
11時開店とほぼ同時に行ったのでお客は私一人。
メニューを見るとランチのセットメニューの他に、単品でクレープやガレットが数種類。手の込んだクレープメニューがなかったので聞いてみると、15時からとの事。
他の物を頼もうとすると別の店員さんが、お客が他にいないので何でも作りますと言ってくれました。個人店ならではの融通と、温かさが有難かったです。
お言葉に甘えて、キャラメリゼバナナ&チョコレートとコーヒーを注文しました。
クレープの形にピッタリな三角のお皿に乗ってやってきました。
皮には小麦の甘さがあり、薄いのにもちっとしています。
バナナにはチョコソースがたっぷり掛かっているのでしっとりしているかと思いきや、ちゃんとパリッとした食感があります。外はパリッとほろ苦く、中はとろっとしていて、キャラメリゼされる事によって果実の甘さがより際立っています。
チョコソースは甘みが強いです。
巻いて食べようとするとバナナが逃げるので要注意です。
コーヒーは苦くて、甘々なクレープと良く合いました。
三角の可愛いお皿は食べ進めていくと、お皿の絵の中でもクレープを食べていました。
食後も楽しめる可愛いお皿です。少し欠けているのも味があって素敵です。
ディナーにも力を入れているみたいなので、肩の力の抜ける相手との食事でも利用出来そうです。
1つ気になる点を挙げるとすれば、日本人女性の店員さんが終始機嫌が悪く、外国人男性の店員さんのやる事なす事にイライラしていました。
私にはクレープの融通を利かせてくれましたが、こちらに聞こえるくらい些細な事でもずっと怒っていたので、店員さん同士の雰囲気はちょっと・・・。
★★★★☆【アクセス】
★★★☆☆【オシャレ度】
★★★☆☆【料理】
★★★☆☆【接客】
<カフェ情報>
Cafe BIGOUDENE
大阪府大阪市中央区南船場4-8-1
地下鉄御堂筋心斎橋から歩いて5分
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27063681/
第4位 幸せのパンケーキ 南船場店
最初に言わせて下さい。
このお店、食べられるまで苦労しましたー!!後ほど詳しく話させて下さい。
場所は南堀江なので少し外れます。
心斎橋筋北商店街に入ってしばらくすると、左手に元禄寿司が見えてくるので、そこを右に曲がって5分程行くと右手にあります。
外に看板はなく、テラスの中の看板に店名が書いてありました。
平日15時。
3組ほど待っていて40分以上待ちでその後焼くのに20分との事なので、その日は時間がなく諦めました。
ゴールデンウィークの平日火曜日に再チャレンジするも、リサーチ不足で月火が定休日でした。そしてゴールデンウィークの土曜日という、最強に混雑覚悟で再々チャレンジ!開店15分後に到着しましたが、既にテラスの待合席は満タン。
10組以上がウェイティングシートに書いていたので、私も名前を書いて外出。
1時間半後戻りましたが、まさかの3組しか進んでない・・・!!?
このままだと少なく計算しても、あと4時間は待たないといけないので断念しました。
ゴールデンウィークも過ぎた平日に4度目のチャレンジ。
オープン前に並ぼうと、もう通い慣れてしまった道を歩いているとお店に貼り紙が・・・まさかの移転!6月下旬まで改装の為、移転しますと移転先の地図があり、その場所に向かいました。
以前からお洒落だなと思っていたビルの2階でした。
11時になると予約の方2組を先に通して、私より先に開店待ちされていた方と私が入って席は埋まりました。
私の次に待っていた方は開店待ちしたにも関わらず、12時過ぎまで待っていました。
移転先は狭いですが、こんなに人気だとは知らなかったです。
平日30食限定、土日50食限定の幸せのパンケーキと季節フルーツのフレッシュジュースを注文。待っている間、メニューに書いてあるこだわりを熟読。
蜂蜜はニュージーランドの最高級のマヌカハニー、発酵バターは北海道産、卵は奈良産、ベーキングパウダーは使用せず無添加のこだわり素材で出来たパンケーキです。
焼くのに20分掛かるとの事でしたが、先客もいたので待つこと45分。
ぷるっぷる、ふわっふわのパンケーキが3枚、その上にアイスの様な形をしたマヌカハニーのホイップバターが乗っています。
ナイフを入れるとふわふわで、少し半生の様な口当たり。
軽いのにしゅわっとなくなるのではなく、弾力があり、ベーキングパウダー不使用とは驚きです。マヌカハニーのホイップバターは新食感で、バターのように滑らかなのに軽い舌ざわりです。
ほろ苦いカラメルとほんのり甘いホイップバター、ふわふわのパンケーキ、相性抜群です。フルーツジュースは、グレープフルーツ、バナナ、パイナップルは確認できましたが、他にも入っていそうです。
スムージーの氷無しの様な、大阪定番のあのドロッとしたミックスジュースの様な食感。柑橘が強いので後味も爽やかで、ごくごく飲めます。
パンケーキは何枚でも食べられそうで勢い良く食べていましたが、2枚目中盤から早くも満足していました。
腹持ちも良くて、甘すぎないのでランチとしてもOKです。
とにかく人気店で、待ち時間が読めないので予約した方が良さそうです。
こだわりを持っているのは理解できますが、何時間も待ってまで、このお店で食べたい!と思える程でもないと思いました。
★★☆☆☆【アクセス】
★★☆☆☆【オシャレ度】
★★★★☆【料理】
★★★☆☆【接客】
<カフェ情報>
幸せのパンケーキ 南船場
大阪府大阪市中央区南久宝寺町3-2-15 SANKYUBASHI GARDENSCAPE 2F
御堂筋線「心斎橋」駅1番出口徒歩10分
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27090007/
第3位 エルク
心斎橋の外れにあります。
地下鉄四ツ橋駅からが一番近いですが、心斎橋から堀江に行く際やその逆でも近くを通るので休憩に便利な場所にあります。
地下道のクリスタ長堀の出口からも1分くらいで着くので、わかりやすいです。
外にソファが置いてある、白木目を基調としたリラックス空間のちょっと西海岸風な佇まい。外国人観光客受けしそうなホテルとローソンに挟まれているので少しガチャガチャしていますが、そこはミナミらしさが出ています。
席に着くと料理は20分お時間頂きますとの事。
スペシャルはちみつとホイップバターの2枚とラズベリー&レモンソーダを注文しました。待っている間メニューを見ていると、注文を受けてから生地を作りはじめて、調理してくれるようです。
卵、牛乳、小麦粉、油など基本的に使用する材料全てにこだわりを持ち、防腐剤やベーキングパウダーも不使用。
お店に入った時香ばしい香りがしたので、パンケーキ屋さんなのに?と思いましたが、油にフランスの老舗オイルメーカーから取り寄せたアーモンドオイルを使用しているからでした。場所柄から女性が多いのかと思っていましたが、男性一人客もいました。
見た目はふわっふわの分厚いパンケーキ。
素材にこだわっているのでまずはそのまま食べてみましたが、優しい卵味。
そして蜂蜜をかけて衝撃を受けました!!
ドロッと濃密でとても甘く、こんなに蜜の風味たっぷりな蜂蜜を初めて食べました。
甘さが強く、濃厚なので少しで充分です。
プーさんが蜂に追いかけられてまでも蜂蜜を欲する気持ちが、初めてわかりました。笑
本当の蜂蜜を食べた気がします。生クリームも甘めなので全体的に甘々ですが、ナチュラルな素材を使用しているのでしつこくありません。
食べるとシュワッと溶ける、口当たりの良い生地だからなのかもしれません。
ドリンクはソーダの下にピンクのラズベリーが入っていて、見た目も爽やかで可愛い一品。
混ぜて頂きます。しっかり目の炭酸にレモンも相まってさっぱりしています。
濃厚な蜂蜜パンケーキと相性ピッタリです。
パスタやカレーも置いてあるので、昼食後にパンケーキを頼んでお友だちとシェアしてエルクを堪能するのも良いかもしれません。
★★★☆☆【アクセス】
★★★★☆【オシャレ度】
★★★★☆【料理】
★★★☆☆【接客】
<カフェ情報>
エルク
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-10-28 心斎橋Mマンション1F
地下鉄四ツ橋線四ツ橋駅から徒歩4分、心斎橋駅から徒歩6~7分
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27064420/
第2位 COCOA SHOP AKAITORI
心斎橋筋商店街のGUの前にある布団屋さんの筋に入って、左手にあるビルの2階にあります。ウサギが立ってくれている階段を上ります。
ドアの向かいにはココアやチョコレートの、懐かしい切り抜きなどが貼られたボードがあります。店内に入ると北欧風レトロな空間におとぎ話から出てきたような、不愛想なおばあさんが「お好きな所へどうぞ」と出迎えてくれます。
席に着き、メニューを渡され、小さな早口で「メニューは撮影禁止です」と言われます。メニューの表裏全面にココアの歴史や豆知識が書かれています。
ずっと見ていたいけど、一度目は早めに注文をとりに来たので急いで決めます。
見事にチョコレートとココアのメニューのみです。
ココアのビールや今まで聞いた事のないものもあり、とても珍しいです。
悩んだ挙句、バードネストケーキとアイスミントを注文しました。
店内はチョコレートやココアの空き缶や空き箱が至る所にディスプレイされていて、壁にもチョコレートやココアにまつわる記事やポスターが所狭しと貼られており、内装を見ているだけでも楽しく、ここだけ時が止まっているかのように錯覚します。
アイスミントは、ミントの入った緩めの生クリームがアイスココアの上に乗っている飲み物です。こっくり甘く、少しとろみのあるココアに大きい不揃いな氷がごろっと入っています。
上の生クリームはミント入りなのでスッキリしています。
混ぜると全体がスッキリまとまって飲みやすいです。
ケーキは説明文に「鳥籠に入ったロールケーキ」とだけ書かれており、謎でしたが運ばれてきて思わず可愛い~と言ってしまう程の見た目です。
説明通り鳥籠のように柵がされていて、その中にクッキーの鳥がチョコアイスの上に止まっています。その下にはメープル風味の生クリームにコーンフレーク、チョコロールケーキが隠されています。
アイスは甘さ控えめ、ロールケーキも程よい弾力で甘さ控えめで、生クリームを引き立てています。コーンフレークの食感も楽しく、クッキーもホロっとした昔ながらの味。
一口食べては内装を見渡して、ゆっくり味わって堪能しました。
ココアといえば冬というイメージで、来店日は初夏の陽気の大阪で正直「重たいなー」と思っていましたが、専門店というだけあって夏にも楽しめるメニューも豊富です。
何と言ってもおとぎ話のような店内の雰囲気は抜群で、やはりおばあちゃんがその世界観を広げていると言っても過言ではありません。
ココアやチョコレート好きはもちろん、苦手だなと思っている人にもオススメです!
実を言うと私もココアは苦手ですし、甘すぎるチョコレートも苦手で、行く前も気合いを入れて挑みました。
そんなココアのイメージは覆され、今やお勧めしたくなるお店となりました。
ここまでカカオを愛する人がいるのかと思う程、カカオ愛に溢れたお店です。
初めて店員さんに、このお店への思いや料理についてお話を聞きたいと思いました。
不愛想でなければ、おばあちゃんにカカオのお話を聞きたいですね。笑
★★★★☆【アクセス】
★★★★☆【オシャレ度】
★★★★★【料理】
★★☆☆☆【接客】
<カフェ情報>
COCOA SHOP AKAITORI (ココアショップ アカイトリ)
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-25 金子ビル2F
各線なんば駅より徒歩
心斎橋駅より徒歩
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27001500/
第1位 ダンケ 心斎橋
心斎橋筋商店街の一番奥、ユニクロとZARAの間の筋に入って一つ目のビルの二階にあります。
重厚な木の扉の横には「携帯電話マナーモード」と「通話禁止」の案内が入店前からあります。どんな空間が広がっているのかワクワクしながら扉を開くと、そこには静かにジャズが流れる少し大人な、雰囲気漂う空間がありました。
じめっとした蒸気の暑さの中に立ち込める、コーヒーの良い香り。
カウンター席と壁に向かった二人席、奥にはテーブル席がいくつかあり、少し離れて喫煙席もありました。
静かにメニューが渡され、書いている言葉に魅了されました。
「いつの日か この珈琲の香りが 記憶の糸口とならんことを たとえほろ苦くとも 生きた証として」
ここに来たのは初めてで、私の人生の連続の中の一部であり通過点。
ただの偶然なのに、水からこだわり抜かれたコーヒーを提供するお店との出会いは必然かと思わせる、深い言葉でした。
この空間に浸りながら、定番のバターコーヒーとシフォンケーキを注文。
カウンターの中には色々な形のカップが飾られていて、その中で一杯一杯丁寧に淹れている様子を見ながら待ちます。
香りはコーヒーの香りがきつめでしたが、飲むと水がとても滑らかで口当たりが良く、バターが入っているのでブラックなのに甘みがあります。チョコのシフォンスポンジに、分厚く生クリームが塗られています。
弾力のあるスポンジに、あっさりしているのにしっかりとした良質なチョコレートの味がします。生クリームはもったりしているのにしつこくなく、二つが合わさったら想像通りのベストマッチ!
そしてコーヒーとの相性も抜群です。
ケーキの生クリームにバターの風味を感じましたが、それはバターコーヒーだからでしょうか?
わからぬままお店を出てしまいましたが、また行く理由が出来ました。
店員さんは二人で、静かにお話ししているのですがとても仲が良く息もぴったりでした。
大変居心地の良い空間なので、大勢より2人くらいで行くのがオススメです。
何と日曜日以外は25時までしているので、お酒が飲めなくても、一日の最後にしっぽり、誰かと居たい日なんかも良いのかもしれません。
★★★★☆【アクセス】
★★★★☆【オシャレ度】
★★★★★【料理】
★★★★☆【接客】
<カフェ情報>
COCOA SHOP AKAITORI (ココアショップ アカイトリ)
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-2-22 2F
心斎橋駅から徒歩すぐ
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27053278/
いかがでしたでしょうか。
心斎橋はアメ村や船場、堀江など個性的な街に囲まれている場所なので、やはり個性が光るお店が上位となりました。
個人的にはミナミに行く際は用事がなくても、難波から心斎橋を抜けてアメ村に寄り道したり、船場や堀江まで行ったりする事が多いので、皆さんもミナミにお越しの際は一駅前から歩いて街並みを堪能し、疲れたらカフェで休憩する、そんなぶらり旅をしてみてはいかがでしょうか。
※心斎橋のおいしいお店をまとめた記事を見つけたのでシェアします。