沖縄「新原(みーばる)ビーチ周辺」おすすめカフェ5選
新原と書いて「みーばる」と呼びます。
新原ビーチは、沖縄のサンゴからなる巨大な琉球石灰岩の景観と透明度の高い海が注目され、近年人気急上昇中。
今回はそんな新原ビーチの周辺にあるカフェを、実際に食べ歩いて厳選いたしました!
1.食堂かりか
「海の家」的なものがない新原ビーチにある唯一の飲食店。
“Beach CAFÉ”とあるとおり、浜辺のテントが食堂になっていて、海を眺めながらテントの下で本格ネパールカレーを食べられます。
テントの下なんて暑そう?いえそれが、沖縄の暑い日差しもこの厚手のテントの下の日影だと快適なのです!風もよく通りますし、新原ビーチは綺麗だし最高の立地なのですよ。
裏手のこちらでオーダーして料金を払ったら、テントの下の席に座って待つと、料理が運ばれてきます。
ネパール人のご主人と日本人の奥様でされているカフェなので、カレーをはじめとした本格的なネパール料理がいただけます。
すごく悩んだのですが、ほうれん草&エビカレーをチョイス。
デザートとして人気なのが、こちらの「ココナッツとマンゴーのコルフィ(シャーベット)」とのことなので、併せて注文しましたよ。
海を見ながらのんびりと料理を待ちます。
沖合にはグラスボートが停泊していました。グラスボートはそこがガラス張りなので海に入らなくても海の様子が見えるという舟。新原ビーチは遠浅なので沖合まで行ったほうがたくさんの魚に会えます。
※私が書いた別記事でグラスボードを体験したときのこのがありますのでよかったら見てくださいね。
のんびりしているとカレーが到着しました。
エビとほうれん草のカレーです。すごい、ほうれん草がたくさん使われていて濃いですね!味付けはクリーミーでマイルドなのですが、スパイスが効いていて後で辛味が来ます(大好き)
ご飯は柔らかめに炊かれた雑穀米。タイカレーとかとはまた違う感じです。付け合わせのピクルクもシャキシャキで美味しい。
他のカレーも気になります…!
こちらがデザートに頼んだマンゴーとココナッツのシャーベット。
これがまたカレーの後にちょうど良い!冷たくて癒されます。甘さは控えめですが、ちょっと硬めのシャーベットは果肉の割合が多いのか、口に入れるとまろやかにとろけます。つまり美味しい!
ココナッツの風味はあっさりしていて、ココナッツが仮に苦手な方でも大丈夫な感じですよ。シャーベットが暑くて溶けても、ココナッツ風味のマンゴージュースとして楽しめます。
冷房の効いた室内カフェもいいですが、こうして自然を間近に食べるのはまた格別ですね。
景色も最高のご馳走です。
食堂かりかは、パラソルとベンチも貸し出ししているので、泳がなくてもここでまったりするのもいいかも。ちなみに、新原ビーチの駐車場は有料のところが多いのですが、食堂かりかの駐車場は、食事の方なら90分の無料サービスがあります。
海を眺めて美味しいネパール料理を食べられる、大満足のカフェですよ~
☆食堂かりか
<食べログ>
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47011198/
<Facebook>https://www.facebook.com/%E9%A3%9F%E5%A0%82%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%8B-537941086262302/
2.カフェやぶさち
「カフェやぶさち」は海沿いの高台に建つロケーショカフェです。
「やぶさち」の名前は、このカフェの近くにある琉球七御嶽(うたき)の一つ「藪薩御嶽(やぶさつうたき)」から命名したそう。
「御嶽(うたき)」とは沖縄における聖地のことですが、藪薩御嶽は琉球の創造神といわれるアマミキヨが天帝の命を受けて土や石、草木などを持ち降り、国土を作り始めたと言われる御嶽であです。カフェやぶさちの一帯はヤブサツの浦原と言われ昔から聖地としてあがめられてきた場所なのです。
藪薩御嶽は駐車場の裏手にあり、歩いて行くことができるようになっています。
さて、カフェの中に入ります。
レストランウェディングも受け付けているという店内は、白を貴重としたお洒落で明るい雰囲気です。
さらに!ここから見える海の景色が素晴らしく「絶景カフェ」の名に恥じぬ風景が楽しめます。
海側の席の景色。
このように薄いブルーのグラデーションも素敵なのですが、
夏が近くなると海の色がより鮮やかに!
季節や日差しの強さ、また潮の満ち引きにより違う表情が見られます。
メニューはフードからスイーツまで豊富。ランチ以外にティータイムでもフードが充実しています。
さらに、やぶさちで特筆すべきはスイーツ。六本木の某店から引き抜かれたというパティシエが店内で製作するオリジナルケーキが特におススメなのです。
また、ドリンクも地元の玉城のサトウキビ酢で作ったドリンクや、沖縄県産ハーブティなどもあります。ハーブティは購入も可能です。
ショーケースに並ぶケーキは、店内で食べるほかにテイクアウトも可能。
本日は一番人気というフレッシュフルーツタルトをオーダーしました。
う~ん、このまま持って帰りたい!
海側の席でいただきまーす!
フレッシュフルーツタルトですが、沖縄産の黒糖が入ったタルト生地は、とってもサクサクで、中に敷かれたふんわりスポンジと組み合わせは優しい甘さです。
タルト生地の中には質の良いクリームが盛られ、その上にはバナナ、イチゴ、キウイ、グレープフルーツ、ストロベリーなどフレッシュなフルーツがたっぷり。確かに人気ナンバーワンも頷けます。
フレンチトーストとパフェも気になりますが…こちらは3時からの限定メニューとのこと。次回はコチラも楽しみたいです!
素晴らしい海を臨むことができる、洗練されたリゾートカフェやぶさち、南部観光の際にはぜひ立ち寄りたいですね!
☆カフェやぶさち
<食べログ>
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47001210/
<HP>
http://www.yabusachi.com/index.html
3. 浜辺の茶屋
沖縄旅行の写真で、この風景を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
これの風景は、まさに浜辺に建つ「浜辺の茶屋」の窓からの景色です。
南部のロケーションカフェの先駆けとして、この地域に何もなかったころから営業されています。現在、この付近に素敵なカフェがたくさんあるのも、「浜辺の茶屋」が営業を始めたおかげともいえます。
手作りのログハウスが浜に面して建っています。
手前の席が一番海に近いのですが、満潮時には塩の具合によっては水没するスポットです。
店内はまさにログハウス。海側のカウンター席のほかテーブル席もあります。
階段で浜辺に降りられますが、満潮時はご覧のように階段の下まで水が来て降りられない場合もあります。
驚くほど透明度の高い水面が太陽の光を受けてキラキラと輝いています。
海に向けて開け放たれた窓からは目前に穏やかな波の音を聞きながらのんびり過ごすのは最高に癒される時です。潮の満ち引きで違う風景を楽しめるのもポイント。
フードメニューよりお茶と軽食を楽しむお店です。ドライブ途中にほっと休憩などがお勧めです。
浜辺の茶屋の問題は、人気がありすぎて基本的に待つことです。
10:00(月曜日は14:00)から開店ですが、10:00から下手したら行列になることも。並びたくない方には、週末限定のモーニングタイム(金~日の8:00~10:00)が狙い目です。
時間を無駄にしたくない沖縄旅行では、週末は朝早起きして浜辺の茶屋でモーニングを食べて南部観光なんていかがでしょうか?
モーニングは普段とは別メニュー。写真のアサイーボールなどヘルシーな朝食で朝を始められます。
写真のような満潮時に行きたい場合は、天気もそうですが、潮位を調べてから行くのがお勧めです。逆に、干潮時にはかなり遠くまで潮が引き、散策を楽しむこともできます。
<イノーカレンダー>
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/mr/ino-/ino-teikyou.htm
☆浜辺の茶屋
<食べログ>
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47000065/
4. 山の茶屋・楽水
「浜辺の茶屋」と同じオーナーが経営するのが、裏手にある「山の茶屋・楽水」です。浜辺の茶屋の裏手は丘陵地になっていて、「さちばるの庭」と呼ばれる、素晴らしい植栽を凝らした庭が広がっています。
石段を登り、しばらく行くと、こちらの山小屋風のカフェが。これが山の茶屋・楽水です。
山の茶屋は2階建てになっており、2階席の方の見晴らしが良いです。
この岩肌は、天然の琉球石灰岩をそのまま壁として使用しています。つまり、岩に沿ってこのカフェは建てられているのです。
南向きの窓からは光がさんさんと入ります。
海に面したカウンター席から。「浜辺の茶屋」より高台にあるので、引いたアングルで海が眺められますよ。手前の緑のコントラストが加わり、また味わい深い風景です。
食事メニューはベジタリアンでヘルシー。
こちらのカレーもお肉は使用されていません。他にはじーまーみ豆腐や天ぷらをあしらった名物「さちばるご膳」や、バジル冷麺、石窯で焼いたピッツアなどが食べられます。
他には一杯立ての炭火焼きコーヒーやトロピカルフルーツのジュースなどドリンクもバラエティ豊かなラインナップです。
また、このカフェはお茶屋食事だけでなく、裏手に広がる「さちばるの庭」の散策も外せません。
「さちばるの庭」は入場料が300円ですが、「浜辺の茶屋」もしくは「山の茶屋・楽水」でお茶やお食事をすると無料になります。
一見無造作に様々な種類の緑が生い茂っていますが、実は緻密な計算の元に植えられています。もともとの丘陵地を切り開き、造園するのに途方もない手間をかけ、さらにそれらが維持されているのです。
上る途中。ガジュマルの影から海を眺めたり、
歩き疲れたら、いくつかある上の展望台でのんびりしたりするのも素敵です。
「浜辺の茶屋」「山の茶屋・楽水」は昼間も素敵ですが、夕暮れ時も捨てがたい風景です。東~南~西に向けて開けた風景になっており、右手にサンセットが見えますよ。
単にお茶・お食事だけにとどまらないロケーションです。ぜひ歩きやすい靴でお出かけくださいね。
☆山の茶屋・楽水
<食べログ>
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47000263/?lid=chikakunoomise
<HP>
http://yama.hamabenochaya.com/
5.カフェビーンズ
最後にご紹介するのは、海が近いのに森の中にある緑につつまれた小さな隠れ家のおうちカフェ。「カフェビーンズ」です。
入り組んだところにあるので、カーナビでは裏手の違う建物に案内される場合も。
こんな感じで、ところどころ道にある看板に注目してくださいね。
この道をまっすぐ行ったところの畑のとなりにあります。
可愛い手作り風の店内です。大きな窓から自然いっぱいのお庭が眺められます。
お庭には見事なガジュマルもあります。お外のお席も魅力的ですが、実際には暑かったり虫がきたりで大変らしい(笑)です。
とっても海が近いのですが、海は見えません。
ランチメニューは裏手にある畑で自家栽培した野菜や、沖縄産の材料を使ったオリジナルのパスタとピザがメイン。
この日はお店の一押しの「2.フーチバー(よもぎ)のクリームパスタ」を、デザートまでつくBセットにしました。デザートのケーキももちろん手作りです。
ランチセットだと、ドリンクがコーヒーか紅茶かジュースなのですが、ケーキセットにした場合は、ハーブティなども選べますよ。
さて、フーチバー(よもぎ)は沖縄そばに乗っているのはよく見かけますが、よもぎのクリームパスタとは想像がつきません…!
しかし、このパスタは県内外の方からも大人気でやみつきになる味だそうです。とっても気になる!!
パスタがきました!
見た目はジェノベーゼみたいなのですが、これはすべてよもぎです。
恐る恐る口に入れてみると….
よもぎにそんなにクセが感じられず、むしろその独特の風味が玉ねぎの甘みとクリームに絡んで、ほんのりガーリック風味とよもぎのクセがいい感じに調和しています。
バジルとかとはまた違った味わいで、確かに他ではない味です…!
あえて言うと、マイルドなパクチーみたいな感じです(パクチー嫌いな私でも全く問題ありません)
とっても気になったので、お店の方にレシピを聞いたら教えてくれました!(雑誌掲載分なので引用は差し控えますね)
もし食べてみて、気になったらぜひ聞いてみてくださいね。快く教えていただけますよ。
添えられているパンは自家製酵母で焼いたものです。
さて、食後のデザートに頼んだロールケーキが来ました。
可愛いお花が散らされて、女性らしい盛り付け。
こちらの花はエディブルフラワー(食用花)のペンタスなので一緒に食べられます。
エディブルフラワー自体は味付けされていないので、本当に生の花を食べる感じ。桜の花の塩漬けなどとは違い、生花なので花びらの珍しい食感が楽しめます。
このお花も自分たちの畑で取れるものなので、毎回お花のアレンジは変ベゴニアなど花の種類によっては食感や酸味が異なるそう。
わるそうです。ケーキ全体にアレンジしたものもあります。
ケーキはチーズロールということで、マスカルポーネが入っています。
スポンジはしっとり目ですね。見た目はとても甘そうですが、チーズ風味が引き立つあっさり目のクリームで甘さ控え目です。
とっても気さくな三姉妹で経営している「カフェビーンズ」
手作りの中にも技ありの味が楽しめるカフェです。ぜひ行ってみてくださいね!
☆カフェビーンズ
<食べログ>
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47002486/
<HP>
http://yama.hamabenochaya.com/
新原(みーばる)ビーチの近くには、その素晴らしいロケーションだけでなく、素材や味にこだわる技ありの食を提供してくれるカフェレストランもたくさん。
空港から1時間以内で気軽に行ける場所なので、ぜひ沖縄旅行に来た際にはぜひ行ってみてくださいね!
今回は、新原(みーばる)ビーチ周辺のカフェを紹介しましたが、女子リキでは、新原ビーチのアクセス方法や、シュノーケル、グラスボードなどのアクティビティの紹介などを行っていますので、よろしければご覧ください。
沖縄「新原ビーチ」アクティビティやアクセス方法の案内 - 女子リキ
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