女子リキ@スイーツ部

女子リキ@スイーツ部ではスイーツがおいしいカフェの紹介や、スイーツビュッフェのレビュー、スイーツレシピなどスイーツに特化した情報を公開します。

日暮里駅・千駄木駅周辺のおしゃれカフェ5選

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皆さんご存知ですか?世界各地の旅行ガイドブックで「TOKYO」を開くとおすすめの地域ベスト3には必ず入っているのが「谷根千」。

 

特に日暮里駅西口から「谷中銀座」を経て千駄木へと続く道は、昭和レトロの癒しストリートとして今大人気のスポットになっています。そして個性あふれるカフェが密集しているおしゃれエリアとしても注目されています。

 

今回は日暮里駅・千駄木駅周辺のおすすめカフェを5つピックアップしてご紹介します。日暮里エリアでおいしいコーヒーや軽食、スイーツを楽しみたい方は是非ご覧ください。

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ショコラティエ イナムラショウゾウ

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「ショコラティエ イナムラショウゾウ」は日暮里駅から直ぐ近く。御殿坂の一本裏通りにある有名なショコラテリアです。

 

オーナーのイナムラシュウゾウ氏は国内外で一流店を経験し、多くの受賞歴を持つ日本屈指のパティシエ。そんな洋菓子のスペシャリストが作り出すチョコレートだからもう絶対美味しいはず。期待が膨らみます。

 

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閑静な住宅街に忽然と現れるスタイリッシュなお店。全面ガラス張りの店内には二人掛けのテーブルが10セットほど並べられています。

 

知る人ぞ知る超人気店なので、この日はオープンの10時目指してお店に向いました。10時10分に到着した時にはすでに2組が特等席に陣取っている人気ぶり。早速テーブルをGETしてメニューを見ていると、とにかくたくさんのお客さんがやってきます。

 

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皆さんが並んでいるちょうど左手には小さなチョコレート工房。こちらもガラス張りなのでショコラティエの華麗な技と出来立ての美味しそうなチョコレートを見られます。待っている間も飽きさせない、そんな気配りも人気の秘密です。

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写真の列の先にはオリジナルのチョコレートとケーキが並ぶコンパクトなショーケース。ほんとにかわいらしく、高級感もあるレイアウトが女子のハートをくすぐります。

こちらは撮影禁止ということでご覧いただけませんが、訪ねたときの楽しみにしていてください。

 

さて、オーダーはやはりショコラティエということでガッツリ濃厚なチョココーティングの「ブラックダンディ」を選びます。 

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そしてこちらのでいただけるコーヒーはワールドチャンピオンシップで準優勝したことがある日本人のトップバリスタが生み出すスペシャルブレンド。ということで豆の風味がダイレクトに味わえるエスプレッソを注文しました。

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どうですか?美味しそうですよね。食べてみると想像以上に濃厚でストレートなチョコの味が口いっぱいに広がります。しっかりと存在感がありながらも、小さめなので飽きがきません。香り高い深い苦みのエスプレッソと相性もぴったりでおすすめの組み合わせです。

 

帰りにはせっかくなのでおしゃれなオリジナルチョコのテイクアウトはいかがでしょう。お家に帰っても楽しめるなんて本当に幸せですね。

 

<カフェ情報>
ショコラティエ イナムラショウゾウ
東京都台東区谷中7-19-5
JR日暮里駅北口改札西口出口より徒歩2分
03-6802-5501
http://www.inamura.jp/chocolatier-inamura-shozo.html

 

 

 

Skane(スコーネ)

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飾りっ気のない佇まいに思わず通り過ごしてしまいそうな地元感いっぱいのお店が「Skane」です。

  

店頭にはテイクアウト用のこじんまりとしショーケース。店内は2人掛けのテーブルが4つだけの本当に小さなお店です。壁に沿ったシェルラックには北欧風な小物や、手作り感満載の雑貨品が並べられています。「Skane」という店名はおそらくスウェーデンのスコーネ地方から名づけられたのでしょう。

 

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こちらのおすすめは何といっても「シフォンケーキ」。多くのバリエーションの中からその日その日で数種類が作られます。今日は黒板に書かれた5種類から選びます。

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迷っていると「やっぱりプレーンが人気ですよ。」と、とっても優しそうなスタッフさんがアドバイスしてくれます。屈託のないほほ笑みに垣間見える自信。そういう事なら迷わずオーダーです。合わせてポットの紅茶もお願いしました。

 

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ほら、いかがですか?このかわいすぎるポットカバー。ほっとするようなハンドクラフトの癒し感がたまりません。こちらも店内の雑貨コーナーで販売されているので気に入ったら買って帰りましょう。そして、知る人ぞ知る評判のシフォンケーキがこちらです。

 

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シンプルなケーキを4種類の付け合わせでいただきます。真ん中の上段が「パイナップル」、下が「生クリームとブルーベリー」。そしてその右がオレンジです。

 

皆さん右上の赤いのは何だかわかりますか?見た瞬間ビーツかと思いましたが実はこちら「リンゴの赤ワイン煮」。リンゴの甘酸っぱさにほんのりとワインの香りが良く合う隠れた逸品でした。

 

そして本題のシフォンケーキ。こちらはフォークでさすとしっかりとした質感があり驚きます。けれどまったく固くなく、不思議なしっとり感と弾力が伝わってきます。

 

口に含むとほのかな甘みとふんわりとした舌触り。美味しい!今まで有名店と言われるお店の幾つかでシフォンケーキを食べてきましたが、私はこちらのケーキが圧倒的に美味しいと感じてしまいました。

 

軽さを失わずに卵黄の風味がきちんと残る絶妙な味わい。病みつきになること間違えありません。帰り際に思わずテイクアウトをしてしまいました。

 

<カフェ情報>
Skane(スコーネ)
東京都台東区谷中5-11-15
JR日暮里駅から徒歩3分
03-5832-9961
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131105/13109941/

 

 

やなか健真堂

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谷中銀座へと下ってゆく「夕焼けだんだん」。

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のんびりと腰かけて情緒あふれる街並みに夕陽が沈むのを見ることができる、そんな今話題のスポットです。「やなか健真堂」はここから直ぐ、見逃しそうな雑居ビルの脇の階段を上がった2階にあります。

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こちらはとても小さなお店ですが、その分こだわりが凝縮されていてほんとうに楽しめるカフェです。階段を上がって扉を開くと、まずはマスターが驚くほど優しい笑顔で迎えてくれます。

 

パッと見渡せる本当にコンパクトな店内。壁沿いに窓に向かってカウンターの席が6席だけ並んでいます。窓からは先ほどの「夕焼けだんだん」が一望できる絶好のロケーション。この日も早い時間でしたが満席。近くにはお寺が多いので少し散策してから再度訪ねました。

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壁面には昭和レトロのステキなモノクロ写真がさりげなく飾られ、女子大好きの和モダンテイストが溢れかえっています。このお店ならではの圧倒的な世界観、なのでオーダーも他にはないこだわりの逸品をチョイスします。

 

おすすめは「野菜だし」と御茶菓子のセット。ほっこりとした優しいお出汁と合わせるのはレアなチョコレート。「きなこみたらし」「わさび」「日本酒」と、とても気になる3種類を頼みました。チョコレート以外にもレアなコンペイトウをいただくこともできます。

 

待っている間はゆっくりと店内の和雑貨を見てみましょう。最近では多くのお店が和の小物を展開していますが、こちらに並んでいるグッズはあまり見かけないものが多く新鮮です。

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そうして待っているといよいよ登場。暖かな「野菜だし」とレアなチョコレートのセットがこちらです。

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まずは野菜だしをいただきます。…美味しい!この日は寒かったので暖かく優しい味がほんとうに心にしみます。野菜がベースなので心地良いさっぱり感があり、お菓子と合わせる事を計算した絶妙な塩加減に完全にやられてしまいます。

 

そしてレアなチョコレートはどれもしっかりとした甘さ。おだしとぴったりすぎて奇跡です。さらに驚くのはそのお値段。なんと500円でこんなオシャレなセットが楽しめるなんて、本日2度目の軌跡に遭遇です。他にもこちらでしか味わえないメニューも目白押しですのでぜひ訪ねてみて下さいね

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ちなみに気になっていたコンペイトウですが、こんなにかわいいパッケージで売っていたので思わず買って帰りました。


<カフェ情報>
やなか健真堂
東京都台東区谷中3-11-15 2F
JR「日暮里駅」の西口から徒歩4分
03-4283-5200
https://www.yanaka-kenshindo.com/

 

 

 

作れる雑貨店 う布ふカフェ

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カフェ巡りでも行く先々で思わずテイクアウトをすることが多いのですが、更に谷中銀座では必須のコロッケを購入。「これは太ってしまう…」などと思いながら、よみせ通りを千駄木方面へ向かうと右手にあるのが「う布ふカフェ」さんです。

 

これだけ名前が大きく出ているので迷うことはまずありませんね。店頭に向かって右手はソフトクリームや名物の「大学いも」などのポテトスイーツのテイクアウトコーナー。

 

「豆腐ミルク」のソフトクリームは要チェックです。真ん中のガラス張りの引き戸が入り口なります。右手に並ぶかわいい和雑貨は谷根千巡りのお土産にぴったりです。

 

店内のメインの打ち出しは季節を感じさせる「ひな祭り」グッズ。広々とした空間を活かした豊富な品揃えはとても楽しめます。たくさんの人が道すがら入店してくるのも納得です。

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「作れる雑貨店」と銘打たれたこちらのお店では「伊勢型紙の型彫り体験」「摺込み染め体験」「がま口製作」そして「苔玉、苔ボトル」などが体験できます。

 

どれも基本のコースは3,000円程度とお手頃なので女子会には最適。わいわいと楽しみながら貴重な体験が出来て尚且つ作ったものが持ち帰れるのです。

 

素敵な思い出にもなること間違えありませんね。ちなみに体験できるアイテムはそれぞれ商品としても売られています。

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こちらは苔玉。こうしてみていると自分の手で作ってみたくなります。

さて、カフェコーナーですがこちらはお店の奥。やはり広々として落ち着けます。

 

この日は前もって評判を聞いていた吉野くずを使った「くずきり」をオーダー。待つこと約10分、注文を受けてから作るくずきりは見たことのないほど透明です。

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くず粉の中でも寒水を使う独特の晒し製法で粒子が細かい吉野くず。出来立てならではの弾力と、とてもすべすべとしたのど越しは絶品です。

 

沖縄産の香ばしい黒蜜を贅沢に付けると幾らでも食べられますね。また、くず粉にはイソフラボンが多く含まれていて最近では健康食としても注目されつつあります。美味しいスイーツをヘルシーにいただけるのはうれしいことです。

 

ウィークデーのお昼時には地元の皆さん絶賛の「谷中カレー」やベーコンの効いた「谷根千ガレット」もおすすめ。気取らずにお腹いっぱい、リーズナブルに地元のソウルフードを楽しめます。ちなみにホームページは日本語の他に英語と中国語。外国のお客さんが多いのもうなずけます。


<カフェ情報>
作れる雑貨店 う布ふカフェ
東京都文京区千駄木3-40-16
地下鉄千代田線千駄木駅から徒歩3分
03-5842-1939
http://www.huudo-bunka.com/ufufu-cafe/

 

 

 

ケープルヴィル

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千駄木駅の程近く、不忍通りの一本裏路地にある隠れ家カフェが「ケープルヴィル」さんです。そこはかとなくエスプリの香りが漂うオシャレな店頭がこちらです。

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古びたコンクリートの建物の1階がカフェ、2階は写真館。ガラス張りの店頭に直に書かれたフランス語のメッセージやトリコロールが印象的ですね。店内には6人掛けのウッドのテーブル席が2つだけ。キッチンとレジはなぜか日本間で、そしてなぜかそこにはステキな紅茶の缶がレイアウトされています。

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ブックカフェのように並べられているのは正統派の写真集やアート本、そして2階のスタジオで撮影したファミリー写真のアルバム。ほとんど人通りのない裏路地の景色と心癒される写真に目を移していると、時間の感覚がだんだんと薄れてゆきます。

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「今と昔」「アートと文化」「日本と西洋」。庶民的だけど何となくアカデミックな雰囲気は、永井荷風の「ふらんす物語」や映画「アメリ」を彷彿させてくれます。ちょっとだけ文化人気取りで、今回オーダーするのはこのお店の名物でもある「プレーンスコーン」と「生コーヒー」。

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スコーンはまさに焼きたてで暖かく、バターがしっかりと効いています。サクサクとした食感ですがスコーン独特のパサつきは全くなく上品でまろやかなお味。

 

ホイップクリームもジャムも必要ないほど完成度の高い焼き上がりです。そしてコーヒーは地元日暮里の注木の“生豆焙煎専門店”「カメヤマ珈琲」の作り出す「生コーヒー」です。

 

日本ではほとんどお眼に掛かれない少量焙煎機でオーダー分だけを焼き上げ、ハンドピックで不良の豆を取り除く手間暇かけた製法。まろやかでもたれない優しい味わいはスコーンの甘さと良く合います。

 

かわいい七五三のサンプルアルバムを開きながら、さらにまったりと流れる時間。癒し空間に小さく流れるボサノバを聴きながら、女子1人でもゆっくりとくつろげる。「ケープルヴィル」は今日暮里、谷根千でNO.1のおすすめカフェです。


<カフェ情報>
ケープルヴィル
東京都文京区千駄木3-42-7 1F
千代田線千駄木駅2番出口 徒歩3分。
JR日暮里駅西口 徒歩10分
03-5834-8500
http://www.capleville.jp/

 

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