サンシャインプリンスホテル イチゴのスイーツビュッフェに行ってきた
冬場の時期に旬を迎える果物と言えば、イチゴだと思いますが。そんなイチゴを思いっきり堪能できるスイーツビュッフェに行ってきました。
今回は池袋にあるサンシャインシティプリンスホテル内にある、『カフェ&ダイニングChef’s Palette』のディナー&スイーツビュッフェです。ホテルのロビーを抜けるとすぐの場所にある、メインのロビーラウンジになります。
こちらのスイーツビュッフェは、夜の時間帯でもスイーツを楽しめるというなんとも珍しいビュッフェです。
18:00~20:30LOで21:00までの営業になります。食事がメインではなく、あくまでもスイーツがメインのビュッフェになります。もちろんその日にシェフがおススメの軽食も置いてあるので、食事としても楽しめるかと思います。
入口や店内は茶色を基調にした落ち着いた雰囲気です。さっそく席に案内されて、スイーツを取りに行きました。
一口サイズのイチゴのスイーツがずらりと並んでいて、どれも美味しそうでした。
実はこの日、あらかじめ予約をしてから行ったのですが。なんと土日は1か月後まで予約待ち、平日も金曜はうまってしまっているという人気ぶりでした。
この日も夜19:00に行きましたが、ほぼ満席で、人がたくさんいました。
そのせいもあってか、スイーツはなくなってしまっているものもありました。でも、スタッフさんが様子を見ながら新しいスイーツを持ってきてくれるので安心です。
スイーツはだいたい15種類ぐらい常備しています。あとはパスタやカレー、揚げ物、グラタン、冷製のアンティパストのような軽食も置いてあるので、甘いものとしょっぱいものを交互に食べたりもできます。
私はスイーツビュッフェに行っても途中でなぜかしょっぱいものが食べたくなってしまうので、これはすごくありがたいです。しかも軽食も一口で食べられる小ぶりなものながら、種類も豊富です。
でもやっぱり最初に食べたいのはスイーツです。小分けにできるように9つに仕切られたお皿に、スイーツとフルーツコーナーにあるイチゴをとってさっそくいただきました。
カップスイーツもありましたが、まずはケーキからいただきました。左上からイチゴのタルト、チェリーのタルト、中段がイチゴのババロア、左下がショートケーキ、イチゴのヨーグルトタルトです。
イチゴのタルトは、タルト生地の上にイチゴがのっているのですが、シロップがしみ込んでいて甘みが強い感じです。でも一口サイズなので、ぺろっといけちゃいます。
フルーツコーナーに置いてあるイチゴと一緒に食べると、酸味と甘みを感じられてより美味しく食べられます。
チェリーのタルトは、生地と一緒にチェリーを練りこんだ焼き菓子のような感じです。生地のアーモンドプードルがしっかりと効いていて香ばしさがあります。
そこにチェリーの甘酸っぱさが加わって、しつこくない味です。イチゴのババロアは、イチゴ本来の味がしっかりします。酸っぱさがあってさわやかな感じです。
下のスポンジ部分も少ないので、しっかり食べごたえはありますが重たい感じではありません。ショートケーキはこれぞ王道!という感じです。
クリームが結構しっかり乗っているのですが、甘すぎずさっぱりしていて、そこにイチゴの酸味がプラスされていくらでも食べられそうな味です。小さい一口サイズなのに、中にもしっかりイチゴが入っています。
イチゴのヨーグルトムースはヨーグルトの味が先にきて、後からふんわりイチゴの風味が口に残ります。柔らかい触感なので、少しお腹がいっぱいになっていたとしても食べられるかと思います。上のクリームとムースの相性も良くて、さっぱりしています。
フルーツコーナーのイチゴももちろん食べ放題なので、スイーツの合間にイチゴを食べるのもおススメです。フルーツコーナーにはその他にグレープフルーツやライチなども置いてあります。さっぱりした味のフルーツが多いので、スイーツの合間に食べるのにいいと思います。
私は結構酸味が効いていた方が好きなので、ババロアとヨーグルトのムースがお気に入りです。コーヒー、紅茶、ジュースなども飲み放題なので、食べるケーキと合わせて飲み物も変えるといいかもしれません。紅茶もピーチやダージリンなど、たくさん種類があります。
続いてはカップスイーツと先ほどなくなっていて食べられなかったケーキを取りに行きました。カップスイーツも常時たくさんの種類があります。
イチゴ以外にもコーヒーやほうじ茶のスイーツもありましたが、今回はイチゴをメインで食べてきました。左上からバナナとイチゴのムース、イチゴのレアチーズ、中段がいちごのカスタードプリン、左下がイチゴとレモンのゼリー、イチゴとホワイトチョコのムースです。
カップスイーツも大きすぎず小さすぎずの程よい大きさです。2~3口で食べ切れてしまうぐらいの大きさなので、味も楽しめるし、何種類も食べられると思います。
まずは最初に食べられなかったバナナとイチゴのムース。下のムースがチョコレート風味の味になっています。上のムースのバナナの風味が結構強めで、がつんときます。
後味でほんのりイチゴの味がします。3層になっていて見た目もキレイです。結構甘いので、飲み放題のブラックコーヒーと一緒にいただきました。小さいのに満足感のあるケーキです。人気でなくなっていたのにも納得です。
イチゴのレアチーズは柔らかめの触感でするっといけます。ふわふわ&しゅわしゅわの触感とイチゴとチーズの酸味が癖になる味です。チーズケーキというよりは、ムースに近いような感じです。クリームチーズの味もしっかりします。甘すぎないので、あまり甘いのが得意でない人でも食べられるかと思います。
イチゴのカスタードプリンは、ちょっと固めのカスタードプリンという感じです。下のカラメルシロップが、ちょっと苦めでカスタードの甘みが引き立ちます。
イチゴの酸味も少しありますが、甘みのが強いので、甘いものが好きな人にはたまらない1品なのではないでしょうか。無糖のコーヒーや紅茶と食べるのがおススメです。
イチゴとレモンのゼリーは、結構弾力があって食べごたえがあります。上のクラッシュしたぜりーと、真ん中の弾力があるゼリー、一番下のシロップ漬けのフルーツの三層になっています。
触感の違いを楽しみながら食べられるので口の中も飽きません。味も甘みよりもレモンとイチゴのWの酸味が強くて、とてもさっぱりします。
私はこのゼリーを他のスイーツを食べている合間にお口直しのように食べていたのですが、ほどよく口の中がすっきりとするので、そのあとにまた甘いスイーツがたくさん食べられました。
ゼリーもすごく人気なので、ビュッフェ代に並んでいたら取っておいた方がいいかもしれません。
イチゴとホワイトチョコのムースはスプーンに乗せられたフォルムがとても可愛らしいです。2層の色合いも春っぽくて、見ているだけでテンションが上がります。
上にホワイトチョコのソースがかかっています。ムース自体はあまり甘すぎないのですが、ホワイトチョコのソースがアクセントになっています。こちらは紅茶と一緒に食べるとスッキリ食べられるのではないかなと思います。
画像を見ていただくと、合間にイチゴが置いてあるのがわかりますでしょうか。こちらのスイーツビュッフェには、2種類のショコラファウンテンがあります。
ホワイトチョコとストロベリーチョコの2種類です。ピンクとホワイトのショコラファウンテンは、見た目にも可愛く、私が行った時も女性が結構並んでいました。
イチゴとマシュマロが置いてあるので、チョコにくぐらせていただきました。ホワイトチョコとイチゴの組み合わせが、六花亭を思い出すような感じですごく美味しかったです。
イチゴのチョコは、マシュマロにつけて食べると、ちょっとあたたかくなったマシュマロとイチゴのチョコがマッチして美味しいです。
さて、こちらのスイーツビュッフェには目玉となるスイーツがあります。それは『デモンストレーション』というものです。
デモンストレーションとは、その場で調理してくれるスイーツの事です。その時期によって種類が違うそうなのですが(HPに詳細は載っています)、今回はワッフル バニラアイス添えと、いちごヨーグルトのアイスでした。
自分の席にある席札を、調理場に持っていってオーダーをすると作り始めてくれます。そのまま席で他のビュッフェを楽しんでいると、席まで運んでくれるのでとても便利です。
しかも食べたいときに作りたてを食べられるのは嬉しいです。少し時間がかかるので、ちょっと早めに頼んでおく方がいいと思います。
ワッフルですが、その場で一つずつ焼いてくれます。薄めのワッフルにバニラアイスとイチゴ、ブルーベリー、イチゴのソースがかかっています。
ビュッフェ用とは思えない本格さです。シェフが盛り付けてくれたワッフルは見た目もとてもキレイです。
ビュッフェなので、小さ目かなと思っていましたが、結構大きいです。お腹いっぱいの時だと、食べきれない可能性もあるので、早めに頼んでおいた方がいいかと思います。
ワッフルの生地は周りがサクサクで、中はふわふわしています。うっすらとバターの香りがして、香りも楽しめます。薄めなので、フォークだけで切り分けられます。
ワッフルがアツアツの状態なので、バニラアイスがちょっと溶けてその温度差がまた美味しいです。上からかかっているイチゴのソースもあまり甘くないですし、凍らされたフルーツの酸味が効いています。ワッフル本来の味が楽しめました。
もうひとつのイチゴヨーグルトアイスですが、こちらはコールドクックと言って、冷たい鉄板の上で、アイスや材料を混ぜてくれるものになります。
コールドストーンのアイスクリームをイメージしていただくといいかと思います。
ベリー系の元のアイスに、ヨーグルトや凍ったフルーツを冷たい鉄板の上で混ぜてくれます。味は結構さっぱりめでスイーツビュッフェの〆にいいかなと思います。
こちらのビュッフェ、スイーツももちろん美味しいのですが、軽食も本格的です。
スイーツにもありましたが、軽食にも『デモンストレーション』があります。その場で茹でて、ソースや具材を混ぜ合わせてくれるパスタです。
今回はポルチーニの入ったカルボナーラでしたが、ランチの時や時期によって内容が違うようです。
こちらはパスタを茹でるところから始めるので、最初に頼んでおくといいかなと思います。1皿は少し小さ目で、通常のパスタの4分の一ぐらいの大きさです。
二人で行って1皿を頼んだのですが、1人1皿頼んでも大丈夫だと思います。パスタはほどよいアルデンテな硬さで、リングイネタイプです。
パスタの具材であるポルチーニやパストラミビーフもしっかりした大きさで、食べごたえがあります。カルボナーラソースはチーズの味が強めです。クリームもしつこくなく、さらっと食べられる大人のパスタという感じです。
サラダバーにチーズが別でおいてあるのですが、チーズ好きな人はさらにこのチーズを足して食べるとより美味しく食べられると思います。
軽食のビュッフェも種類は豊富で、バラエティに富んだ内容です。
一口大のサーモンムーズや、キッシュ、ポテトグラタン、サラダ、一口バーガーなど、味が濃すぎずさらっと食べられるものも多いです。大人から子供まで楽しめそうな内容だなと思いました。
ガッツリ食べたい人には、フライドチキンやカレーなどもあります。
これだけ種類も多く、美味しいビュッフェですが。価格は一人3,500円とリーズナブルです。ディナービュッフェで都内でこの価格で楽しめるのは、他にはあまりないのではないでしょうか。
私はスイーツ→軽食→スイーツ→サラダ→アイスという順で食べたのですが、どれも味が強すぎないので、女の人や甘いのがそんなに得意でない方でもたくさん食べられると思います。
小さくて可愛らしい見た目と、その小ささに詰まったシェフこだわりの味が堪能できます。「夜にスイーツビュッフェ?!」と行くまでは思っていましたが、全然ありだと思います。
軽食もあるし、取りに行ったときにスイーツがなくなっていても、順次追加してくれるので、ちょっとずつよそって楽しむのがいいかなと思います。
こちらのビュッフェですが、3月末まで行っているようです。店員さんによると、月曜や火曜は比較的空いているそうです。予約は必須だそうなので、気になる方は電話にて問い合わせてみてはいかがでしょうか。